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成功者の「成功談」を鵜呑みにしない方が良い理由3つ

結論だけ言うと、ガッカリしてしまうから、です。

というわけで、こんばんは!
WEBライターになりたい人、あるいはフリーランスを目指している人、もしくは駆け出し始めの人などにお伝えしたいことです。

改めて、成功者の「成功談」は、鵜呑みにしない方が良いよな……と思った出来事があったので、その理由を3つ書いておきます。

※成功談を読むこと自体や書いている人を否定するものではありません※


1.激レアの「ラッキー」だから

例えば、実家の財力や親や親類の人脈など、当人のものではない要素があったラッキーパターンがあります。

その人の言うことを実施しようとしても、同じ土台でなければ基本的には成り立ちません。

しかも、そういう人はキャッチーなタイトルをつけることが多いです。

なろう小説よろしく
「副業収入が本業を超えました!」とか
「〇卒ニートがなり上がりました!」とか
「ただの主婦が月〇〇円ゲットしました!」とか
「脱・社畜!会社員時代を超える収入の確保方法!」とか

当然ですが、「おっ、すごいな!?」と目を引くような書き方をします。ライティングとしてはめちゃくちゃ正解なのですが、それらを本気にしてしまうと、一部のラッキーを除いて大変なことになると思います。

私はブラック企業時代だったなら、判断力が地に落ちていたので、何も気にせず仕事を辞めてしまっていたかもしれません。

私も脱・社畜を目指してWEBライターデビューした身なので、とてもよく分かります。そうなりたいと願っている先に繋がりそうな近道があると、そちらに流れそうになりますよね。

しかし、当然ですが、一部の極々限られたラッキーな話を鵜呑みにしたところで、同じようになれるはずがありません。

そして、そういったラッキー事例と同じようにできなかったり、うまく結果を出せなかったりして落ち込む人もいるでしょう。
でも、そんな必要はないのです。
だって、めっちゃラッキーな人の成功談なので!

2.その人の「成功方法」だから

これを言ってしまうと身も蓋もなさそうですが、
例えば、「WEBメディアの本社に突撃して仕事もらいました!」とか「とにかくひたすら電話をかけまくって仕事をもらいました!」とか、行動力のバケモノか?くらいの動きをする人がいます。

しかし、これ。
このやり方を真似して、誰でも成功するわけではありません。

あくまで、その人の人間性・コミュニケーション力・人間関係・年齢など、積み上げてきた要素の上に成り立っているわけです。当然、「その人の成功したやり方」でしかありません。
(ついでに言うと、景気や時代にも左右されますよね……)

そっくりそのまま真似することがそもそも難しく、もしも真似できたとしても同じ結果を出すことが難しい……というわけです。

もちろん、あなたがその人と同じようなタイプだったら、同じやり方で成功する可能性は上がるでしょう。
あるいは、あなたなりのやり方を工夫できるかもしれません。

そんなあなたは、そもそもすごい人なので、自信を蓄えて周囲に広めてください! エッセイがめっちゃ面白そうです。

3.「知識と経験」は財産だから

知識と経験は、あなただけのものです。
もちろん、人に伝えたり与えられたりすることはあるでしょう。それでも、あなただからこそ、それらから生み出せるものがあるはずです。

同じ知識を得ても、全く同じ解釈・理解度・見方・解説の仕方にはなかなかなりません。
同じ経験をしても、全く同じ感じ方・行動・学び・表現の仕方にはならないはずです。

これらも本人が自ら積み上げてきた要素の一部ではありますが、今この瞬間からでも身に着けることができる代物です。

そして、その知識と経験を活かして掴み取れる成功は、あなたではない誰かが示した成功と同じとは限りません。

あなた自身が「知識と経験」という財産をどう使うのかを、自分自身と向き合って考えるべきだと思います。

社畜をしているとうっかり楽な方に流れそうなときや、とにかく仕事を辞めたいという衝動に駆られる場合もあります。

しかし、一度立ち止まって、あるいは振り返って、「誰かの華々しい成功」と同じ道に行くべきかどうかを考えることや、そもそもとにかく休まなければならないこともあると思います。


安易に飛びつかないように、ということは簡単です。
そして、それは誰でも言っていて、誰でも知っていて、しかしたまに忘れてしまうことがあります。

ちょっと深呼吸をして、
それから「自分には何が適しているのか」を考えてみてください。




私がWEBライターデビューした方法は、王道の地味なコツコツ型で華々しくはありませんが、誰でも真似できそうな気がするので興味のある方は、ぜひ!


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