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インクルーシブ教育の捉え方には2通りある!?

インクルーシブ教育の定義について

インクルーシブ教育は大別すると、

  1. フル・インクルージョン:地域の子ども全員が権利として通常学級での教育を受けることが出来るという状態を指す。

  2. プロセスとしてのインクルージョン:すべての子どもが受容される教育を実現するためのプロセスを指す。終わりのない改革と唱える人もいる。

の2つから定義されます。

個人的な考え

私個人の考えでは、インクルーシブ教育は前者であると捉えています。
「いつまでに」「何を」実現出来たらインクルーシブ教育が完成したとして、その改革を終わらせる必要があると思います。

それでも残る課題に対しては次のフェーズに移り、インクルーシブ教育という土台の上で更なる改善をしていくのが良いのではないでしょうか。

確かに、誰の子とも取りこぼしてはいけません。
だからこそ、むしろインクルーシブ教育を理想としてではなく最低限のシステムとして構築する必要があるのです。

その上で子どもたちの社会生活をより良くしていくための教育を新たに生み出していくことが求められると思います。
兎にも角にも、排除されないということは当たり前のこととして扱われるべきです。

この前提を作るのにすら時間とお金がかかり、葛藤も生まれると思います。
それでも排除されないということが理想なんかであってはなりません。

ただし、インクルーシブ教育をプロセスとしてのインクルージョンからなるものと捉えている人と対立する必要もありません。
むしろ手を組んでインクルーシブ教育が目指すものを作り上げていくことが重要です。

また、それによって多角的にアイデアを生み、取り入れることが出来ると思っています。

最後に

このアカウントではインクルーシブ教育に関する自分なりの考えを発信しています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

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