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子育て経験がないと保育は出来ない?!

そのような記事が最近出ていて盛り上がっていたようですが、なんというか私的にはあまり関心がないというか、当然あることくらいにしか思えなくて、、

私が子どもを保育所に預ける側の保護者だったら『この先生、若いけど大丈夫かな?!保育士になり立てみたいで当然子育て経験ないだろうし、保育出来るのかなあ?』って第一印象は思うと思います。

それが普通じゃない?!

違うのかな?最初から保育士だし、若いけど100%お任せして大丈夫!って思うものなのかな?

それは冷静に考えると、その人の人格や育ちに関係しているのかもしれませんね。

発達的に考えたら、幼い頃から人への信頼が充分育っている方なら、‟保育士だしプロだし大丈夫”って保育士というだけで信頼出来るんだと思います。

私は実はそういう大人に育つような保育がしたい!笑

そう考えると、私は人への信頼が充分に育っていないと言えます。ハッキリと(+_+)

それは私自身の今でも課題だと思っています。

ちょっと話はずれましたが、、

保育士なら保育が出来るのが当然なんです、本当は。

なので、保護者に不安にさせないようにする必要があります。

保護者の中には私のように人への信頼が定着していない方も居ます。

そんな不安や不信感を抱いている保護者の方が居たら、保育士の専門性で打ち消す必要があると思います。

それは例えば日々の引継ぎや保護者懇談などで、講義5でも触れていますが、お子さんの今の姿の説明を成長発達の根拠に基くようにお話しすることとかですね。

簡単に言えば、保育士として勉強してきたことを日々実践するということだと思うんです。

それが出来たら、さすが保育士は一般の子育てとは違って、子どものことを深く理解して保育をしているんだなあ、、と感じてくれるのではないかなって思います。

でも個人的な正義感や感情的な話し方、成長発達の根拠に基づかない話からお子さんの姿を説明してしまうと、不信感を持たれるかもしれません。

また、家族支援という部分でどれだけ保護者の方のタイプやご家族や環境も踏まえて、適切なアドバイスや支援が出来ているかにもよると思います。

まだ保育士としての経験が浅い時期は、家族支援のような人生経験や深い人間性を問われるような支援は難しいと思います。誰がやっても笑 なので家族支援の部分だけはベテラン保育士が担当することも多いと思います。それも当然かなと思えます。それこそ子育ての苦悩の話や嫁姑問題、パートナーさんとの問題などに共感的に受け止められる必要があったりしますので。

それは保育自体の話というよりもその保護者さんやご家族に課題がある場合ですので、保育とは別の支援が必要です。保育はその背景も含めて考える必要はありますが。(講義7保育士としての保護者支援

保護者の方に保育士が本当に信頼して頂くためには、一緒に子どもを見守る支援者として、精一杯保育をして日々子どもの成長発達を喜び合うことを積み重ねるしかないのかなと思っています。

地道な作業ですが汗

若い保育士の場合、あまり意地を張ったり、変なプライドを持ったりせず、また無理したり背伸びもせず、日々出来る限り精一杯保育をしていれば、いつかは伝わる!って思っているくらいなのがいいのかもしれません。

若いということはある意味では保育では大変な武器です。子どもの年齢に近いというだけでも武器です笑 すぐには難しくても卒園までにはという気持ちでもいいのかなって思ったりしますので、若い保育士には思い切り保育を楽しんでほしいと思います。

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