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#20 食べ物が題材になる歌って・・


2週間後に、ハーフマラソンの大会があるんだけど、今日は、レースペースより少し落として、同じ距離走ってみたんだ。

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走り切れて、少しほっとしたかな。
でも、かなりくたびれた。
まあ、くたびれても、そのあとちゃんと食べとかないと、トレーニング効果が体に残らないから、その後の食事も大事。
ただ、マラソンって、内臓を疲れさせるんで、食べるのもひと苦労なんだよ。

で、食べたら、昼寝(笑)
これも、トレーニングの一環(笑)

3時間は寝たかな。
起きると、なんか頭痛。
今日はぐっと気温が下がったのに、薄着で昼寝したからかな。

こういうときってオレはよくあるから、対処法も決まってる。
まず、頭痛薬。
次に、暖かいお茶と、その時食べたいと思うものを食べる。

今日は・・頭痛薬を飲んで、そのあとスーパーに寄ったら、ぱっと目に留まったのが・・「レーズンコッペパン」(笑)
これと、豆乳。

お茶、パン、豆乳・・そのころには頭痛薬も効いてきて、パーッと体が暖かく、軽くなった。


オレはよくやるんだけど、コンビニ、スーパー、レストランとかでは、

■ 食べたいものを、体に聞く

ということするんだ。
「今何食べたい?」と自分の体に聞いてみる。
それで、決めると、食べた時に体が元気になるのが分かる・・特殊技能の持ち主なんだな(笑)


まあ、当たり前な感じかもしれないけど、「おいしいから」とか「腹減ったから」というのとちょっと違うんだよな。

肥満がちだったり、病気がちだったりする人には、いろんな理由があるだろうけど、その1つが「習慣食い」というのがある。

いつも同じものを食べているとか、それこそ、自分の身体が何を欲しているか考えずに食べちゃうわけ。

そういう習慣食いをやめて、ちょっと「自分は何が食べたいのかな」って聞いてみると、だんだん、体の調子に敏感になってくる。


・・季節は秋か。
もう夏は過ぎ、「桃」の季節は終わっちゃったな。

■ ただひとつ惜しみて置きし白桃のゆたけきを吾は食ひをはりけり

斎藤茂吉の短歌。
たった1つ残しておいた白桃、甘い汁がたくさんの白桃を、オレは食べ終わっちゃったなっていう、「食べ終わっちゃったー、うまかったなあ」って短歌。
なんか、やや昔の言葉で仰々しく言ってるけど、どこか、食レポてきな歌なわけ(笑)

「白桃のゆたけき」って食レポ。
茂吉も、美味いことに敏感だったんだなって。


平安時代からは、歌は、「恋」と「四季」の枠組みで作られてきたから、江戸時代まではほとんど「食」というのは題材にならなかった。

それより古い、万葉集ではあるようだな。

■ 醤酢(ひしほす)に 蒜(ひる)搗(つ)きかてて 鯛願ふ
  我れにな見えそ 水葱(みずなぎ)の羹(あつもの) 

「醤と酢」(もろみ酢)に蒜(にんにく)をつぶしてまぜて鯛を食べたい。水葱の煮物なんかはいらないから、オレには見せるなよ。

鯛をただ食べたんじゃなくて、にんにくをもろみ酢であえたソース付けて食ってたんだ。平安時代以前だぞ。
グルメだよな。


・・まあ、文学はそもそも不健康な心から生まれるのが普通(笑)
健康的な「食」から、歌ってなかなかないのかも。

逆に、食べ物が題材になる歌っていうのは、どこか健康的な幸せを歌うものになるようだな。

■ この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日

俵万智。
サラダつながりでいけば、ドリカムの「あなたにサラダ」かな。

■ サラダの大好きなあの人に とびきりのやつ作ってあげるの
  レタスはなるべく青くてやわらかそうなのを選んで
  トマトはカタチのそろった3つ入りのパックを1つ買うわ


・・え?
なんでサラダつながりかって?

うーん、オレが今食べたい感じなのかな?(笑)
ちょっと健康的に、サラダとレッドアイでもやるか?

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