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鹿島アントラーズ

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鹿島アントラーズについての記事です
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#Jリーグ

ヴァイラー招聘から岩政新監督就任までを整理してみた

■ヴァイラー招聘・招聘の一番の理由は勝つため ・招聘までの経緯 現代サッカーの勉強をしているブラジル人をリサーチ タイトルを獲っているか獲っていないか ↓ リサーチするもいない ↓ ポルトガル人をリサーチ ↓ 4人面談 ■ヴァイラー退任・マネジメント方法のずれ ・選手評価基準のずれ ■岩政新監督就任・期待と今後の方針 ・ヴァイラー招聘時の条件との矛盾

エレケのプレー見たよ

YouTubeを漁って、新外国人エレケのプレーをチェックしてみた。フルマッチを見れてないので実際の印象と異なる部分もあると思うが、参考程度に読んでいただければと思う。 ■印象 ・コンディション良ければバケモノレベル ・トップスピードになったらドリブルやばそう ・純粋なポストワーカーっていう感じではなさそう ・シュートの力みとかは少なくてエヴェより繊細かも ・サイドに流れて仕掛けるの好きそう ・ポジショニングも悪くない ・ストーン役もこなしてくれそう ・ファーサイドから詰め

染野唯月とフィルミーノの話

鹿サポ界隈で「ソメミーノ」と呼ばれる選手がいる。高卒3年目の染野唯月だ。その語源は現在リヴァプールで活躍するブラジル代表ロベルトフィルミーノから来ており、プレースタイルを重ねている人もさぞ多いことだろう。 そんなことで今回は染野とフィルミーノの話をしていく。 ■そもそも染野は意識しているのかリサーチをかけたところ、高校時代のインタビューにて染野は確かにフィルミーノの名前を出している。プロになってある程度の時間が経った今、意識しているかは不明だが、少なくとも高校時代の彼は意

牛島スカウトについて

正式的なリリースはないが、鹿島のスカウトに新任で湘南から牛島氏が就任したという情報が流れてきた。個人的にはほぼ確定だとみている。そこで今回は、その牛島氏についてまとめていく。 ■どんな人物なのか牛島氏の経歴について。 サガン鳥栖で分析とスカウト 湘南ベルマーレで強化担当兼スカウト (福島の提携クラブである湘南と福島のスカウトグループリーダー) 2クラブを経たのち、今年鹿島のスカウトに就任。ちなみに自身は佐賀大学時代に選手として天皇杯を経験しているらしい。 プロ経験はな

2021シーズンレビュー

鹿島アントラーズの2021シーズンが終了した。ということで本記事ではさまざまな視点から今シーズンの鹿島を振り返っていく。 ■データあれこれ言う前に、まずは数字の部分を参考に振り返る。比較対象は直近5年間。 【2016シーズン】 リーグ優勝 ルヴァン予選敗退 天皇杯優勝 54戦 30勝 勝率55.6% 6分 18敗 85得点 平均1.6 57失点 平均1.1 26.3歳 【2017シーズン】 リーグ2位 ルヴァンベスト8 天皇杯ベスト8 49戦 33勝 勝率67.3%

沖からスンテへの交替を考えてみた。

シーズン終盤になって正ゴールキーパーが交替した鹿島。今回は、なぜ相馬監督があのタイミングでスンテに切り替えたのかを考えてみたという記事。 ※ちなみにスンテ起用のメリットは以下記事で書いてます ■沖のパフォーマンスまずは当事者である沖のパフォーマンスから。率直に言えば、交替直前の試合である天皇杯川崎戦は酷かった。キックミス、ハイボールの不安定さ、ある意味、沖が伸ばすべきポイントが露呈された試合でもあった。その中でも特に僕が気になったのは、振る舞いの部分。気のせいかもしれない

スンテの起用について考えてみた。

広島戦、久しぶりに出場したクォン・スンテ。今回は彼の良さや起用することによって何をチームにもたらすかを考えてみた。 ■ゲームコントロールGKは試合の中でボールを奪えるポジションでもないし、極端に攻撃参加しない限り時間が限定される。その中、彼の特筆すべきプレーとしてゴールキックによるゲームコントロールが挙げられる。個人的に沖を起用するときと一番大きな違いが出る部分だと思っているプレーだ。例えば、チームが劣勢でバタついてるとき、スンテは極端に時間をかける。この時間によって、フ

欧州クラブから鹿島復活へのヒントを探る【A・マドリード ディエゴ・シメオネ編】

前回、大変多くの反応をいただいたリバプール編に続いて今回はA・マドリード ディエゴ・シメオネ編。 ■参考>2011年12月に資金難に苦しむ選手時代の古巣アトレティコ・マドリーに監督として舞い戻ると、わずか半年でヨーロッパリーグ制覇。翌シーズンはコパ・デルレイを獲得し、3年目となる13-14シーズンには巨大な戦力差を覆してスペインリーグ優勝、そして世界最高峰の舞台チャンピオンズリーグで準優勝という、誰もが予想し得なかった快挙を達成した。資金力の差を物ともせず「やればできる」を

鹿島の選手を欧州の選手で例えてみた。

今回はラフな内容を投稿。笑 僕は日頃、鹿島とヨーロッパの試合を見ていると「_っぽい選手だなぁ」って思うことが多々ある。そんなわけで鹿島の選手(日本人で10試合以上出ている選手)を欧州の選手で例えてみた。決して上位互換とかの話ではない。 ※色々な見方があると思うので、ぜひご意見ご感想お待ちしてます! 沖悠哉ケパ・アリサバラガ(チェルシー) 沖はケパかな。キック上手くてビッグセーブもするけど、守護神としての佇まいとか貫禄をつけている最中みたいな。 永戸勝也アンドリュー・ロ

奈良竜樹は戻ってくるのか?

今シーズンよりアビスパ福岡にレンタル移籍した奈良竜樹。今回は彼が来年鹿島に復帰するのかを争点にまとめていく。 まずは、僕が奈良をどう見ているか話したいと思う。加入当初、背番号3を与えたことに賛否はかなり分かれ、不要論さえでたのを覚えているが、僕としては、鹿島がCBを補強する上ではこの上ない貴重な日本人CBだと思った。背番号の捉え方はそれぞれあるとして、ピッチでは明らかに戦力になると思っていた。しかし、フィジカルコンディションも含め、どうもリーグ終盤になっても気持ちがノってな

鹿島アントラーズの新人獲得戦略を展望してみた

執筆:パダワン サムネイル:AKIRA 編集:タケゴラ Jリーグも折り返し。夏の移籍市場が動き出すと共に、各クラブの強化部は次年度に向けた新人のスカウトや交渉を進めているだろう。もしかしたらこの記事が出る頃には鹿島が新人選手の内定リリースを出しているかもしれない。 そこで今回は、鹿島アントラーズの新人獲得戦略について考察していこうと思う。鹿島は現在、常本佳吾を筆頭に林尚輝、早川友基らの大卒組が徐々に即戦力として組み込まれつつあり、個人的には戦略の潮目が変わりそうな予感がし

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【徹底比較】 犬飼・町田と昌子・植田

右サイドバック比較企画に続き、第二弾の今回はCB編。ここまでチームの柱になりつつある犬飼・町田コンビと今や日本代表の常連、昌子・植田コンビを比較。犬飼と町田は度々、歴代のOBと比べられる印象を持つのでこれを機に改めて実績を確認したいと思う。 ■比較方法前回同様にFootball LABのチャンスビルディングポイント(CBP)を参考に比較する。 >CBPとは、「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会を構築することができたか」を独自のロジックにより数値化した指

【仮説】相馬監督と鹿島強化部が抱えるジレンマ

ルヴァンカップのタイトルを落とした現状を踏まえ、今鹿島が抱えているだろうジレンマを以前取り上げた記事の相馬監督版として整理していく。※あくまで仮説 ■相馬監督就任前回同様に時系列に沿って、相馬監督と強化部の視点で整理してみよう。 強化部 ・コーチ要請当初から次期監督の有力候補だった ・ザーゴから吸収しながらいずれ「欧州+鹿島」を体現してほしい ・想定よりも早い監督就任要請 ・ザーゴ体制でタイトル獲得、ベース構築完了後が想定のベストタイミング ・またOBだけど今回

大改革は本当に必要なのか

※この記事は個人の意見、推論になるので読み流し程度に扱ってもらえればと思います。 先日行われたリーグ戦で好調マリノスに対して、ザ・鹿島と言わんばかりの内容で勝利した鹿島。大改革からOB監督の就任、鹿島らしさを取り戻すことに軌道修正するなどの「迷い」が見えるチームに対してでた反応はポジティブなものが多かった。これまで、監督交代後の鹿島は勝利しても「このままでいいのか?」感が漂っており、もやもやが隠せなかった。 しかし、今回だけは違ったような気がする。 支配率が低かろうが、