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こども哲学のあれこれ

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こども哲学とは、子どもたちが輪になって、身近なテーマについて「なぜ?」「どうして?」と疑問に思ったことを自由に発言したり、聴きあったりする対話の場。今まで関わったこども哲学の大/…
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#こども哲学

こども哲学@湘南T-SITE

こども哲学@湘南T-SITE

ご縁あって、今年から湘南T-SITEにてこども哲学に関わる機会に恵まれました。コロナ禍でしばらく停滞していたが、2020年8月26日にビギナー(幼児)コース、アドバンス(小学生)コースのアシスタント講師をつとめました。

久しぶりのこども哲学の活動テーマは、気持ち。
幼児は、様々な表情イラストからいろいろな気持ちについて考え、最後に「楽しい気持ちになる」絵を描きながらプチ対話。
小学生は、質問ゲー

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2020年2月こども哲学@横須賀学院小学校

2020年2月こども哲学@横須賀学院小学校

先月に続き、横須賀学院小学校の1年生と2年生、それぞれのこども哲学の時間に参加しました。

一年近く共に過ごしてきたクラスメイトだからこそ、率直な意見を言って互いの衝動や感情がぶつかる場面もあるとのこと。そこで、今回は「ともだち」について考えることになりました。

まずは、クラスメイトの〈好みの〇〇〉を当てるゲームでウォーミングアップ。好きな授業の科目、好きなポテトチップスの味、好きな遊び場など、

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図書館哲学カフェ@豊島岡女子学園

図書館哲学カフェ@豊島岡女子学園

2019年7月17日、NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダの理事と共に、学校の図書館で学生たちと哲学対話する幸運に恵まれました。

記憶が曖昧な部分もあるのですが、学校では年に3回、哲学カフェを定期的に開いて、学生の任意参加としているようでした。私が参加した第21回目は、全員が中学生というメンバー構成でしたが、哲学カフェ参加経験がある学生が初めて参加する人にグラウンドルールを教えたり、問い

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塩田千春展でこども哲学ワークショップ@森美術館

塩田千春展でこども哲学ワークショップ@森美術館

8月8日(木)、11日(日)、森美術館で「塩田千春展で “こども哲学” しよう」ワークショップにボランティアとして参加しました。



NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダから、理事3名と私を含めたボランティア8名が参加。森美術館とVivita, Inc.のメンバーと共に、ファシリテーターを務めました。2日間で、のべ34名の小学生(3年生~6年生)が参加し、塩田千春展をみるところからス

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2019年10月こども哲学@横須賀学院小学校

2019年10月こども哲学@横須賀学院小学校

2019年10月11日、横須賀学院小学校の「こども哲学」の時間にお邪魔して、小グループのファシリテーションを担当しました。

前回、子供たちが見つけたたくさんの問いの中から、事前に下記15個をピックアップ。校長先生にも見ていただいて、さらに7個に絞っていきました。

・なんで1ねんせいからはじめるの?
・なんで学校に行くときはランドセルをせおってなきゃいけないの?
・なんでお金は大切なものなの?

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2019年9月こども哲学@横須賀学院小学校

2019年9月こども哲学@横須賀学院小学校

2019年9月13日、横須賀学院小学校の「こども哲学」に参加しました。

今年の4月から、月に1度「こども哲学」を重ねてきた1年生と2年生。冒頭、こども哲学のルールを確認する場面では、積極的に手を挙げて元気よくこども哲学のルールを振り返りました。

自分の考えを言うことは得意でも、相手の話をきいたり、互いに考えを深めていく様子がまだ多くは見られません。そこで、なぜ?やどうして?と思ったことを問

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第三回こども哲学@横須賀学院小学校

第三回こども哲学@横須賀学院小学校

2019年6月3日、横須賀学院小学校が導入した「こども哲学」の時間にて、小グループのファシリテーターを担当しました。

三回目となるこの日は、「しつもん」がテーマとして取り入れられました。
とにかく発言したい子供たちが互いの意見を聞き合うために、質問しあう「質問ゲーム」のなかで、5個ほどの選択肢を用意し、一人ひとりの考えを聞いていきましたが、積極的に発言する子供たちの感性や素直さに圧倒される時間と

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第一回こども哲学@横須賀学院小学校

第一回こども哲学@横須賀学院小学校

2019年4月27日、横須賀学院小学校が新たに導入した「こども哲学」の時間にて、小グループのファシリテーションを担当させていただきました。

はじめて「こども哲学」にふれる小学校1年生・2年生に対して、NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダアーダーコーダーの理事から、「哲学」とは、もやもやすることを、じぶんにすなおになって、みんなでいっしょにかんがえること、と説明がありました。

子供たちの

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「絵本でこども哲学」 松戸市青少年会館

「絵本でこども哲学」 松戸市青少年会館

2018年3月10日、NPO法人こども哲学おとな哲学アーダコーダのボランティアスタッフとして、こども哲学の場に参加しました。当日、思いがけず小グループのファシリテーターを担当させていただくことになり、ドキドキしながら進めた対話メモです。

【ファシ担当グループの詳細】
・年齢:小1-小3
・人数:3名
・時間:50分
・題材:バルバルさん
・対話ダイジェスト:
→話してみたい登場人物とその理由

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