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自分史:中学生編

前回の小学生時代(以下)の振り返りに続き、今日は中学生時代を振り返る。

前回の小学生時代と比較すると、中学生時代については記憶の新鮮さも少しはマシであると思う。まあ、それでも15年も前のことになるのだが…笑

小学校を卒業してからは、私は学区内の公立の中学校へ進学した。小学生時代の親友は中学受験をして見事受かったので、学区外の私立の中学へ進学した。そのため、中学校入学当初は非常に不安だったのを覚えている(この不安も入学当初だけですぐに慣れていくのだが)。何かを始めるとき、私は期待やワクワクより、不安の方を多く感じるタイプなのかもしれない。

デブから標準体型へ

中学時代を思い返してまず思い浮かんだのは、自身の身体の変化である。中学の3年間は成長期の真っただ中で、この3年間で身長も20センチ位くらい伸びた。また、小学生時代は私はすごく太っていたのだが(前回の小学生編では触れなかったが…笑)、身長が伸びたことによりデブから標準体型へ変化していった。

小学生の頃は太っていたせいで、いじめとまでは言わないがよく体型をいじられていた記憶がある。しかし、中学で標準体型へ変わってからはそういったいじりはなくなった。今思い返すとこの体型の変化は、自分へ自信を与えていたのだと思う。小学生の時は表立って目立つタイプではなかったが、中学生になってからは学級委員長をやったりした。

体型の変化が自信を与えるのは世間一般的にもそうで、昨今ライザップをはじめとしたトレーニングジムが流行っているのも、健康面のケアもあるが精神的なケアを目的としているからではないだろうか。30歳を目前にしてすっかりたるんでしまった私のお腹と精神を鍛えなおすためにも、流行に乗ってみるのもアリかもしれない。

チャリンコで廊下を走る

私の通っていた中学校は当時結構荒れていた。中学校の名前を出せば、周りにおおっ!と言われるくらいには地域でも有名な学校であった。同級生も先輩も後輩もそこそこの割合でヤンキーがいて(ヤンキーってもう死語でしょうか?笑)、彼らがチャリンコに乗って学校の廊下を走っている姿も日常茶飯事だった。教室のガラスが割られたり、たばこの吸い殻をトイレに捨てて火事になったり、教卓がグラウンドに投げらていたりと色々な事件が記憶に残っている。

幸運?なことにも同級生ヤンキーの中心人物が小学生の頃からの仲良しだったので、同じ学校のヤンキーからいじめられたりとかは一切なかった。むしろ仲良しのヤンキー経由で他のヤンキーともそこそこ交流があった。当時の私は「自分はヤンキーではないけど、ヤンキーと仲良くしている」みたいな自分にどこか満足をしていた。その反面、彼らの機嫌を損ねたらマズいぞと内心ビビッてもいた。今振り返るとなんか卑怯でしょうもない奴だなと思うが、色々な人とそこそこ仲良くなれる能力はこの頃培われたのかもしれないとも思う。この能力には感謝している面も多いが、今の自分には一緒にヤンキーになるもしくは、彼らの機嫌も顧みず好きなことを言うといった姿勢が必要なのかもしれない。

忘れられない恋

中学時代の中で間違いなく一番記憶に残っているのは、中学3年生の頃好きだった子のことである。よく初恋の子のことを男性は忘れられないというが、私は中学3年生のころ好きだった子のことが忘れられない。

なぜ忘れられないか、それはその子にちゃんと告白できなかったからであろう。当時その子とは結構いい感じだった(少なくとも私はいい感じだったと思っている笑)のだが、どうしても好きだと言えなかった。それは自分が告白をすることでどちらにしろ関係性が変わってしまい、この心地よい関係には戻れないと思っていたからである。・・・なんだか青春あるあるですね。笑

あの時告白をしていれば、どうなっていたんだろう?

中学を卒業し別々の高校に進学してから、この事がずっと頭の中にあった。高校に入って暫くしてその子に彼氏ができたと聞いて、ようやくこの恋に区切りをつけるのだが、やはり今思い返しても告白しとけよ、バカ!!と思ってしまう。ただこれは今だから言えることで、だからこそ後悔先に立たずなのである。後出しじゃんけんならどんな相手でも勝てる。大事なのは振り返って、あの時こうしておけば…ということを無くしていくことなんだと思う。

やらぬ後悔より、やる後悔

中学3年生の恋は、自分にとって人生の中でも大きな教訓を教えてくれた。

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