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沐浴当番を奪い合ったあの日

お風呂は子どもとの大切なコミュニケーションの場。
色々なことをお湯に流し、裸の付き合いができるお風呂。

思い起こせば、新生児時代の最大の楽しみ。それが沐浴でした。
毎日毎日、沐浴のたびに何十枚も写真を撮りまくったものです。

出産後、大学病院に転院したワイフは、しばらくして諸事情により手術が延期となり一時的に帰宅します。
しかし、約2~3か月を絶対安静の寝たきり状態で過ごしてきたため、当時は自分で歩くことがやっとで、抱っこもなかなか難しい状態。
その為、沐浴は専らパパの役目でした。

特にひっくり返して背中を流すときが可愛いんです。

くるっと回して背中を流すときの様子を前から撮る。
このアングルが大のお気に入り。
何枚撮ったことか。カメラロールがこれ一色なんて当たり前。

なんとなく沐浴の際はカメラマン係を引き受けていたワイフでしたが、毎日気持ちよさそうにお湯を浴びる赤ちゃんと、妙にニタニタしているパパの様子を見ていると、次第に唇をかみしめ、「私もやりたい・・・ギリギリッ」となるわけですね。
仕方がないので(ということもないのですが)「じゃぁ、今日はいいよ。その代わり明日はサポート役ね」と沐浴権を一旦譲るわけですが、
「お、私でもできる」と手ごたえを掴んだワイフは翌日からもグイグイくるわけです。私がやる、やらせろと。

そして沐浴権の奪い合いが始まります。


とりあえず、ワイフがやりたいと言い出すと、夫婦円満のためにもそれは止めることができないので、沐浴権を譲ります。
しかしそれが続けば当然こちらにもストレスがたまります。

なんとかしてこの状況を打開できないものか。
私、必死に考えました。
必死に考えて見つけました。
この方法って素敵やん。

療養中にワイフがうとうとしている間に、こっそりベビーバスの準備をして沐浴やっちゃう。いわゆる「ダマで決行」。


さて、本題。
日常生活の中では、様々な親子のコミュケーションの機会がありますが、
家庭内では「お風呂」、「食事」「睡眠」などがその代表的な機会として挙げらると思います。

これまで子育て応援ブランド「papakoso(パパコソ)」では、特に「お出かけの時」に役立つアイテムとして、「パパ&ママ140人と考えた理想のパパバッグ」「パパ専用抱っこ紐 papa-dakko(パパダッコ)」を紹介してきました。
しかし、設立から10期目を迎える今年は、お出かけ時にとどまらず、「お風呂」「キッチン」「寝室」をテーマに、親子のコミュニケーション、夫婦で育児家事をシェア、そして家事の負担そのものを軽減する新サービスを展開していきます。

詳細はおいおい。
乞うご期待ください。

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