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日本の街中、自動運転実用化に期待

米Navigant Research「世界自動運転企業ランキング」では、GM、フォード傘下の子会社Argo AI、ウェイモ、中国の百度、インテルがトップ5を占め、トヨタとホンダはトップ10入りしなかった。米中と比べて、日本には自動運転開発を手掛けるベンチャー企業が少ない。自動運転を含むAI人材も不足している。
1位:Waymo(アメリカ)
2位:Ford(アメリカ)
3位:Cruise(アメリカ)
4位:百度(中国)
5位:Intel・Mobileye(アメリカ)
6位:Aptiv・現代自動車(韓国)
7位:VWグループ(ドイツ)
8位:Yandex(ロシア)
9位:Zoox(アメリカ)
10位:Daimer – Bosch(ドイツ)
  2020年4月1日、日本で「レベル3」の自動運転が解禁し、自動運転企業にとって朗報だ。自動運転のレベルに徐々に上げようとしている日本に対して、中国は最初からレベル4に挑戦している。現在、自動運転車両の公道テストや、ロボタクシーの試験運行が中国各地で広がり、自動運転開発を急ぐ中国企業から目が離せそうにない。ルノー・日産が2018年に文遠知行に3,000万ドルを出資し、中国で自動運転技術の開発を強化する狙いだ。トヨタは2019年に「ポニー・ai」に約4億ドルを出資し、中国でレクサスをベース自動運転車両の走行実験を行っている。ホンダは東軟集団傘下のニューソフトリーチと合弁企業を設立し、ビッグデータや人工知能(AI)を活用するスマートモビリティサービスの提供を目指す。こうした動きを見れば、日本自動車メーカーが自動運転を実現するためには、地図データやAIなど業種や分野をまたいだ連携を検討する必要がある。

#COMEMO #NIKKEI

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