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ランニング、禁酒、サウナ、瞑想、ACT、色々やってみた結果①

こんばんは。
2019年に開設して以来3年越しの初投稿となりますが、ようやく重い腰が動き出した感じです。

2019年当時は広告マーケティング的なお仕事を主戦場に、今では考えられないくらいの労働時間を毎日費やしては、毎晩のように深い時間からの飲み食いで、疲れた脳と体を癒していたのですが、どうやらそんな生活がメンタルにダメージを与え出していた時期でした。

時系列は定かではないのですが、確かこの頃に嫁さんにLINEしたことは覚えています。

「なんだか、いつもすんなりできた事が急にできなくなった」と…

それまで、仕事(特に処理系タスク)は閃くままに体が動いて、比較的サクッとこなしていた感覚は持っていました。それが、閃きもしないし、やってることに自信も持てないし、意味も見出せない。。。大袈裟に言うと急に世の中が灰色に見え出した感じがありました

まー今、冷静に考えると、完全な悪循環モードに突入していました。
当時43歳くらい、毎日酒を飲んで、睡眠時間は4-5時間、休日も子供の相手で終わり、そして自信のない月曜日を迎える。当時何度かこのモードを断とうと、メンタルクリニックに通ったりもしましたが、プライドが邪魔して薬の服用までには至りませんでした。(詳しく言うと漢方は飲んだ)

なんとなく2018年くらいから続く、こんな無限ループに若干の変化を与えてくれたのが、コロナの到来です。これにより出社が減って、あまり会社や周囲の人にこの状況が悟られる事がないだけ気が楽になってました。しかし、そこで良くなかったのが、またもや飲酒。出社しない開放感からか、毎日の酒量が増え、夜の無敵トリップ状態を繰り返しては、朝に凹む。体重はみるみる増え、子供からも良く三段腹をいじられていました。ここまでは、無限ループの継続状態だったのですが、2020年の5月末日に突如思い立つのです。

「明日から走ろう」

Amazonで次の日に届くニューバランスのランニングエントリーモデル(5000円くらい)をポチり、翌日届くやいなや外を走り出しました。引き続き自分に自信が無い状況は続いていたので、走りはじめは、「どうせ続かないよ」「どうせ今はハイになってるだけだろ」と脳内ネガティブが全開。。。それをかき消すために、アホほどダッシュしたり、心の中で数字を数えながらやり過ごしていたのを昨日のように思い出します。

さて、その後予想通り急な運動で足首を痛めたり、足裏に巨大なウオノメができたり、小学生の前で思いっきりコケて笑われたりとランニング継続を断念するきっかけは山ほどあったのですが、一つだけモチベーションというか励みになることがありました。これは、本当に奇跡的だったのですが、高校時代のサッカー部の友人が同じタイミングでランニングを始めていたのです。彼とは年に一度会う程度で、頻繁には連絡を取っていないのですが、フォローしていた彼のInstagramで、その事実を知ったのです。しかも彼は月100kmの目標を掲げていた。。高校時代走ることを得意としていなかった(むしろ苦手だった)あいつが….私は何だか背中を押された感じでこっそりそこに乗っかることを決意したのでした。結果的にそのことがきっかけでスタートをし、彼のランニングの投稿を励みにしながら、約2年半、毎月100kmランニングの目標を達成し続ける事ができています。(ちなみに彼も続いています!)

ランニングが継続しているのは、こんなきっかけもありながら、なんだか良い連鎖が広がっていった感覚が如実に感じられたからでした。ランニングの次に発生したポジティブな連鎖だったのは、禁酒です。当然の如く、飲んで二日酔いだと走る気が失せる、走ったあとは酒よりポカリの方がうまい、といった具合に酒とランニングを両立するにはちょっとした葛藤がでてくるのです。そんな葛藤をしばらく続けながら、結局飲んでしまっていたのですが、ランニングで体重が減ってきたことも相まって、これもある日
「明日から酒を止めよう」
と思い立つのです。正直これは、ランニングを続けるより辛かった。明らかに自分はアル中予備軍だったと気づかされた期間でもありました。数日くらいはノンアルコールビールで乗り切れたのですが、その後くらいから体に異変が。。なんだか寝汗が出て眠れなくなったり、お腹周りの皮膚が痒くなったり、メンタルも鬱々とした状態に陥りました。これを逆にランニングでかき消したり、ミルミル体重が減ってスリムになっていったので、その様子をアプリで記録したりと試行錯誤を繰り返していました。結果的に開始1ヶ月後に仲の良い友人と泊まりのキャンプがあったので、そこでは解禁したのですが、そこで飲んだビール(確かアサヒスーパードライ)が美味いの何の!でもその直後にクラ〜っと気を失うくらいの酔いを感じて、これまで麻痺していた本来のアルコールのパワーというものを再認識したのでした。
オチをいうと今でもお酒は飲んでますw
でもだいぶ量は減ったし、週2-3日は休肝日を設けてアルコールと付き合えるようになりました。そのきっかけとなったのは、やはり禁酒1ヶ月後のアルコールパワーというか恐ろしさみたいな感覚が大きいのですが、色々調べると一時的な禁酒で肝臓がだいぶ正常な状態に戻ることで、アルコールへの耐性が弱くなるといった現象があるようです。
あっ、後ちなみにこの1ヶ月の禁酒+ランニングで体重は10kg減(73kg→63kg)となり、今でも64-65kgをキープしています。まーこの見た目のインパクトも減酒のモチベーションの大きな要素となっています。

こうして、2020年6月に月100kmランニングスタート、2020年8-9月の禁酒(約1ヶ月)からの減酒にこぎつけ、なんとなく灰色の世界に光明が差し込んだ感じはありましたが、そんな物事はドラスティックに変わりません。相変わらず、なんだか自信のない日々は続き、走った後や、休肝日に少しだけ自分を褒めてあげるくらいの変化があったくらいでした。
ただ、その後も良き連鎖が続き、サウナ、睡眠、瞑想、ACT と色々な方向へライフスタイルが変化していったのですが、その続きはまた、今度。
ちなみに、こんな振り返りができるのは当時から日々のアクションログをアプリに残しておいたおかげです。(2年以上経った今も続けています)
その一例がこちら↓
今後もアプリの画面と共に振り返ってみたいと思います!


飲酒状況を記録するアプリ:黄色が飲んでない、赤が適量、紫が飲み過ぎのマーク

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