見出し画像

新年度のスタートを切る1日前


雑談


29歳にして、5年生4クラスの学年主任を終え、身分不相応だと思いながらも何とかやり終えたことに安堵していたのも束の間、学年主任2年目がスタートします。(新年度が始まるまでは学年は言えませんが…)
去年は雨で十分に桜を堪能できなかったのをよく覚えています。今年は本当に毎日お花見日和というような日が続いていて、地域の桜から、野洲川河川敷の桜、彦根城の桜まで堪能してきました。そして、妻の実家の桜が数年ぶりに咲いたということで、いつもより幸せを感じる春になっています。

新しい組織がスタートする日の気持ち


皆さんは4月の新年度の始まりをどのような気持ちで迎えますか?人事異動もあり、お世話になった先生と別れ、新しく来られた先生と共に仕事をスタートする日。「初めまして」の挨拶から、新たな学年団で「よろしく」まで、僕はベタではありますが、気持ち新たに、そして新たな実践ができるとわくわくした思いであります。

学年主任2年目で成し遂げたいこと


おこがましいけれど、学年のメンバー(先生も子どもも)が「学校に行きたい!」って思ってもらいたい。それが今年僕が成し遂げたいことです。じゃあ、そのために何をしていったらいいのか、ということを言語化するために今回この記事を書いています。どうぞお付き合いください。

①子どがもわくわくする授業


学校の中で多くの時間は子どもも教師も授業をしています。だから、今年は去年以上にこの授業づくりに徹底的に拘ってやっていきたいと思っています。子どもがわくわくする授業っていったい何かなって考えた時に、いろいろとあると思いますが、僕はこれだと考えています。

自己決定の機会を増やす

子どもたちは決められた内容をレールに沿って教えてもらうことに辟易としています。けれども教師は教科書に沿って、もっと言えば学習指導要領に沿って指導すべき内容があるので、どうしても教え込みになってしまいがちです。しかし、その内容も授業づくりを少し工夫し、子どもたちが自己決定、自己選択する場をつくっていくことで「わたしたちで学びを進めている!」という自己有能感が生まれ、結果的に「今度は何をしようかな!」とわくわくする授業になっていくと考えます。

②教師がわくわくする授業


これは人によって異なります。こだわりがあればあるほど違います。ですが、それでよいと思います。その先生が一番わくわくする授業を考え、実践していくことが大切です。ですが、学年主任としてゴールは揃えておきたい。それぞれの学級で全く別々のことをしていると学年団の意味がありません。だからこそ、学年団でわくわくする授業づくりをマクロの視点でとらえていきたいと思います。

飲み会で言われたこと


最後に、昨年度のメンバーで飲み会をしたときに、先輩の先生から言われたこととそこから考えたことを書きます。

「あなたは市ではもう一目置かれている。同期ではかなり頑張っている方だと思う。だから次は県の仕事を取ってやっていけよ。」

ありがたいお言葉でした。周りから評価されていることは本当にありがたい。ですが、同時にもやもやするものもありました。上を目指したいという思いはあります。けれども、有名になりたいわけではない。別に一目置かれようと置かれまいとどっちでもよくて、ただ、自分の信じてやってきた実践が評価されることはうれしいし、これからも信念と好きなことで教師を続けていきたいのです。いつも教室に軸足を置き、半径5メートルを幸せにする。そして、いつか地元の滋賀の教育をもっと輝かせる役を担いたい。そんなミッションをもちながら明日から新年度をスタートします。皆さん、がんばりましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?