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休職中の過ごし方

目次
・はじめに
・1か月目
・2か月目
・3か月目

・はじめに
はじめまして!私は有名私立大学から急成長中のメガベンチャーに入職して、半年で適応障害になり3か月休職した男です!
今は復職して3か月たちますが、今も変わらず苦しい毎日を過ごして、いつ再発するかの瀬戸際にいてます(笑)

もう3か月たってしまいますが、まだギリギリどんなことしてたか覚えているうちに書き残しておこうと思います!

これから休職する人や、今休職している人などいっぱいいらっしゃると思います。役に立つかは分かりませんが、適応障害になって3か月休職した男のリアルな話なのでそんな人もいるんだくらいに見ていただけると幸いです!


・1か月目 「無気力と自己否定」
まず1か月目ですが、本当に何もしていないと言っていいくらい行動していないと思います(笑)
めちゃくちゃ悩んで休職して、その反動もあって自分はダメな奴、休職してしまった、、今後のキャリアどうしよう、、新卒一年目で人生終わった、、彼女や大学の友達にどう思われるだろう、、家族に見放されたらどうしよう、、自分は社会不適合者だ、、いないほうがましかな、、
大げさでなくこのようなことを思っていました。

病院にも行っていましたが、数分現状を話すだけで特に解決することや気持ちが晴れることは全くありませんでした。

毎日YouTubeをだらだらとみて、ご飯を食べてお風呂に入って寝る。この繰り返しでした。幸いにも彼女がいたためたまに遊んだり、まだ働いていない親友もいたためその子と遊んだりもしていました。あと家族も仲良くて姪っ子や甥っ子と遊ぶことも多々ありました。
たぶんこれがなかったら本当に病んで死ぬ直前まで行ってたんじゃないかなとも少し思います。

最初に何をするかなど目標を立てましたが、それを達成するような気力はもちろんなく、以前は好きだった自己啓発の本など活字を読むことさえ億劫になり全くできませんでした。

とにかく1か月目は「無気力と自己否定」がぴったりの日々を過ごしていました。


・2か月目 「多少のやる気・行動」
2か月目に差し掛かりようやく少しずつ行動するようになりました。

というのも、1か月目の終盤に復職できるかの面談がありそこでいろいろ話しているうちにこのままじゃ本当に戻れないし、時間をただ浪費してしまっている、彼女や友達に恰好がつかない、情けなすぎる!という感情に包まれたからです。

主に一番取り組んだのが「筋トレ」でした。
なぜ筋トレなのかというと、筋肉がムキムキだとかっこいいからです。
(理由が完全にあほですね(笑))

ただこの時は本気で精神がやられているのだから、せめて肉体だけでも強くしないと!っていう気持ちでした(笑)
あと彼女を守れるように強くならないと!とも思い本気で始めました。

時間だけは腐るほどあるので、分割法で「胸→肩→背中→腕→脚→休息日→胸・・・」と週6日の1回2時間~3時間の筋トレをしていました。
仕事しながらは絶対に無理だ、、(笑)

この時は自分のアイデンティティみたいなもので筋トレしているからまだ許されるみたいな謎の考えがありました(笑)
自分を認めてあげる唯一の方法でした。
筋トレしているときは他のことを忘れられて自分自身と向き合える。
これはぜひおすすめです!(こんなにやらなくていいし、長時間しなくていいです!笑)

今も筋トレの習慣は続いていて、体もだいぶ変わりました。
この時本気で筋トレに向き合った自分をほめてあげたいです。


・3か月目「海外旅行」
3か月目はビックイベントが2つあって、1つが「初一人海外旅行」2つ目が「彼女と初海外旅行」です!

3か月目になって謎に過去最高の行動力を発揮しました(笑)
今まで一人で旅行などはしていたのですが、ここで海外を選びました。

この行動にいたった経緯が、私の会社が休職できる期間が3か月と決まっており、それを超えると自主退職という形になってしまうためでした。
正直これまで復職するのか転職するのかについて全然考えていなかったため、言われたときはマジで焦りましたが、この時の自分に真っ先に浮かんだ考えが「転職しようか?それとも復職するべきなのか?」ではなく「やばい、自由な時間がもう無くなってしまう、、」でした。

そこで思い切って海外に行くという選択肢をとったのです。

アメリカに行こうか?サッカーを見にイギリスに行こうか?いろいろ考えた末に選んだのが、、

「タイ!」

理由はただ一つ物価が安いから(笑)
最近は円安でヨーロッパやアメリカなんか新卒1年目の3か月給料がない奴がいけるとこではありませんでした(笑)

旅行先での詳しいことなどは機会があればnoteに書いてみようと思いますが、総じてめちゃくちゃよかったです!

日本じゃ見れない光景がめちゃくちゃ広がっていて、特にびっくりしたのがお店の人が携帯触りながらお客さんを待っていることでした。
チップ文化あるのにそんな接客で大丈夫!?ってこっちが思いました(笑)

ただそれが向こうの文化で当たり前の風景でした。
日本のようにお客さんが神様で店員さんはしっかりと接客をしないといけない。責任をもって仕事をしろ。(もちろんタイにも責任もって仕事している人が多くいると思います)こういう日本のあたりまえみたいなのがみじんも感じられなかった。だからこの時の自分にはすごくいい刺激になったし、少し肩の荷が下りたような気がします。


1人旅から帰国し、数週間後に彼女とバリ島に行きました。
こっちはまるでハネムーンのような日々を過ごして本当に最高でした。

一人旅は自分の価値観を広げたり経験として良いし、彼女との海外旅行は非日常を二人で楽しめる、こういうところに楽しさがあったと思います。

ウブドに向かうため行きと帰りタクシーに乗りました。
このタクシーの運転手さんが本当に最高でめちゃくちゃ優しかった!

行きの人は途中で頼んでもないのに有名なコーヒー屋さんに連れて行ってくれて初めて飲むコーヒーを紹介してくれました。(アプリで手配しているため時間が経ったり寄り道しても運行料金は変わりません)

帰りの人は有名な観光地を教えてくれたり、途中で露店に寄ってバリの伝統的なスイーツを自腹で買って食べさせてくれました(笑)

たぶんこの旅行では当たりを偶々引けただけで、気を付けた方がいいとは思います。ただ海外には日本にはないような光景が広がっていて、そこで育った人たちの価値観に触れることができて本当にいい経験ができました。


この3か月間をかなり簡単にそして明るく書いてみました!(笑)
ほんとうはこれ以外の日々は結構地獄なときもあって、毎日自分の価値のなさや、不出来さなど自己否定を繰り返して泣くときも多くありました。

ただ休職したからこそできた経験もあるので悪いことばっかりではなかったのかな、、?(笑)

たぶんこれを読んでくれている人の中には同じように休職していたり、復職しても苦しんでいる人もいると思います。
僕もこの2日間休んでしまってかなり自己嫌悪に陥っています。たまに今でも死にたいとか、誰もいないところに行きたい、一人になりたいって思います。

でもなんとか生きてるし、生活しています。
今後もどうなるかわからないけど時間が解決してくれると信じて1日1日生きてみようと思います。

適当に過ごしながらやっていこう。


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