見出し画像

「勝ちたいですか」

皆さんへ質問です。

「勝ちたいですか」
「そのための努力を惜しみませんか」

先輩先生の恩師の名言より

図書館で先輩先生と立ち話をしていたら、話が長くなりかけていたので、
「ちょっと外繰り出してみますか」
と先輩先生が言ってくれた。

この日を心待ちにしていたのだ。
先輩先生と二人でゆっくりと話ができる、こんな光栄なことはない。
かっこいい、と心の底から思う先輩がそう声をかけてくれたのだ。
それは嬉しいに決まっている。

その日はずっと話を聞いてもらったり、
先生の昔の話、考えていること、大切にしていることを話してすごく盛り上がっていた。

その話の中で、私が、
先生が「大切にしている言葉、忘れられない言葉はなんですか」
と聞いた時の返事が忘れられなかった。

今日はその時の言葉をエピソードと共に書き留めておきたい。


先輩先生は陸上に本気で打ち込んでいた方だ。
本気で打ち込んでいた学生時代、部活動の後の振り返りの時間の時に恩師の先生に言われた言葉、それが、

「勝ちたいですか」
「そのための努力を惜しみませんか」

だったと。
この一言で、背筋が伸びたそう。

この言葉あったから頑張れた
この言葉を追いかけて走った
と先輩先生は話していた


この言葉を聞いて、
同じくらい何かに打ち込んだことがないことを恥ずかしく思ったと同時に、
「勝ちたい」って思うからには努力を惜しまない自分が必要なんだと痛感させられた。

何かに勝つのは、言うのは簡単で、実行するのは鬼難しい
自分の休みたいという甘えに勝つ、スポーツなどの勝負に勝つ、批判や抑圧に勝つ、過去の自分に勝つ

人間は数え切れない「選択」を毎日しており、
何かに「勝つ」もしくは「負ける」ことを迫られる経験は山ほどある。
(負けること、失敗することは悪というわけではない、むしろGoodだが、今回は「勝つ」ことの凄さについてフォーカスするので、一旦置いておこう)

「勝つ」ってことが簡単な目標ではないことの方が多い。
そんな中で、安易に「勝つ」とだけ言って怠けていないだろうか
本当に色々なことを捨てて「努力を惜しまず」その目標に向かっているだろうか


色々と考えさせられたけど、なんだか今の自分は何にも100%をかけられていない気がする
最近の自分は、
人生を達観して、他の人の頑張りを「ほぉ〜〜」って傍目で見ていて
しらけた人間だなってつくづく思うことがある
熱くなり切れないし、泥臭く頑張れないし、まぁいいや、このくらいでいけるだろうと。

こういう時、周囲や自分の状況を達観できちゃうと、自分がやけに嫌になるからやめたいなって思う
そしてそのループ


何かに100%をかけることって簡単じゃない。
超貴重な力だ。
その力は、他人にもその意欲がどんどん浸透していくと思うし、表現の仕方さえ上手になっていけば、もっともっと周りもついてくるかもしれない

そのためには自分の思っていることを「上手に」伝えていく必要があるんだろうな。

自分を少し見失いかけている今の私へ
「勝ちたいですか」
「そのための努力を惜しみませんか」

それに対して今の私はこう答える

「勝ちたいです」「ですが心の準備ができていません」

さらには、
そんな甘ったれた決意じゃ勝てないぞ、と自分に言い聞かせたい。

だからこそ、今の自分をもっと掘り下げて、何をしたいのか自分を知って
「勝ちたい」
と自信を持って向かいたいものに出会いたいなと思う


さて、あなたは何がしたい?
あなたはどう生きたい?
どんなウィニングランを走りたい?


そう自分に問いかけて、また今日も変わらず私は歩み続ける

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?