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#選挙にいこう かっこいいイラスト・デザイン諸々まとめ

本日・2019年7月21日は参議院選挙ですね。

選挙のたび、
憧れのイラストレーターさんのかっこいい #選挙にいこう イラストが流れてきて
「素敵だなーこの人絵がかっこいいだけじゃなくてこういうこともちゃんと考えてるんだなー見習おう!」
と選挙に行くようになりました。
今回も素敵なイラストをたくさん見かけたので、勝手に紹介させてもらいます。(問題がございましたらお手数ですがご連絡ください)
またそれに関連して、おもしろいなー!と思ったこともいろいろ。


たしか前回の選挙でもこうしたイラストをupされていた西山寛紀さん。
大胆な配色と形がすっごくかっこいい!!
2018年のHB GALLERYさんコンペの募集要項冊子でイラスト拝見してから、密かにおっかけてます…書籍装画もみんなかっこいいんだ。

ごぞんじ中村祐介さん。
高校の頃アジカンのジャケットイラストを見て、図書館でdigmeoutの画集を見て、自分のPCを持ってからはブログやtwitterを見て…
若者目線で憧れの作家さんであるとともに、自分一人では考えも及ばないような領域にも気づかせてくれる先生のような存在。
絵だけでなく言葉でしっかりコミュニケーションをとる姿勢、いつも感服しております。

松尾モノさん。
たしか大学生の頃、pixivで作品拝見して好きになりました。
このゆるっと心地よい描線と無駄のないデフォルメ感。
アナログ画材(たぶん)を使った時の風合い(ハッとするほどダークな時もあるのがまた好き)とカラーリングもたまりません。
朝イチで投票に行って空箱確認したっていう人のツイートもけっこう流れてきて楽しい。

こちらは今回の選挙がきっかけで出会った作品。とっても素敵!
そう、女性が参政権を得たのはわりと最近なのだ。

こちらも最近SNS経由で知った、大津萌乃さん。
この日常感、よい…

いつもたくさんたくさんの素敵なイラストを描かれる丹地陽子さん。
涼しげな日常。さりげない猫。すき

おしゃれでかわいいイラストを描かれるpaiさん。
今回もとってもかわいらしい!

中村一般さん。
この空気感、とっても好きです〜 期日前投票もだいじ。

トミイマサコさん。キラキラしてたりちょっとおどろおどろしかったりするイラストも、こういうやさしいイラストも好きです。

はしゃさん。そうですせっかくある権利!
描き込みに圧倒される漫画も、ゆるかわいいイラストもすき。


かわいい動物イラスト。どれもかわいい。
こういう時、個人で発信される方は普段の作風とは違う描き方をされることも多いのでそれがまた新鮮で楽しいです。
ひとまとめにしてしまってすみませんがみんな素敵なのでよかったらリンク飛んでみてくださいな。
自由に使えるフライヤーを配布しているところも↓


アニメーションも!





選挙ステッカー、ポスター、スタンプ

選挙ステッカー は、特定の政党などを応援するものではなくただ「投票に行こうよ」と呼びかけるものです。気軽にみなさんダウンロードして切ったり貼ったり描いてUPもして下さい。
ツイートは#選挙ステッカーを付けてね!

とのこと。いい運動ですよね、楽しい!

こうしたポスター、イラストはもちろん文字のデザインもかっこいい!

若者の投票率が〜と嘆いているよりこういう活動どんどんしていけばいいんですよね。かわいい、かっこいい、オシャレは強い!



選挙割

選挙割とは、投票所で交付される「投票済証明書」「投票所看板写メ」などを持っていけばお店で買うものが割引になるよ!という運動。
投票率を上げるため、それぞれのお店が自主的にやってくれています。
こうしたお店がある、こうした運動をしてくれる大人がいるって可視化されるだけでけっこうな希望を感じませんか?
(利用者目線だと、できれば#選挙割 タグといっしょに地名も合わせて発信してくれると探しやすいので助かる)


ここでもステッカー。とにかくかわいい!

レコードだって本だって割引です。
TVのニュースでもラーメン屋さんやタピオカ屋さんなどが取り上げられていました。

指原莉乃さんが「期日前投票してタピオカ」ツイート→Tapistaクリエイティブディレクター辻愛沙子さんに届く…という場面も。

選挙は今回で終わりというわけではない!ので、今後こうしたキャンペーンがもっと盛り上がっていくといいですね。

芸能人が政治的な発言をすると叩かれる・干される…みたいな風潮どうなの?というのは私の観測範囲だと前々からあったのですが、
今回の参院選でちょっとずつ「声あげてこ!」という流れができている気がします。芸能人もそうでない人も、みんな等しく政治に参加する権利を持つ国民ですからね。いいよいいよ〜



18歳にも選挙権がある!行こう!

『ちはやふる』作者・末次由紀さん。
前回もこうしたツイートをされていたの、覚えています。
どうしても目先のことでいっぱいいっぱいになりがちな未成年でも、信頼できる大人から情報をもらえればちゃんとまじめに考えて行動する子、いっぱいいます。大人がしっかり情報発信するの、大事。

「明るい選挙啓発ポスターコンクール事業」
平成30年度 高等学校の部入選作品

東京都 都立大泉桜高等学校2年 小柳 のゆり さんの作品ですね。


漫画でわかりやすく解説!
まずは「選挙に行く」ハードルを下げよう

やはり漫画は強い。わかりやすい…

不在者投票や期日前投票についても。


海外から投票する「在外選挙」というのも。
自分で体験したことがないこと、関わりが遠いことに関しては、考えも及びにくいですよね。こうした気づきをもらえるの、ありがたいです。

近藤聡乃さんは、
大学生の頃たまの『電車かもしれない』という歌に合わせたアニメーション作品を見て、その圧倒的な世界観にぶん殴られました。
(たまのCDも買った)
アニメーションも漫画もたくさん手がけていらっしゃいます。
とっつきやすいのはこのエッセイ漫画『ニューヨークで考え中』、KADOKAWAで連載中の『A子さんの恋人』かな。

いろんな事情のある人が、平等に投票できるように。


こんな考え方も。


で、じゃあどうやって選ぶの?

とっつきやすい解説ページは探せばけっこういろいろあります。
その中でもまず最初に、軽い気持ちで始めるのにいいのはやっぱり
ボートマッチかと。

いくつかの質問に答えて、
自分の「世の中にこうなってほしい!」という願いとマッチする政党を割り出してくれるマッチングアプリのようなものです。
ただし、診断結果にはどうしてもこの診断を作った人の主観が入るので結果を単純にうのみにはできません。
どちらかというと選挙のポイントの確認と、
「自分はどんな世の中に住みたいか?」という自己分析によいかんじ。
質問ごとに簡潔な用語解説もしてくれているので、ここからさらに深く調べるための検索ワードを見定めることができます。

「今回の選挙には間に合わないよ〜もう深く考えてる時間がないよ〜」
という人も、この「ボートマッチ」は覚えておくといいと思います。
ボートマッチサイトは選挙のたびにどこかが開設してくれるので。
政治は生活とともにずっと続けていくもの。
次の選挙でも、次の次の選挙でも活用していきましょう。


生身の人間が直接「語りかける」動画


「どうせ自分の1票くらいじゃ変わらない…」かと思いきやまじで1票が勝敗を左右することなんてなんぼでもあります。
↓2019年4月の選挙でも、同票だったので最後はくじ引きという区が。


そしてこの「1票」、予算で考えると「570万円相当」だそうです。

貴重な権利。


「白票」に意味はあるのか?

私が今より若い頃にも「誰も支持したくないなら白票でその意思表示をすればいい」「自分の年代の投票率を上げることだけはできているはず」というツイートが流れてきて、うっかり納得してしまったことがあるのですが。

自分が投票される側になったとして考えてみましょう。
「白票(無効票)」が多かったとしても、そこには何も書いていないのですから、もし本当に自分に不満を持たれていたのだとしても「じゃあ具体的にどないすりゃええねん???」としかならなくないですか?
どれだけ「無効票(のうち、白票が何割かもわからない)」が多くても、それで当選したなら自分へ投票してくれた人のために「自分は支持されているんだ、掲げた公約を守ろう」となりますよね。
(守らない人もいますが…)
結果として、多数票を得た側のアシストにしかなりません。
現状に不満があるなら、少しでもマシだと思う党を選んで投票しましょう。
もしくは自分が政治家になりましょう。








 選挙に行くのはとっても大切な権利。
でもその権利を当たり前に行使できる人ばかりでは、残念ながらなかったりもして。そういうとこを将来的に改善するためにも、投票しましょ。



最後に


投票用紙の書き心地がとてもよい

投票用紙に利用されている「ユポ紙」
これ、破れにくく、濡れに強く、開きやすいとってもいい紙(正確にはフィルム)。
そしてこれに鉛筆で文字を書くと、えもいわれぬ快感を得られます。
未体験の方はぜひ。


サポートしていただいた売り上げはイラストレーターとしての活動資金や、ちょっとおいしいごはんを食べたり映画を見たり、何かしら創作活動の糧とさせていただきます。いつも本当にありがとうございます!!