ハワードシュルツ(Starbucks創設者)に会った話

ずっと書きたいと思っていた、ハワードシュルツさんに会ったときの話。
大学でBLSPというビジネスリーダー養成プログラムに参加した時、アメリカシアトルのStarbucks本社に訪問させてもらった。
その時になんと偶然、本当に偶然、創設者のハワードシュルツさんに会ったのだけど、その時の出会いが印象的だった。
信念を持って何かを始める人のエネルギーを間近で感じ、そしてそれが本当に素晴らしいオーラだったので、話したい。

3つのゼミが合同で将来のビジネスパーソンを育てるということに特化したゼミ。
卒論なしで、その代わりアメリカシアトルのマイクロソフト本社にて英語でプレゼンを行うという大行事があった。
そのアメリカ訪問に、Starbucksの一号店と本社を訪れるというスケジュールも含まれていた。

スターバックス本社、会社の外に立っただけでコーヒーのいい香り。
中に入った瞬間にコーヒースタンド。
本当に世にあるお店のようなコーヒースタンド。
それだけでもテンションがあがる。
そして階を上がって、、
またコーヒースタンド！
至る所にコーヒースタンドがある。。
その時でした。
K教授がすごい興奮している！
「ハワードシュルツだ！！シュルツ！！！」
超有名企業の創設者、忙しい人。
なのに足を止めて学生が来ていることに喜んでくれ、
「今から会議があるから君たちも来なよ！」
と。
教授も唖然。え？会議に？私たちが？笑
大学生30人ほど。会議に行くなんてただの邪魔じゃない？
でもせっかくのお誘いなので全員でゾロゾロとついて行った。

彼はこのStarbucks本社でどのような仕事が行われていて、
そして日本の会社がこのStarbucksを日本に広めたこと、
その日本とのつながりがとても大切で親密にコミュニケーションを取ってビジネスを進めていることを、ざっくばらんに私たちに話してくれた。
必ず会って話をするんだ。それが大事だと。
本当に優しくて、私たちの学習をサポートしてくれ、純粋でピュアな野望に溢れる人だった。目の奥が本当にキラキラしてた。
さすがに会議が始まるところにお邪魔するのは、、ということで、しばらくして私たちは退席した。

ハワードシュルツのたった一杯の美味しいコーヒーを世に広めたいという気持ち、
そんな世の中が広まったらいいなという素敵な考えから自然とビジネスが始まり、
そしてそれを楽しんでいる彼の姿は本当に輝いていて素敵だった。
気さくで、純粋で、明るくて、優しい人だった。

私もこんな風に世の中に楽しいこと、素敵なことを生み出したいな〜と思った瞬間でした。
今でも時々思い出す、心に残る出来事でした。