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夏休み
うちの大人も3連休から夏休みに入った。旅をしたい気分も体力も、私としては随分前に終了してしまった。なので、普段通りのことだが特に大きな予定はない。
いろいろと必要な用事は進んだように思う。
完工していないとはいえ、日数の必要なリフォーム工期は終わったので、母の来訪があった。ROCK INの混雑に母が巻き込まれる、という危ない予定にしてしまったのは失敗だったが、無事に家で過ごしてもらえて良かったと思う。
少し遅れて夏休みになる美容室へも行って、すっきり切ってもらった。
「ちあぱい」のサイズダウンもした。4個作って持っている、全摘した左胸用のクッション。百均の材料でできる簡単な布製。
綿を詰めた後に手縫いしていた場所をほどいて、少し綿を抜いた。夜でも作業しやすい照明になった部屋があり、いつだったかの夜に4個まとめてサクッと終わらせた。
術後4年を超えた。術後、何も治療していない右胸のサイズダウンが続いている。
年のせいか、ホルモン療法のせいか、何となく痩せたせいか…
理由は知らない。
何かの病気による不調ではなさそうなので気にしていない。
ただ、残っている胸とサイズの合ったクッションでないと、無駄に圧迫することになったり、ブラの安定感が悪くなったりする。傷が痛いという話ではない時期だが、手術とは関係なく合わない下着は疲れる。
そもそもクッション自体が要らないんじゃないか、と思っていたのだが、左胸が空のブラを試すと、ブラの中心が即ずれ始めることに気づいた。それらしいサイズのクッションはどうも必要らしい。
最近は、肩と腰の痛みが激しいことが多い。その原因が、体力不足と姿勢の悪さのバランスだと気づけたりもした。
落ち着いた時間がないと、身体の不調が、どこからどう伝わっているのかに気づきにくい。気づいたからといって体力がつく訳ではないが、工夫はできる。
痛みは、母の来訪準備の重労働な掃除からきているのかと思っていたが、そういうことではなかった。子どもには、肩が痛いと言っても腰が痛いと言っても「エレクトーンの弾き過ぎ?」と言われていたが… それはもっと「ちげーよ。」
肩と腰、夏休みよりも前、左足のふくらはぎだけが筋肉痛、という日が何日かあった。それは確かに、エレクトーンのペダル鍵盤のせいかと思ったのだが…
確かに… 夏休みに入ったことで、いつもよりもエレクトーンは弾いている。
「怪物」も難しさは大きいが、更に難しい上級の「アイドル」は、休むと後退が激しそうなタイミングがある。
「アイドル」の、#・♭が5つもあるうえに、臨時記号まで多い辺りの和音には、苦戦しまくっている。楽譜に書かれている音は見えていても、押すべき鍵盤がどこだか一つ一つ長考している。
それでも、データ進行無視のうえ、両手・左足でたどたどしく弾いているだけで、何だか幸せになれている。
右手だけ左足だけなら、そこそこテンポが上がるようになってきた。
家の中に、エレクトーンというこんなに楽しい相手がいることは、幸せなことだなと思う。
上の写真のひまわり畑は、義実家に近い場所。ここのところ台風の影響が続いているせいか、突然の雨降りが多い。が、合間に行けたらしい。みんなして初めての場所だったが、たくさんの花が咲いていて良かった。
![](https://assets.st-note.com/img/1691976572395-9avUZTGnoW.jpg?width=800)
カットしたひまわりを、欲しい人にと1本ずつ配ってくれていた。一緒に行った中には義姪たちもいたので、断った大人はいたものの、結果的にたくさんいただいてしまった。
その後は雨が降りそうで、すぐに義実家に行ったものの、暑さの中、切りっ放しのひまわりの乾燥は早い様子だった。義実家では、私はすぐに切り戻し活けることにした。
義母は、重さのあるひまわりでも倒れない、重い花瓶を出してくれた。ちょうど良い花瓶があったらしい。
生け花のように見た目を考える状況ではなかったが、とり急ぎ再生のためにできることはした。花瓶のひまわりを見た義妹は、「ゴッホのひまわりみたい」と言っていた。
時間が経って確認してみると、とりあえず再生できたようだった。
しおれた葉も戻った様子だった。
どれくらい持つものかは知らないが、そのままにして義実家を離れた。
ロッキン最終日の夜は、遅い時間まで夜空が白かった。