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弁当を売って見えたもの🍱

4月に知り合いの知り合いから誘われて始めた弁当販売。
不定期でやりたい時に合わせてやる、というスタイル

これまでのまとめと、マーケティング的な事と、大切な報告を。



始めてやった時はこんな感じだったなぁ。。

最初の頃はお客さんの要望が全然分かってなかった。
マーケティング?ナニソレ??シラナイシラナイ。

みたいな状態。

その場所でどんな弁当が、どんな値段で売れるのか、品数は?、肉?魚?、量は?
なーんも分かってなかった。


その結果
一回目は売り切れなかった。😰

弁当売りデビュー事後録

29/33という結果。。。
悔しかったなぁ。

残った弁当食べてる時が1番悔しかった。

俺の腕が足りねえから、経験が足りねえから、努力が足りねえから、食材を活かしきれなかったんだな……って。。。

その日は弁当作りから、販売までやってみてお客さんのリアルな反応を見れたのが良かった。

反省点は沢山あったし、良かった事も沢山。
次に繋がるのも沢山あった。

テーマはよかった。けど、打ち出し方が中途半端だったのは特に実感。


そして、そんな反省を活かして2回目

6/23弁当販売レポ

ここでも少し余ってしまうという残念な結果に……
でも、反応的には最初よりもかなり良くなってるのを実感。

お客さんは、健康志向ではあるが
精進料理みたいなのは求めてなくて
そこそこオシャレで、そこそこ健康的
その塩梅が大切だと実感。

彩りが綺麗になったし、オシャレになってきた。



そして、少し期間は空いて3回目

8/27弁当販売

8/27弁当販売事後録

この日に関しては忘れられないと思う。
前回、前々回の反省と悔しさをバネに
全てに全力で、かなり努力して作った。

その結果………

12:10に完売!!

メニューはもちろん、新作もたくさん作ったし、ブログや、SNSの更新、販売の仕方もかなり変えた。


「フードロス削減」ってコンセプトを重視して、その中で売れるものを作るっていう
かなり困難な課題だったけど、努力で乗り越えた。

この頃は、板前として仕事もしており
仕事しながら、こっそり試作してました笑


3回目ともなると、慣れてきたのもあり形が決まってきて。
テーマは

季節・フードロス削減・健康・和食

こんな感じで。

炊き込みor混ぜご飯
卵焼き
肉or魚
漬物
デザート
おから料理
野菜×2種以上

この形に整った。


整ったことにより、これからはやる事が
季節の食材で、フードロス削減というテーマを活かしながら、バランスよく整える。
って感じで、クオリティーを上げるのにかなり力を使えた。

詳しくは👇🏻
料理や献立を作るルーティーン

大切なのは一品一品のストーリーを紡いでいくこと。
noteでも、Twitterでも、インスタであれ
試作の様子や、料理の説明を明確に行う事で、その一品目当てでお客さんは来てくれることがある。

そして4回目にもある程度早く完売した。
この日は友人のフォトグラファーに料理写真を撮ってもらった。

弁当の写真を撮ってもらった話

その頃には、芸術を専門でやっている人が周りに多く、料理も芸術であるという感性を教えて貰った。

そんな事もあったからか、それ以降はかなり彩りや盛りつけに気を使うようになった。

そして、次の5回目。
この回はアクシデントがあり、と言うのも材料が余ってしまったのだ。
でもそれがむしろ幸運で、数品を合わせて小さめの弁当にし、ワンコインで買えるようにしたら、人気が更に加速した。

そして、6回目
ここでは初めてのコラボ。

“大人“なバナナプロジェクト

という、熟して茶色くなって、棄てられがちなバナナを救う活動をしてるチーム。
デザートを担当してもらった。

この日もワンコインの弁当を販売し
おにぎりアクションがスタートだったのもあり、おにぎりも販売した。

この頃は、固定のお客さんもついてきて、Twitter経由でもお客さんが来るようになった。

前回の感想を聞いたり
食べたいものをヒアリングして
それを活かして更に美味しくしていく。

美味しくしていく努力を重ねていった。

そうして、回数を重ね
テクニックを覚えたり、新作を作り、お客さんを増やしていった。


そして、弁当販売を辞めた。

なんでかって??

・フードロス削減の為の実験だから。

・弁当の運営が方針を変えたから。

・更に成長できる実感はあったがそこ以外に力を使うべきだと感じたから。

勘違いされないように言うが、弁当の運営をしてくれていた、small kitchensの箕浦さんとはとても仲良くしてもらっており感謝しかないからそこは一応!

ほんとに、お世話になりました。
今後ともよろしくお願い致します🙇‍♂️


でもそのタイミングで、弁当を辞めることになったのはむしろ良かったかもしれない。
これ以上やると、本業を見失いそうだった。

フードロスを減らすために、料理人として何が出来るかの一環で弁当をしていたのに過ぎなかったが(もちろん手を抜いてた訳じゃない)
想像以上の楽しさに、単体にハマってしまっていた。

でも、楽しんでいたからこそお客さんは来てくれたんだろうな。
ってのも実感してる。


どんな料理でも続けてみて分かることがある。
平凡かもしれないが

やってみないと分からない。

弁当作り、楽しかったな。

これまで関わって下さった皆様
ありがとうございました。

これからもよろしくお願い致します🙏

small kitchensの箕浦さんと。

いつもありがとうございます。 書くの大好きだけどやっぱ大変だから、サポートして貰えると持続性が増します。