平子

小学校の先生。日々考えたことを綴ります。平日はサボりがちです。きっと。

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マガジン

  • 失われたドーナツの穴を求めて

    自分を見つめ直す、自分のためのエッセイです。

最近の記事

インスピレーション

私は考えることが好きだ。授業など、わりと自由度高くアイデアを出せるものを考えるられることは特に。 また、同じくらい、人のアイデアを見ることも好きだ。 「CAMPFIRE」とか、沢山の人の秀逸なアイデアで溢れていて見ていてワクワクするし、そこからインスピレーションをもらえることもある。 最近、「これはすごい・・・」と思ったものがある。 素敵な建物のデザインに惹かれたのはもちろん、「地域の人たちが気軽に立ち寄ることができる縁側のような老人デイサービス」というビジョンに向け場を

    • 開放的

      今日は朝からNHKの方が何名か取材の為に授業をみに来てくれた。「STEAM教育」がテーマだったから、2年生だけどArtと Scienceを軸にした授業をした。磁力を使ってアートを楽しむ授業。 「アルミホイルはキラキラしてるからくっつくと思って持ってきたのに、くっつかない!」「硬い缶は磁石にくっつくけど、柔らかい缶はくっつかない!何で?」など次々と生まれてくる不思議を楽しみ、洋服を絵の具まみれにしながら表現も楽しんでいる子ども達の姿は輝いて見えた。 最後の振り返りの時、1人の子

      • 観察スケッチ3.29

        • 観察スケッチ2022.3.26

        インスピレーション

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        • 失われたドーナツの穴を求めて
          19本

        記事

          3連休最終日は何しよう。

          3連休の最終日にやったことを絵日記に。 最近何やら流行っている「観察スケッチ」も面白そう。やってみたいなぁ。

          3連休最終日は何しよう。

          自らに引き寄せて考える

          しばらくぶりのnote。2022年は「今まで試行錯誤していたリフレクションを自分のものにしたいな」と考えているけれど、どんな方法が自分に合っているのか分かってすらいない。リフレクションの「良さ」すら実感できずじまいだ。でもとりあえず今日は、noteに気軽に、何気ない日を書きたいように残してみたいと思う。            ✳︎ 昨日、新出漢字の学習をしていた。新しく学習する漢字は「耳」。今まで学習してきた漢字の中ではバランスが難しく、ポイントを押さえた後、クラスの子ど

          自らに引き寄せて考える

          自分のよさと、友達のよさ。

          「オープン学級通信」というお題があったので、今年度の初めに出した学級通信を載せて、改めて読んでみた。             *  4月8日の始業式では、久しぶりにみんなの元気な顔が見られて嬉しかったです。教室では「ジオード」についての話をしました。ジオードとは、岩石の中が小さな結晶でおおわれた天然の水晶のことです。中の結晶は数千年〜数百万年という長い時間をかけて成長していくそうです。また、ひとつとして同じものはなく、中身がどうなっているのかは割ってみるまで分からないのだ

          自分のよさと、友達のよさ。

          その時の感情や想いも乗っけて、瞬間を未来へ連れていこう。

          「ファイルカメラ」って知っていますか。 一言で言うと「昔のカメラ」。 撮れる枚数は決まっているし、液晶画面もないものだから、どんな写真が撮れたかなんて、すっぱりさっぱり分からない。 はじめてファイルカメラで撮った時は、どんなものが撮れたか気になって、ちゃんと撮れたか心配で、後ろの蓋を開けちゃいました。そしたら光が入っちゃって、変な写真のできあがり。 一言で言うと「不便なカメラ」。 でも、その変な写真も、実は僕のお気に入り。ベンチに座ってあたふたしながら、こっそり裏蓋を開け

          その時の感情や想いも乗っけて、瞬間を未来へ連れていこう。

          『欲望に満ちた青年団』

          久しぶりにギターを引っ張り出して、おそるおそる弾いてみましたが、案の定全然弾けません。柔らかくなった左手の指達が「もうやめてくれ!」と悲鳴をあげていました。 ONEOKROCK『欲望に満ちた青年団』

          『欲望に満ちた青年団』

          『欲望に満ちた青年団』

          400kmはなれた人との3分間の応援合戦。

          2020年8月5日、午後7時46分。 僕の頭のうーんと上を、ISSが通過中。 ISSにも名前があって、あれは「きぼう」って言うらしい。 とっても近くに見えるけど、ホントはすごく遠いらしい。 とってもノロマに見えるけど、ホントはすごく速いらしい。 噂によるとISSでは、「宇宙飛行士」が暮らしているらしい。 中にいる宇宙飛行士さんは、いったいどんな人だろう。 小さい頃から勉強家?いつの日からか冒険家?はたまた実は宇宙人? 中にいる宇宙飛行士さんは、今、何をしているだろう。 無重力

          400kmはなれた人との3分間の応援合戦。

          小さい世界の大きな出来事

           そいつは突然やってきた。6ー1前のろう下にやってきた。自分の体よりも大きいほどの、ホコリをたくさん巻きつけて。  そいつの名前は「クワガタ虫」。平べったい体をしているから、おそらくヒラタクワガタだろう。体長は小指程度だが、足をわさわさ激しく動かし、自分を大きく見せようとしているようだった。  どこからともなくやってきて、ホコリまみれになりながらも、必死に体を動かす姿を見て、先生は思った。  「もしかしたら、このクワガタ虫は、何かから逃げてきたのかもしれない。」  そこ

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          オンラインの可能性を探る

          小学校の教師が、テーマを一つ決めて好き勝手に喋っているラジオです。 第1回「オンラインの可能性を探る」 テーマについては1:20〜 ※花粉症が暴走しています。申し訳ありません。

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          オンライン対話型鑑賞に参加して。

          オンラインでの対話型鑑賞に参加しました。アートを「みる」だけでなく、「考える」、「話す」、「聴く」というプロセスを通じて参加者と鑑賞していくものです。 「答え」が飽和していく現代において、「自分なりの答えを探す」アートの分野がビジネスでも注目され、「アート思考」という言葉を様々なとこで耳にするようになりました。 昨年度、答えのない問への向き合い方を校内研修で考える中で、アート思考に興味が出てきたので、対話型鑑賞にクラスで取り組み研究しようと思っていたんですが、、、コロナの

          オンライン対話型鑑賞に参加して。

          自分のよさと、友達のよさと、ジオードと。

          休校が続いていますが学級通信をつくりました。伝わるといいなぁ。

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          「探求」とは〜単元づくりのポイント〜

          校内研修に向けて、総合的な学習の時間における単元づくりについて考えました。ここに載せておこうと思います。

          「探求」とは〜単元づくりのポイント〜

          エゴかミッションか。

          今日は「みん職フォーラム2020春」に参加しました。3/21、3/22の2日間で開催されるオンラインでの学びの場です。沢山の先生方が様々な話をしてくださいます。参加者はプログラムを見て、何時の誰の話を聞くかは自由に決めることができます。(フェスみたいな感じ?) その中の「ミドル世代ダイアログ」という対談会で、エゴとミッションについての話がありました。対談されていたのは、坂本良晶さん、正頭秀和さん、木村彰宏さん、かわひ〜さんです。 * 学校で何かに取り組んでいる時、ふと「

          エゴかミッションか。