君の首を締める夢を見た。どれだけ強く、きつく締めても君はヘラヘラ笑っていた。くっきり残る指の跡が脳裏に焼き付いたまま、君から離れることもできないまま。君に加害者意識はないらしく、わたしの被害者意識も消えない。別の時間軸で、お互いに傷をなめ合って、わたしたちはまだ生きているらしい。
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