奥川地域づくり協議会

西会津町・奥川地域は人口減少が進み、高齢化の進行や若年層の減少、子どもの減少により、地…

奥川地域づくり協議会

西会津町・奥川地域は人口減少が進み、高齢化の進行や若年層の減少、子どもの減少により、地域活力の低下が懸念されています。ここでは地域の自慢と誇りを再確認し、地域課題解決のために考え、実践し、地域住民の福祉増進、産業振興、生活文化振興等に寄与することで、協働の地域づくりを推進します。

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  • 奥川の暮らし体験記🗻

    • 2本

    奥川に縁あって滞在される皆さんの奥川での暮らし体験を綴ってもらった日記をこちらではまとめています。

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「奥川地域づくり協議会」って??

1. 設立背景・趣旨  奥川地域は、西会津町の北部に位置する山間地域です。合併して西会津町となった当時から人口減少が進み、高齢化の進行や若年層の減少、子どもの減少により、地域活力の低下が懸念されています。これまで地域活性化のために奥川地域づくり会議による加工所の設立・運営や、奥川健康マラソン等の地域イベントを開催するなど、地域おこし活動が活発に行われてきましたが、近年ではコロナ禍や人口減少の影響により活動は停滞しつつあり、鳥獣害の増加や農地の荒廃等、地域を維持していくのが困

    • 歩いて奥川の歴史を感じる、奥川七観音ウォーク!

      奥川七観音ウォーク開催! 2024年6月2日(日曜日)西会津町の奥川地区で「奥川七観音ウォーク」が開催されました。当日はあいにくの雨でしたが福島大学生を含む多くの方が参加しました。約14kmの道のりを美しい景色を眺めながら歩き、歴史のある7ヶ所の観音様を参拝しました。 歴史と文化を感じるウォーク 参加者は、町民の皆さんのご協力で作成された「オリジナル御朱印帳」を手にしながらそれぞれの観音様の御朱印を集め、ガイドの岩橋義平さんの話から奥川地区の歴史や文化について理解を深めて

      • 田植えイベント開催報告!〜泥んこになって田植えに挑戦!米作りから見える奥川の暮らし〜

        令和6年5月26日(日)晴天に恵まれた中、奥川地域で田植えを開催し地域外の学生や社会人に田植えを体験していただきました。 参加者は和気あいあいとした雰囲気と田んぼの泥を踏む感触を楽しんでいた様子で、初めて田植えをする子どもたちも、大人に植え方を教わり泥んこになりながら1本1本苗を一生懸命植えていました。 参加者の中には、何度も参加している方もいて、奥川地域が目指す「未来型-結-」のカタチが進んでいることを感じとても嬉しく思いました。 田植えは横一列で苗を一定の間隔で植えてい

        • 令和6年度奥川地域春の人足イベントレポート〜地域の内と外の助け合いで地域を支える〜

          奥川地域の「結」の文化を次の世代へ 奥川地域には、古くから「結(ゆい)」と呼ばれる相互扶助の文化が根付き、水路整備や草刈り等の作業や農作業、家屋修繕などを互いに助け合いながら生活を営んできました。しかし、昨今の人口減少・少子高齢化等影響でその文化は薄れ、地元民だけでは地域の維持、運営も難しくなっている現状があります。そこで奥川地域づくり協議会は、地域を活性化あせるために「結」の精神を現代に復活させる「未来型・結」という取り組みを約4年前よりスタートしました。「人足にんそく」

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          令和6年度 奥川地域づくり協議会総会〜地域づくりの歩みが2歩目3歩目と着実に進んでいることを実感〜

          はじめに 令和6年4月21日西会津町奥川未来交流館において令和6年度奥川地域づくり協議会総会を開催され、昨年度に作成した「地域ビジョン」をはじめとする令和5年度の事業報告と決算、令和6年度の事業計画と予算について議案を提出し可決承認されました。(詳細については下記参照)質問や意見も多く、令和5年2月の設立総会から1歩を踏み出したこの会は、奥川地域づくり協議会の活動が理解されると共に、地域活動が活発になったことで、2歩目3歩目と着実に歩みを進めていることを実感する総会でした。

          令和6年度 奥川地域づくり協議会総会〜地域づくりの歩みが2歩目3歩目と着実に進んでいることを実感〜

          視点の変化で見えてくる新たな風景  ~奥川地区ドローン映像鑑賞会~

          奥川地域づくり協議会では、新たな視点から地域を見つめ直すきっかけづくりを進めています。その取り組みの一環として、奥川地区にある全20の集落をドローンで撮影した映像を上映しました。 この映像は、西会津町役場職員でドローンアーティストとして活動されている青津京介さんに約1年かけて制作していただきました。 今まで見たことのない、まるで鳥になったような視点の映像は、遠くまで流れゆく川や連なる山々がとてもきれいで、たくさんの木々に囲まれた中にある集落の映像からは人が暮らしを営んでいる

          視点の変化で見えてくる新たな風景  ~奥川地区ドローン映像鑑賞会~

          公民館満員御礼!奥川地域ドキュメンタリー上映会🎥

          雪降り始め、肌寒くなってきた冬の奥川みらい交流館で、約100名近い地域住民が大きなスクリーンの前に集まった。西会津国際芸術村に滞在していたアーティストが、土地の記憶を次の人に語り継ぐように、今、その地域で繰り広げられている出来事を映画として制作し、その映画を元に鑑賞者が対話をすることで、新たな民話として紡ぎ出すドキュメンタリー制作ユニット”つぎのみんわ”が、奥川地域を数ヶ月の間撮影してきました。そして晴れてドキュメンタリー映画が完成し初回の上映会が行なわれました。 ”つぎの

          公民館満員御礼!奥川地域ドキュメンタリー上映会🎥

          越後会津・奥川お米ナイト!in 三鷹 ~世界一のお米で卵かけごはん!🍚🐣~

          越後(新潟)と会津(福島)の2つの文化圏が混じり合う福島県西会津町奥川地域が東京都三鷹市にあるMusashino Valley(東京都三鷹市上連雀1丁目12−17 三鷹ビジネスパーク1号館 B1F )にて、奥川地域づくり協議会主催で至極の卵かけご飯を味わうイベントを開催し、約40名の方に参加していただきました。 【第1部】 のコメトーク「故くて新しい日本の田舎の”食”と”農”の未来について考える」では「食」と「農」について、一般社団法人クリエイティブ思考協会共同代表の芝哲也

          越後会津・奥川お米ナイト!in 三鷹 ~世界一のお米で卵かけごはん!🍚🐣~

          【クラウドファンディング実施中!】世界一うまい米の郷・奥川消滅の危機!越後会津ブランドで復活に懸ける若者たちの挑戦

          はじめに 奥川地域づくり協議会で行なっている人足ボランティアや稲作体験がきっかけとなり、奥川地域に何度も通うようになったとある大学生と奥川に住む地域おこし協力隊の二人の想いが重なり、今に繋がり、今回、奥川をみらいにつなぐためにクラウドファンディング実施にいたりました。本協議会がきっかけということもあり、私たちとしても彼らの想いを応援・支援したいと思い、広報活動の支援をさせていただいております。ここからは彼らのプロジェクト紹介をさせていただきますので、少しでも興味・関心を持って

          【クラウドファンディング実施中!】世界一うまい米の郷・奥川消滅の危機!越後会津ブランドで復活に懸ける若者たちの挑戦

          奥川のお米を使って、学生がおむすび屋を立ち上げ!-奥川と世界を結ぶおむすび屋さん-

          こんにちは! 東京で奥川地域のお米を使ったおむすび屋の立ち上げに取り組んでいる柳田宙輝です。今回は私たちの活動や奥川地域との交流についてお話しします。 世界一のお米を届けるおむすび屋 私たちは、「お米をおかずにお米が食べられる」と言っても過言ではない大好きな西会津町奥川地域産のお米を多くの方々に食べていただくために、東京でおむすび屋の立ち上げに取り組んでいます。 2023年11月に日本橋のシェアスペースでキックオフを迎えたばかりで、これからさらにアクセルを踏み、来年度

          奥川のお米を使って、学生がおむすび屋を立ち上げ!-奥川と世界を結ぶおむすび屋さん-

          奥川地域づくり協議会 9月定例会実施 -活動報告と未来へのビジョン-

          1. 活動報告・情報共有(事務局より)● 会員入会状況(9月13日現在) 正会員21名(前月比+1名) 自治区16集落 サポート会員18名(個人と団体を含む) ● 奥川アートプロジェクトチーム/やどりぎ案内のシャッターアート・屋台 10月末から11月頭頃に奥川・中町集落で製作したアート作品のお披露目会を実施予定です。11月3日(予定)に地域の方々を招待して、お茶のみとお披露目をする予定(詳細検討中)です。奥川地域づくり協議会としても、コチラの活動に広報などで協力をしてい

          奥川地域づくり協議会 9月定例会実施 -活動報告と未来へのビジョン-

          やどりぎ案内2023 - 奥川の夏、星空と思い出に包まれた8日間 -

           2023年8月22日(火)~29日(火)までの8日間「やどりぎ案内」が奥川の中町集落を訪問し、アートプロジェクト「やどりぎ案内2023 - えんの繋ぎ目 -」の夏の活動を実施した。  やどりぎ案内とは、中町集落とアートプロジェクトを通して交流を図るために、東京都内の美大生が中心となって結成したアートコレクティブである。2020年から活動を開始し、昨年初めてのプロジェクトを開催した。今年度は活動を始めて3年目で、夏と秋2回のプロジェクト開催となる。  「やどりぎ案内202

          やどりぎ案内2023 - 奥川の夏、星空と思い出に包まれた8日間 -

          奥川が躍動した!コロナ明け、4年ぶり!舞い戻った、令和5年奥川ふるさと盆踊り大会🏮

           コロナ禍を乗り越え、4年ぶりとなる奥川ふるさと盆踊り大会が、ついに8月14日(月)に開催されました!過去の思い出と未来への希望が交差するこの瞬間に、心からの感謝とともに、参加者の皆さんには楽しみと興奮が胸に広がったのではないでしょうか。厳しい時期を経て、再び笑顔でつながるひとときを共有し、地域の絆を深められた素敵な時間となりました。今回は4年ぶりと言うこともあってか、準備段階から奥川の高揚塾(地域活動団体)の皆さんと有志の方々が一生懸命準備を進めていました。事前の打ち合わせ

          奥川が躍動した!コロナ明け、4年ぶり!舞い戻った、令和5年奥川ふるさと盆踊り大会🏮

          集落の郷土保全・景観整備に奮闘!夏の人足

           夏の陽射しの中、奥川地区の各集落でも人足が始まりました。春には毎年、水路に溜まった落ち葉を片付けますが、夏には集落の景観を整えるために茂った草を刈り払います。  今年の夏の人足は、中町と道目(どうめ)の2つの集落に分かれて大学生や社会人の皆さんの力を借りながら一緒に活動をしました。中町は、10年ほど前から人足をはじめとする地域活動に大学生や社会人を定期的に受け入れ活動していた集落であり、今回も率先して行っていただきました。一方、道目では高齢化や人口減少のため、人足を支える

          集落の郷土保全・景観整備に奮闘!夏の人足

          奥川を新たな視点から捉え直す活動始まりました!

           本協議会では、小さな拠点づくりの一環で奥川地域ビジョンを作っています。その中で、奥川地域を新たな視点から捉え直す取り組みも同時に進められています。今回はその一つ、奥川を空からの視点で見るために各自治区をドローンで撮影する取り組みが行われいるのでご紹介いたします。 ドローン撮影を行って頂いているのは、西会津町役場職員でありながらドローンアーティストとしても町内外で活躍するスーパー公務員・青津京介さんです。青津さんは、これまで奥川でのドローン撮影を個人として多く行ってきた方と

          奥川を新たな視点から捉え直す活動始まりました!

          奥川地域づくり協議会 8月定例会実施 -奥川住民と地域の現在・未来を探る-

          夏の暑さがだんだんと増し、奥川も全国と同様に日照り続きの毎日です。そんな暑さの中、本協議会では8月定例会を8月9日(水)に実施しました。今回は、事務局・役員メンバーだけでなく、地域住民の皆さんにもお越しいただき、地域ビジョン策定のための意見交換会を行いました。 1.報告事項(事務局・役員より)・会計報告および会員申込み状況 今月は新たに自治区1集落(全集落20集落のうち16集落加入)・正会員1名、サポート会員1名が増えました。徐々に、地元の方々の協力も得られ始め、大学生や

          奥川地域づくり協議会 8月定例会実施 -奥川住民と地域の現在・未来を探る-