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色々考えることがあったので、「限りある時間の使い方」を読んでみた

人生は「4000週間」あなたはどう過ごすか?

私は普段本を読まない。20代の時は読んでいたのだが、how to系、スキル系の本は読み終わった後に自己満で終わってしまうから。
私は来年で30半ばになる。20代の時に6社を経験し、今の会社ではもう5年もいる。
事業を任してもらい、事業の売上も利益率も全て達成した。
「この事業を伸ばすこと、這い上がらせること」に全ての自分のこの5年を捧げたと言っても過言ではない。

そんな中、ある人に今後自分の人生どう過ごすかの悩みを相談したところ、「限りある時間の使い方」という本を紹介された。
以下の本です。

2023年までの私

私は仕事を優先にしてきた。なぜなら自分に自信がないけど、仕事は裏切らないからだ。
仕事がうまくいけば褒めてくれる人がいる、仲間との良い時間が過ごせる。
何よりも仕事をしていれば自分が人生どのように過ごすか、今後どのように生きるかなどを考えなくて良いからだ。
会社にいれば、ミッションがあり、それを達成するためにどうすれば良いかを考えるだけ、私は特段趣味がないので、「求められている」ということを実感するのが趣味であると思っていた。

しかし今年は色々なことが起きた。

一番辛かったのは身近な人が亡くなり、昔はその人と一緒に過ごす「時間」が当たり前のようにあったのに、今はその「時間」そのものがなくなった。

お金は20代よりもあるのに、好きな「時間」にご飯を食べることもできず、寝る「時間」を確保できなかったり、家族や友だちとご飯を食べに行っても、家族とのご飯の「時間」を仕事に邪魔されることが多かったり。

何よりも「時間」は有限であり、今の自分の働き方、過ごし方だと自分でコントロールがしにくいということ気付かされた年だった。
そんな自分に嫌気がさしていた。

一通りこの本を読んでの感想

20代の時に効率よくスキルを学ぶために転職を繰り返した私からすると、効率の良さを考えた結果、周りからより大きなものを期待され、体に負荷をかけたり、大事なものを失ったり、タイミングを逃したりしていたので、とても心に響いたものがありました。
自分の希望(周りからの評価や効率よく仕事して仕事ができる人であっていて欲しい)など、自分の中でハードルを作ってしまい、その自分になるために必死で働いてきた私でしたが、そこにこだわりすぎてしまうと結果自分の自由な時間がなくなり、自由が時間が作れたとしても、希望に近づけるために努力をしてしまい、結果自由な時間をうまく使えていない(もしくはなくなっている)ということを実感しました。

現に私が今こちらを書いていることも結局希望を捨てられていないからかもしれませんww
希望をすぐに捨てることは難しいのですが、希望を少し諦めるということはしても良いのかなと思いました。


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