脳腫瘍って私がですか？　5

前回からの続きとなります

退院の申し入れが通り2月28日日曜日
晴れて退院する事が出来ました😊

1番の理由は表向きは兎に角睡眠が取れない！
わがままな事を言う様だが
場所が変わると眠れなかったり、ちょっとした物音で目が覚めたりするので
6人部屋の為確かに皆さん大人だし騒ぐわけではないのだけれど
巡回の夜勤さんと会話したり、咳払いやトイレに立つ足音やカーテンの音などで目が覚めてしまうのだった
後頭部を切開した為寝姿勢も仰臥位ではなく
微妙に角度を変えて何度か体位をずらしながら寝る為に集中し辛いのもあると思う

他に本音を言えば高額医療費のくくりにある
月を跨ぐと申請も変わってくるのだ
ただでさえそんな事務系のお話しがちんぷんかんぷんなのに月を跨いだらもっと面倒くさい…
と思ったのも事実である

そんな事情はさておき
退院は出来たのだけど、2週間近く家を空けていて
家を出る前にしばらく帰れない事を自覚していた為、食料など当面必要そうな物が無い！と思い
帰宅途中にドラッグストアに寄ってもらい数日分の生鮮品などを購入してから帰宅した

しかしここで想定外の事実が判明する😱
息子名義になっているガス料金を奴が支払っていなかった為止められていたのだ！
日曜日の為ガス会社と連絡が取れず、翌日連絡をする事になったが、結果的には水曜日までガスは使えなかったのであった

IHコンロ持ってて良かった〜♪
それと入院前に暇があったので作り置きした料理を冷凍してあったのもあり、食事には一切困らなかった
ただ味覚が違っているので味見して作った自分の料理が美味しくなくて食べ進まないのである
しばらくはうどんやお粥や茶碗蒸しなどを作って食べていた…
声も治らず相変わらず変な声であまり沢山喋れずすぐに声が枯れてかすれてしまい
挙句に咳き込むの繰り返しだった

他に『聴神経腫瘍』を取るという事は右耳が聞こえなくなるという事
ついやってしまうのが右利きなので右手に携帯なり何かを持って音を確かめる時にそのまま右耳に当てるのである
しばらくして音がしないと思ってから
あぁそうだ聞こえないんだっけ…となる
これは半年経った今でもたまにやってしまう

帰宅後も微妙にアクシデントがあったけれど
時はコロナ禍である為に外出も必要最低限にして自宅から出るのはゴミ捨てと週一回の買い物くらいでした
それも3月末には車の運転も始め、会社の方にも４月から復帰する旨を伝えたりと地味に元の生活に戻して行きました

あとは安静に過ごしている為に退屈しのぎにテレビや音楽やYouTubeを見るようになり
特に笑う事が体の為にもメンタルにも良いと昔聞いた事があって
元々お笑いなどが好きだった為YouTubeでは特に好きな曲を聴き、気になるお笑い芸人さんのネタを見て１日を過ごしていた😊

そこで検索してよく見ていたのが第七世代で
特に見ていたのが以前デビューしたての深夜番組でたまたま見かけて気になっていた『EXIT』だった
私が介護の仕事をしていた為りんたろーさんが同業のアルバイトをしていたと言っていたので気になっていたのと室町時代のネタが妙に気になり
あー面白いなぁと思って毎日の様に見る様になっていました

少し体調が安定して娘や孫達に会った時にYouTubeやTikTok見てるのー？って驚かれましたが、たぶん回復の1番の活力だったかもしれません
しばらくは仕事を始めても１日1、2件で半日くらいで帰宅する様な生活だったので色々な気になる芸人さんを見る様になりました

おそらくこの病気になってから
まぁ死ぬ様な事は無いとは言われていましたが
それでも95％の成功率ですから😅
これからの人生を考える機会にはなりました
10年ほど前に主人の両親を見送ってから離婚し
主人の借金やら生活費を渡されない生活などを過ごしてきたので離婚後も余裕がなく
調停離婚後少しずつ落ち着いてきた頃に母が1年ほど患って他界し、あれから7年
やっと毎月少しずつ預金が出来る様になった時に病気が発覚して手術や療養期間はあったものの
手術から半年後の今は何とか生活が出来るまでに体も仕事も回復して
6月には末っ子の次男も結婚して
何か始めよう…と漠然と思い立った第一歩に
EXIT関連で知ったnoteを書いてみようと思いました

ハッシュタグにあるように
本当に備忘録でひとりごとです
そして決意表明でもあるかもしれません

この先何をどう目指すのかもまだ手探りですが
楽しみながらやっていきたいと思います
それこそ芸人さんの推し活動だったり
アーティストさんの活動を楽しんだり
これはもう行ってみたのですがおすすめのお店に行ってみるなど…
いろんな事にチャレンジしてみようと思います

今年はこの世で1番大好きで私の味方だった
私が20代の時に亡くなった父と同じ歳になりました😊
これもやっぱり何かの縁ですかね
そんな理由で父も背中を押してくれている気がします

思いのほか長くなりました
このお話はここまでとしたいと思います
下手くそな文章を読んで頂きありがとうございました
結構味をしめたのでまた書いていこうと思います