「時短料理」を作りたい。「時短料理」とは言われたくない。頑張りすぎる日本人女性へエールを贈りたい。

今日はちょっと気持ち的な話を。
日本人女性は忙しいとよく言われますが、ロンドンで暮らしてみて、特に実感するようになりました。
働きながら家事もするというのは、ロンドンでも同じだけれど、お父さんの育児に対する姿勢が圧倒的に日本より前のめりな感じがする。
北欧に行った時も感じた。お母さんができる子育てと、お父さんができる子育てってまた違った良さもあると思うから、日本もお父さんが育児にもう少し参加できるような休日の体制だったり、社会の雰囲気になってくれたらいいなと思う。

ちょっと話はそれましたが、今日のお題の「時短料理」。
日本人女性は、特に働きながら育児をしている女性はとても忙しく、時間のやりくりを常に考えて行動していると思う。
実際に作り置きが流行ったり、ルンバ、乾燥もできる洗濯機、食洗機の需要が高いのも日本人女性の忙しい日常が背景にある。
そして毎日行う「料理」はいかに美味しいものを短時間で作るかというのは命題にもなっている。
そんなお母さんですが、「時短料理」は作りたいけど、「時短料理」とは言われたくないんです。
なぜかというとなんだか手抜きしているような響きになるから。
実際に「時短料理」できるキッチングッズや調理法は取り入れたいけれども、
出来上がった料理を「時短料理」だとは言われたくない。なんとも複雑な心境。

日本人女性は本当に頑張り屋さん。
仕事も頑張って、家事も頑張って、育児も頑張って。
きっとそのうちパンクしちゃう。

時短料理は「手抜き」なんかじゃないんです。
時短にしてでも手料理を作ってあげるお母さん。
その時間で少しでも自分や家族の時間が増えればと考えるお母さん。
自分のために空いた時間を使っていいんです。
なぜならお母さんが幸せだと家族が幸せになるから。

日本人女性は本当に頑張り屋さんで素敵だと思います。
ですがその頑張りの少しを、自分の癒しに使えるお母さんはもっと素敵だと思います。

時短料理は愛情のあかし。
気を張りすぎずに、ずっとお母さんでいすぎずに、お母さんの幸せが家族の幸せです♡

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