🔰Welcome

Introduction

　このアカウントでは作者自身の備忘録として、これまでに探訪した温泉、銭湯を紹介していきます。とはいうものの銭湯探訪を投稿している方は沢山いらっしゃいますので、その中でも私のお気に入りであるスーパー銭湯及びモダン銭湯に焦点を当てていきます。現在は東京に居住しているため、とりわけ首都圏エリアが中心となります。

スーパー銭湯について

　位置づけとしては、一般的な銭湯(公衆浴場)と健康ランドの間となります。町中の銭湯の様にお風呂を楽しむことができるだけでなく、賑わう健康ランドと同じく食事処、ゲームコーナー、理髪店を揃えています。それでいて、施設の広さや料金は両者の間くらいの「ちょうどいい」施設です。主に土地代のかからない地方主要都市に店舗があることが多いですが、昨今の人口減少や燃料代高騰で閉店する店舗が多くなっています。その一方で、人の集まる都心部の若い世代にをターゲットとした都市型店舗の数が増えています。

スーパー銭湯チェーン 「湯楽の里 船橋店」
日曜日の日中は多くの家族連れで賑わっている

スーパー銭湯チェーン 「極楽湯 幸手店」
20年近く営業したが、昨年閉店してしまった

モダン銭湯について

　こちらは一般的な銭湯のうち内装を現代風にした施設です。現在の銭湯では燃料費高騰や利用者、後継者の不在等様々な理由により店舗を畳んでしまうケースを見かけます。そこで、日本の銭湯文化を守り多くの人々にもっと利用して貰いたいと一念発起した店主、企業、デザイナー達がリニューアルを行い始め現代的な雰囲気に衣替えした店舗や、大掛かりな改装はなくとも様々な世代に利用されている店舗を纏めて私は「モダン銭湯」と呼んでいます。流行の「ととのい」ブームに加えて、自治体が定めた入湯料でスーパー銭湯に比べ安価で利用できることや、随所にレトロさを残しつつも改装前に比べて明るく清潔な入りやすい内装になったことでこちらも幅広い年代の利用者が大幅に増えています。特に東京都心部では単にリニューアルを行うだけでなく、これまでと全く違う入浴の場だけにとどまらない独特のコンセプト・内装・サービスを持つ「デザイナーズ銭湯」と呼ばれる業態に生まれ変わり人気を集めています。

上野エリアにある銭湯「東上野 寿湯」
半世紀以上の歴史を持ち、現在でも親しまれている

王子エリアにあるデザイナーズ銭湯 「COCOFUROかが浴場」
閉店した店舗を引き継ぎ、全く新しい様相に生まれ変わった

投稿内容・投稿日について

　投稿内容はこれまでに探訪したスーパー銭湯やデザイナーズ銭湯の紹介となります。「百聞は一見にしかず」ということで、実際に訪れてみてどう思ったかという感覚的な部分を共有できればと思っています。
　最初は多めに。慣れてきたらマイペースに投稿していきます。こういうものははじめは楽しくても義務感を覚える様になってしまうと次第に嫌になってきてしまうので。物事の継続が難しいのはそれ故かもしれませんね。あくまで趣味ですので、自分のモチベーションが持続する様にやっていきます。
　ひとまずは年度終わりまでの3か月は平日の偶数日の公開を予定しています。また、毎月26日(風呂の日)は閑話休題としてあえて銭湯探訪記録以外のことをコラムの様に書いていきます。万が一26日が休日の場合は28日公開になります。

投稿者について

　銭湯に取り憑かれたのは社会人になって数か月後のこと。1日中コンピュータとにらめっこした終業後、肩の痛みを感じながら歩いているとたまたま近くの銭湯を発見。入ってみたらとても気持ちよくて、痛みが抜けて心身共に楽になりました。その時の感覚は今でも鮮明に覚えています。それからは「ストレスを感じたら銭湯」、「嬉しいことがあったら銭湯」、「何もなくても銭湯」と気がつけば殆ど毎週行く様になり今では生活のルーティンとして欠かせなくなっています。丁度1年前に2か月ほど海外へ出張する機会があったのですが銭湯はおろかバスタブすらない状況が続いたのでだいぶ辛かったです…
　こうして新たなお湯を開拓しているうちに、せっかくならば記録に残そうと思い立ち筆を取ることにしました。といいつつもブログを副業にできる人の様に意識高め教養高めな文章は書けませんが、自分の抱いている楽しさが皆様に伝われば良いなと思っています。
　ちなみにここまで書いてなんですが、サウナには入らない派なのでどうぞお見知りおきを。熱湯でサ活と同じくらいの効果が得られると思っています。あと電気風呂も苦手です…

最初の探訪記録はきりよく明日の10月10日(銭湯の日)から！どうぞよしなに。