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本を読む時間をつくる|7月の読書会

定期的にお店の営業時間終わりに開催している読書会。今回は3名の方にご参加いただきました。お店で開催している読書会の流れや、読書会を始めた経緯などはこちらの投稿に載せています。

7月の読書会|みんなのおすすめ本

【アルジャーノンに花束を】 著者:ダニエル・キイス

【52ヘルツのクジラたち】 著者:町田その子

【ホテルローヤル】 著者:桜木紫乃

【一汁一菜でよいという提案】 著者:土井善晴

私が今回読んだのは、土井先生のこちらの本です。かなり前に、単行本を本屋さんで見かけていて気になっていた一冊。いつか買おうと思っていて、手を出していませんでした。

そんな忘れかけていたある日、星野源のオールナイトニッポン(ラジオ)の中で紹介されていました。

以前に新型コロナウィルスに感染した後、1ヶ月半くらい、抑うつ状態が続いた時期があったそうです。 その時は仕事があるので、とにかく元気を出さなければと、厚いお肉を食べてみたり、 辛いものを食べて刺激を取るなど試行錯誤しましたが、かえって身体が悪化することに。

そんな時、 土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』という本を知って、お味噌汁を作って飲んだところ、 本当に身体に染み渡り、元気を取り戻したという話をしていました。その中でも、残っていたフライドチキンを味噌汁の具として入れたエピソードに驚きました。

これを聞いて改めて読みたいと思い、文庫本になっていたので購入しました。まだ、半分ほどしか読めていませんが、冒頭から響くことが書かれています。

この本は、お料理を作るのがたいへんと感じている人に読んでほしいのです。

土井善晴 一汁一菜でよいという提案

この言葉に、心惹かれる人も多いはずです。難しく考えず、気楽に食について考えることで、気持ちが楽になることもあると思います。

早速、お味噌汁が作りたくなったので、実践してみます。


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