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国会にPC、タブレット持ち込みOKを!

こんにちは。うつ病休職エンジニアの三十郎です。

管総理大臣が誕生し、デジタル庁にIT通の平井デジタル改革担当大臣が就任いたしました。これを機に管総理にお願いしたいことがあります。国会議場へのPC、タブレットの持ち込みを「許可」して下さい。

「えっ!」と思われる方も多いでしょうが、日本の国会は世界でも希に見るIT後進会議なのです。いつも野党議員がパネルを使って説明するのを目にするでしょうが、プロジェクターとスクリーンを使えば良いじゃないですか。今時、小学校でも使ってますよ。

国会

SONYさん、最新の85V型8Kテレビでも寄贈してあげて下さい。プロジェクターだと照明を暗くするので、ねむり眠り始める議員さんも出ますし、目の弱いお年寄りには喜ばれるかもしれません。

1.何故、国会議場へのPC、タブレットの持ち込みが禁止なのか?

2019年1月30日、国民民主党の玉木代表が、タブレット端末で原稿を読むことを許可されませんでした。理由は「先例が無い」からだそうです。そりゃそうです。新しいものには先例はありません。

2019年12月3日、衆院事務局はOECDに加盟する35カ国53議会を対象に調査。議会内でタブレット端末や携帯電話、ノートパソコンなどの使用を認めているかを調べたところ、回答があった30カ国44議会すべてが「使用可」と回答したそうです。ついでにASEAN辺りにも聞いて下さい。きっと日本より先行していますよ。

パソコン会議

でも、今現在、日本では「使用禁止」みたいです。IT推進もへったくれも無いですよね。こんな人達に国の舵取りを任せて大丈夫なのでしょうか?

「先例が無いから禁止」が通るなら、全ての新規法案は先例が無いから「廃案」で、「国会」も「国会議員」も不要となります。

2.文系の国会議員は、IT恐怖症なのか?

パソコン嫌い

パソコンは、最新の人工知能(AI)と接続可能で、何でも瞬時に答えが出る「魔法箱」とでも思っているのでしょうか? こちらが、官僚達に徹夜させて作った原稿をパソコンを使って一瞬にして論破される。そんなのは「ずるい」とでも本気で考えているのかもしれません。いわゆるコンピューター万能論信仰です。

日本の国会議員の比率は、偏りが大きすぎます。(1)男性議員が圧倒的多数、(2)年配の議員が圧倒的多数、(3)文系の議員が圧倒的多数。これでは、偏った意見しか出てこないでしょう。世界の潮流に取り残されるのは必然と言わざるを得ません。

はんこ屋の親父をIT相に任命する悪ふざけは、もう辞めて下さい。世界から笑われたじゃ無いですか。「パソコンを持っていないなら、ハッキングは不可能だ。世界最強のIT相だ(笑)」と。

3.ITの勉強をして下さい

パソコン教室

老人を集めた「パソコン教室」が流行っています。私の母も参加しています。国会の中にも「初心者でも分かる、優しいパソコン教室」を開設し、IT教育の充足を図る必要があります。

それでなければ、日本は世界から、どんどん後れを取ることになります。国の将来の発展を本気で考えるなら、ITの知識は不可欠です。「先ず隗より始めよ」です。男性で年配の文系国会議員さんなら、このことわざぐらい、ご存じですよね?

デジタル庁を創設し、本気で国のIT改革を推し進めようとの姿勢を示した管政権の今後に期待します。




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