なんで怖いかって、慣れてないだけだった
あれほど鬱になるとか怖いとか思っていた会議が、最近前ほどの恐れが無くなっている気がする。
(もちろん前日になると不安に駆られてすごい早く会社行っちゃったりするけど)
これは完全に“慣れ”なのだと自分でもわかる。
完全に慣れっこですわ!!って感じではまだまだ無いけれど、
何度も会議に出て企画プレゼンをし、再考になったりOKを貰ったりアレコレ言われたりを繰り返していくうちに、
「これから会議なので、何か起きますぞ」という心の準備が出来ることようになってきた。
心無いことを言う人はいない
デザインに関して話し合っているだけで、意見されても私のことを否定しているわけでは無い
他の人も同じように採用されない事がある
みんなそれぞれ納得出来てないことの一つや二つがある
みたいなことが分かってきたという慣れもある。
もちろんまだまだ怖いものは怖いし、完璧なことなんて何一つないけれど、
この毎日を繰り返していけば、もっと心が軽くなって伸び伸び企画が出来そうと思っている。
今日ふと夕ご飯を食べていた時に、卵かけご飯に明らかに多すぎる量の醤油を入れてしまった。
「うわ、やっちまった」とは思ったものの、すぐに「まっ、いーや!」って感じで食べた。
自分の作る卵かけご飯に何の期待もしていないし、めちゃくちゃ不味いものになるわけでもないし、例え不味くなってしまったとしても今だけ我慢すれば良いし大したことでは無い。
つまり、大した失敗じゃない。
そんな風に思った。
その時ふと思い出したのだけど、私は実家を出たばかりの時、まったく経験のない料理をすることにすごく不安感を持っていた。
不味いものができちゃったらどうしよう。
調味料を入れすぎちゃったらどうしたらいいんだろう。
間違えちゃったら嫌だな。
と、まあこんな風に思っていて、
ネットで調べたレシピ通りに材料が無いとドギマギしながらやっていたし、少しでも書かれていない工程があると不安になって進めるのが嫌だった。
でも今は、卵かけご飯を作る時と同じ気持ちでやっている。
レシピを流し見して、だいたいこんなもんか?!って感じで調味料をぶち込む。
工程を間違えてしまったとしても、食べれないものが出来るわけじゃない。
調味料を入れすぎたら具を増やせばいいし、具がないなら濃い味ラッキーと思えばいい。
不味いものが出来たって死ぬわけじゃないし、適当に美味しく味直しをすればいい。最低でも数日我慢すればいいだけだ。
失敗したって大したことにはならない。
そんな事を思えるのも、数々の経験を乗り越えた「慣れ」のおかげだ。
きっと企画プレゼンも同じで、
数々の経験を乗り越えて「慣れ」を手に入れることで不安感も無くなり
「大したことにはならない」って胸を張って思える。
たとえ大したことが起きても、「はいはいそりゃ何か起きることもありますよね?」って気持ちで多少の余裕を持っていられる。
「慣れ」は絶対に心に余裕を持たせてくれる。
不安感を消し去ってくれる。
そして「慣れ」を手に入れるためには数々の“経験”が必須なわけだ。
過酷な人生を送った人がどっしり構えていられるのは、そういう原理なのだろう。
そして失敗を恐れて行動に移せない人はいつまで経っても何にも慣れなくて、ずっと不安がつきまとう。
そういう風になっている。
企画プレゼンが上手くいかない〜って嘆いていたけど、努力はもちろんするとして、
不安感が消し去られたら、きっとまたドカーーンと成長出来る気がする。
第2ステージ突入って感じ?
早くそのステージに入りたい。
もうちょっと頑張れば行けそうな気がする。
つまり、「慣れ」って超重要。
って思った日。
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