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離れてみないと物事はよく見えない

27歳になって初めて分かったことがある。
それは、離れてみないと物事はよく見えないということである。

私は学生時代部活は運動部であり、仕事もリハビリをする仕事をしており身体を使う仕事をしてきた。困っている患者さんの助けになることにやりがいを感じていた。

しかし、リハビリ以外の業務や負担が多くなり一度リハビリの仕事から離れてみたいと思うようになった。

挑戦の意味合いも込めて、IT方向の企業に就職した。就職するまでにjavasilverという資格や基本情報技術者試験という試験に合格しスタートラインには経ったと感じていた。 

私はその時思っていた。仕事はお金を稼ぐためにやるのであってやりがいや楽しさなどで選んではいけないと。

しかしここで思い知らされる。
全くこの仕事楽しくないということに。
良く分からないIT用語が飛び交う。
研修で取り組んでいるプログラミングは面白いと思えない。

強く向いていないと思った。
この仕事は目の前で人にありがとうと感謝されない仕事であり、この人の為に何とかしたいという原動力になるものがないのだとよく分かった。

私にはパソコンに向かう仕事よりもせっせと身体を動かす仕事のほうが向いているのだとやっと今理解できた。
私は就職して1ヶ月半でITの仕事を辞めた。

何事でもそうなのかもれしれない。
家族でいるのが当たり前で煩わしく思うこともあるが、一人暮らしをすると当たり前にいた家族の安心感が恋しくなったりするものである。
地元を離れて県外に暮らしてみてやっと地元の良さが分かることもある。

人生いろいろ試してみるのがいいのかもね。
やってみたけど割と楽しかったとか、全然面白くなかったとか自分が何を楽しいと思うのかを発見する。再確認するってことが、大事やなぁって思った今日このごろであった。





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