Shoko

Product Producer / Buyer

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最近の記事

MADE BY JAPANESEの素晴らしさ

イギリスに住んで、海外に旅行に行って、たくさんの雑貨商品を見てきた中で、 日に日に日本製の素晴らしさを感じている。 日本にいる時、「日本製は素晴らしい」「品質が高い」と聞いていたし、そう思っていたけど、 実際にそういう商品に幼い頃から囲まれて生きているから、特別気にしたことはなかった。 あ〜そうなんだ。確かに粗悪な商品ってあんまりないかも。と思うぐらいだった。 けど、海外によく旅行に行くようになって、そしてイギリスに住んで特に実感する日本製の素晴らしさ。 品質だけではなく

    • 一杯の梅ごはんが教えてくれること

      #ゆたかさって何だろう 朝起きて外が晴天 熱い夏に飲む冷えたポカリ 友人たちと過ごすひととき 家族と囲む鍋 お正月 家事が思うように進んだ日 美味しそうな食材が手に入った時 お気に入りのレストランで食事をする時 新しい人と出会って刺激的な日 私は毎日の中にいろんな刺激と幸せがある。 もちろん落ち込む時もある。 朝起きて外の天気が悪い 料理中に調味料がなくなった んーあんまり落ち込む時はなかったかも。 あ、でも陰口悪口は好きじゃない。 それいう時間もったいないし、 言った

      • アイスランディックウール

        私のおすすめ商品。アイスランドで出会ったアイスランドウール。 今までウールのセーターを着たことはあるけど、こんなに暖かいウールに出会ったのははじめて。 あったかくて、でもそこまで重たくなく、じんわり体を暖めてくれて優しい気持ちにしてくれる。 なぜアイスランドはウールが有名?どんな商品があるの?をご紹介します。 なぜアイスランドウールが有名かアイスランドではたくさんの羊が飼われており、昔からアイスランドで暮らす人々はその羊から毛を拝借し、ウールの衣類を作り続けています。 羊は

        • 売れる商品の種はユーザーからしか出てこない

          今回は「売れる商品」について考えてみたいと思います。 今まで商品企画開発に携わる中で様々な手法や視点を変えて開発を行ってきた中で、売れる商品が生まれる背景には必ず理由がありました。 その一つのユーザー視点の重要性、ユーザー視点のスタートするタイミングの大切さについて書きます。 ユーザー視点や顧客視点などは商品開発の分野ではよく言われることですが、 私はこのユーザー視点になるタイミングが何より重要だと思っています。 ユーザー視点を取り入れない方は少ないと思いますが、ユーザー視

        MADE BY JAPANESEの素晴らしさ

          「時短料理」を作りたい。「時短料理」とは言われたくない。頑張りすぎる日本人女性へエールを贈りたい。

          今日はちょっと気持ち的な話を。 日本人女性は忙しいとよく言われますが、ロンドンで暮らしてみて、特に実感するようになりました。 働きながら家事もするというのは、ロンドンでも同じだけれど、お父さんの育児に対する姿勢が圧倒的に日本より前のめりな感じがする。 北欧に行った時も感じた。お母さんができる子育てと、お父さんができる子育てってまた違った良さもあると思うから、日本もお父さんが育児にもう少し参加できるような休日の体制だったり、社会の雰囲気になってくれたらいいなと思う。 ちょっと

          「時短料理」を作りたい。「時短料理」とは言われたくない。頑張りすぎる日本人女性へエールを贈りたい。

          ラオスの織物

          織物の街として有名なラオスに旅行へ。 そこで出会った魅力的過ぎる織物文化をご紹介します。 1.そもそもなぜラオスは織物で有名なの? ラオスの女性はお嫁に行くときに織物を織って男性の親に見せるそうです。 織物の腕で妻としての力量を見られていたとか。 綺麗に織物を織れる人ほど良き妻という考え方があったようです。 そういう文化のため、ラオスの女性は織物に長け、織物文化が根付いています。 今ではそのような風習も過去のものとされるようですが、 このラオスの織物文化に触発された海外のク

          ラオスの織物

          新しきを重んじる日本、古きを重んじるロンドン

          海外の文化に触れると根本的な価値観や考え方が揺らぐから面白い。 今日はその中の一つ、「新しい」を好む日本人について。 マンション、服、日用品、日本では様々な物の多くが新しい方が高く、新しい方が好まれる傾向にある。 新築のマンション、ニューシーズンの新しい洋服、新品の食器。 なんとなく日本で古いものは、ボロボロや何か薄汚れているようなイメージを持ってしまう。 ロンドンに来てその価値観の違いにびっくり。 家は歴史があるほど価値があるものとされ、多くの人々が古着を楽しみ、たくさ

          新しきを重んじる日本、古きを重んじるロンドン

          食洗機で洗える食器、洗えない食器

          近年急速に普及してきた食洗機。 共働き夫婦の強い味方だと聞きます。 でもたまに食洗機に入れられない食器、入れられるの?と迷っていつも手洗いしてる食器ってありますよね。 何ともめんどくさい! 今回、そんな皆様のお手伝いができればと、この記事を書きます。 食洗機で洗えます!と言ってもらわないとなかなか入れるのを躊躇しますが、 実は日本に食洗機OKという基準は存在しないのです。 そのうちできるかもしれませんが、機械もどんどん進化していくし、 商品のそれぞれの個性に合わせてOK!と

          食洗機で洗える食器、洗えない食器

          ロンドンで学んだデザイン

          ロンドンに来て学びたいと思っていたデザイン。 日本で出会ったデザイナーさんにも、ロンドンに行くならぜひ現地のデザイン学んできてくださいと言ってもらい、 興味のあったロンドン芸術大学の短期コースに通いました。 校舎はファッション系学校で名のしれたロンドンセントラルセントマーチンズ。 受けた講座は「Introduction To Product Design」。 バーレーン、ドイツ、スイス、香港など様々な土地から集まったメンバーでの講座。 途中文化の違いで盛り上がったりもしたこと

          ロンドンで学んだデザイン

          ハワードシュルツ(Starbucks創設者)に会った話

          ずっと書きたいと思っていた、ハワードシュルツさんに会ったときの話。 大学でBLSPというビジネスリーダー養成プログラムに参加した時、アメリカシアトルのStarbucks本社に訪問させてもらった。 その時になんと偶然、本当に偶然、創設者のハワードシュルツさんに会ったのだけど、その時の出会いが印象的だった。 信念を持って何かを始める人のエネルギーを間近で感じ、そしてそれが本当に素晴らしいオーラだったので、話したい。 3つのゼミが合同で将来のビジネスパーソンを育てるということに特

          ハワードシュルツ(Starbucks創設者)に会った話

          MERCHANT&MILLSのキッチンバサミ

          ロンドンから南にオーバーグラウンドの電車に揺られて1時間、Rye駅に到着。 そこにはロンドンではなかなか感じられない昔ながらのイギリスらしい街並みがあり、セレクト力の高いアンティークショップも軒を連ねる中、お客さんの絶えないお店がある。日本でも最近見かけることも多い「MERCHANT&MILLS」。 そんなMERCHANT&MILLSの実店舗に行ってきました。 もう素敵なお店すぎてお話ししたいことはたくさんですが、今日はお店で見つけた一押しのキッチンバサミのご紹介と、キッチン

          MERCHANT&MILLSのキッチンバサミ

          リバティロンドンの体験価値

          ロンドンの有名百貨店といえばリバティ、ハロッズ。 日本でも様々百貨店はあり、それぞれの百貨店の色はあるものの、よく似ている。リバティとハロッズは全く違う。 迷路のような通路で次々に魅力的な空間へ迷い込んでしまう巨大百貨店のハロッズ。 ハロッズに比べるとこじんまりとしているが重厚な建物、厳選された商品、歴史を感じさせるが開放的な店内のリバティ。 ロンドンらしさを感じられ、立地もウェストエンドの劇場の近く、SOHOの近くというリバティについて紹介したい。 リバティロンドンの歴史

          リバティロンドンの体験価値

          バイヤーという仕事

          バイヤーになりたい。将来セレクトショップを持ちたいとずっと思っていた。なぜだかは分からない。 そんな私だけど、就職活動の時に「自分は何の職業につきたいのか」という自分自身に対する問いに関して、私は明確な答えを持っていなかった。 就職活動もなんとなく進めていた。だって20年ちょっとしか生きてない。これから何十年の人生なんて決められない。 ある時友人があなたにきっとぴったりの会社があると薦めてくれた会社に結果的に就職することになる。 自分自身、意外と自分のことはわからない。 今で

          バイヤーという仕事

          衝動買いは世界を救う

          初めまして。 sugachanです。 生活雑貨のバイヤー、商品企画一筋7年。 結婚を気にロンドンに引っ越しとなりましたが、せっかく時間ができたので、今までたくさんの方と仕事を通していただいた情報や考え方を是非たくさんの方に知っていただきたいと思い、noteを始めました。自分を幸せにしてくれる買い物体験をできるだけたくさんの方にしていただくことが目的です。 自分自身バイヤーという仕事を通して、作る人、売る人、買う人がみんな幸せになるように願って仕事をしてきました。「そん

          衝動買いは世界を救う