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白いご飯はメインディッシュになる。

先日、生の粒山椒を手に入れたので、ちりめん山椒をこしらえた。
自分で作るんだし、甘すぎず、水分多すぎずで、好みの味に仕上がった。

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ちりめん山椒と言えば、湯気が立ち上る白飯にたっぷり乗せて食らうのが1番。

「じゃあ、土鍋で炊くか。」

土鍋炊きにおける、米の水分量や、吸水などは色々なやり方があるけど…
炊飯器のメモリは優秀なので、炊飯器で計って移すのが家庭だと楽だと思う。


・米を炊くコツ

・最初2回は洗ったらすぐに水を変える。
(最初の水を良く吸うので早く変える)
・力込めすぎないで、指先で研ぐ。
(精米技術凄いから力入れすぎると割れる)
・浸水の水と炊く水を変える。
(浸水の水は意外と濁りやすい)
・なるたけ冷たい水で炊く。
(ゆっくり火が入るのでふっくら炊ける)

ここら辺を抑えて置くと炊飯器でも美味しい。
水の質とか、米の質も味への影響がかなりあるが、コツを抑えるのもかなり大切。


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・土鍋で炊くやり方

※鍋の厚さや種類によって変わります。

①最初は中火で、一気に沸かす。
鍋からはみ出さない位の火加減で。

②泡が出てきたら火を止めて、ひっくり返すように混ぜる。
底にくっついてる米を引き剥がして焦げるのを防止するのと、火入れを均一にする為。

③弱火で湯気の勢いが弱くなるまで炊く。
蒸気の勢いが突然弱くなるので、そこで火を消す。

④最後に中火で30秒~1分やって火を落とし
5分~10分位蒸らす。

最後に火を強め、鍋の中に蒸気を発生させ、そのまま蒸らす。
また、弱火だと火の当たってる部分しか、おこげにならないが、中火にするとかなり広くなる。

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・おこげ

土鍋炊きはじめ、釜炊き、鍋炊き、ご飯の魅力のひとつ【おこげ】

好みはわかれるけど、おこげがあると白飯の味に波ができるので、とても好きだ。

甘味や旨味の中に、香ばしさが加わり
柔らかい中に、カリッモチッとした歯応えが加わる。

また、色は付いてないけど固まり始めた部分は、噛む回数が増えて甘く感じるので味に深みが出る。


もし、おこげが欲しい方は、④の中火をしっかりすると良い。
ちょっと香ばしい香りがしてきたら火を止め、余熱で仕上げる感じ。
土鍋は余熱が強いので、何回も使って慣れる事。


おこげは加減が難しいので、③の工程になったらよーく注意して。
蓋を開けるのは良くないけど、数回開けるくらいならOK
慣れるまでは、直接見て確認しましょう

・この日の白米のおかず

この日は、ちりめん山椒だけでなく、白飯泥棒と言われるおかずを様々用意しました。

ある日の我が家の晩御飯ですが
メインはあくまで白米です。

では、何となく飯のおかずを語ります。

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焼き魚
食べたいと言われてたエボ鯛とキンキ。
塩気は甘めが好き。
魚の味がしっかり分かる位の塩気がいい。
家庭での焼き魚は焼きすぎないことがとっても大切。

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・葉人参とごぼうのきんぴら
地味な料理と言われるが、きんぴらは偉大だ。
野菜だけで、こんなに飯が進むのは凄いし、食物繊維も豊富。
他の煮物に比べ、短時間で出来るのも魅力の一つ。
この日は人参の葉をたっぷり入れた。

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・冷奴
汗ばむ季節にはこれが無いとね。
薬味が大好きなんでたっぷり乗せたい。
日本の伝統食!!

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・小松菜と焼き舞茸の浸し
おひたしが大好きで、和食の日は確実に食べます。
焼いたキノコや油揚げを混ぜると一気に美味くなる。
詳しくは→おひたしのすゝめ

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味噌汁
はい、日本の伝統文化。
肉じゃがを超えるおふくろの味。
油揚げ、ネギ、わかめ、という四天王メンバーをいれた優勝味。
(ちなみに、あと一種は豆腐)

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白瓜の昆布漬け
またきた、日本の伝統文化。
ご飯、味噌汁、漬物は三位一体。
そんでもって、白瓜が美味い。
キュウリより味が濃くて、昆布の旨味とよく合う。

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ししとう焼き浸し
事の発端になったちりめん山椒との相性が最高。
強火で焼いて濃い目のめんつゆに浸すだけ。
なんだかバターっぽい味がするのが素敵。

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ちりめん山椒
炊きたての美味さは自家製の特権。
マジでうまいし、塩気控えめでたっぷり食えるのが最高。
毎日食べたい。



・おわりに。

白いご飯ってのは、当たり前なようで、意外と奥が深いんです。

米も野菜の1種だという事を再度認識して、向き合ってみては?
主食であり、主菜にもなれる素晴らしい食材です。

日本人の国民食、白米。
自給率もかなり高いので、大切に美味しく食べましょう🌾

では、また!!





いつもありがとうございます。 書くの大好きだけどやっぱ大変だから、サポートして貰えると持続性が増します。