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【書く習慣1ヶ月チャレンジ】 Day8 お金を貸す、借りるということ

#書く習慣1ヶ月チャレンジ  8日目は、


最近怒ったこと


日本にいたら、そうそう怒ることって実はあんまりないんだけど、マラウイにいるとそうはいかない。
今日はもう本当に疲れたし、怒った。怒りたくはないんだけども。

マラウイでは昭和の日本のような、助け助けられっていう文化が根強く残っている。誰かが困っていたら何も考えずに助けるのが当たり前。それは、お金が足りないから貸してほしい、というのも含まれる。

日本人は大体がそうだと思うし、私もそうなんだけど、お金の貸し借りって絶対したくない。私にとっては、誰かからお金を借りること=相手からの信用を失う可能性があることだと思ってる。(この考えはいつから根づいたのか知らないけど)
例えば友人にお金を借りるってことは人生今までしたことないし
(100円200円は全然ok)、これからもしたくはない。万が一友人がお金を貸してほしいってなったらそれはもうあげたものとして考える。返ってはこないだろうって。返ってこなければその人とは友人を続けていくことはもう無理だし。

ただ、ここマラウイでは日本のような考えではなく、助け助けられが当たり前で、だからこそ、お金の貸し借りも普通に行われる。お金を借りるのに銀行の金利が高いだとか、クレジットカードも持てない人が多いからかもしれないけど。
私は生粋の日本人なので、当たり前のようにお金を貸してって言われた時に最初はびっくりした。ああやっぱりお金持ってると思われてるんだなって辛くなった。

今一緒に働いている現地のマラウイ人からもしょっちゅうお金を貸してほしいと言われる。協力隊の時はボランティアだからお金ない、で乗り切れたけど今は実際お給料をいただいているのでそうも言えない。仕方なく少しだけ貸してたら、最近はその値段がどんどん上がっていってる。

で、冒頭のツイートだが、今日は上司が貸したお金を回収しようとメンバーに言ったら、え、残金もっと少ないよね?って言われた。先月払ったから残金がもっと減っているものだと思っていたらしい。いや先月返してもらってませんが???
そこから返しただ、返してないだとあーだこーだと言い合うことに。疲れる。ひっじょーに疲れる。
私は毎回返してもらったら日付つきでメモしているから返してもらってないのは確かなんだけど、払ったの一点張り。

こういうことがあるから、貸したくないんだよ!!!!!!


と怒ることになった。
でも本当にこういうことがあるから、上司にもそろそろお金を貸すのをやめてほしい。ほんと優しすぎるのだようちの上司は。
私はもう最近はほぼ貸していない。日本円でいう200円とか300円くらいなら良いかなと思うこともあるけど、1万円とか少し前は7万円くらい貸してほしいと言われて流石に断った。自分の生活がままならん。
基本私が立替払いで仕事に必要なものを買うので常にお金はカツカツ。2年後無職になることを見越して貯金もしないといけない。
だから人に貸している余裕などない。


助け助けられ、という文化はとても素敵だと思う。だからこそこの国はWarm Heart of Africaと呼ばれるんだろうし、実際優しい人が多い。私もお金関係ではないが助けてもらったことは何度もある。でも、お金に関してだけは本当にもう少しシリアスに考えてほしい。

あなたにも生活があるように、私にも生活があるんだよ、と同僚に言ったことがある。

その国に外国人が住んでいるからと言って、その外国人が全てその国の文化を尊重をしなければいけないとは私は思わない。どこいたってお互いがお互いの文化を尊重できる関係になってほしいと思う。




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