かずさ kazusa
著者:かずさ、RyoNakashinski かずさ→Ryo交互に続きを書いていくリレー小説 更新頻度は適当
忘れたいことがある。想起するたび記憶は強化され、忘れることが出来ない。忘れたいほどのその記憶のひとつひとつ、蓄積された過去から移りゆく現在、揺らぐものを想起するたび、きっと私はそれを忘れたくない。記憶仕様のないまだ見ぬ未来は、忘れることができない。
さよならの為のセレモニー 2020年5月5日16時半開催。来年もまださよならできてなかったら、来年も同じ日時にやります。
嘘みたいな笑顔で笑ってる 嘘みたいな笑顔で 笑ってる 笑ってる 嘘みたいな笑顔で笑ってる 嘘みたいな笑顔で 笑ってる 笑ってる 唇を合わせる 口裏を合わせる せーので嘘をついて せーので本当のことにする 嘘みたいな笑顔で笑ってる 嘘みたいな笑顔で 笑ってる 笑ってる 嘘みたいな笑顔で笑ってる 嘘みたいな笑顔で 笑ってる 笑ってる 唇をつないで 手のひらを返す 口裏を合わせたら 本当のできあがり
三才児があそんでくれて、お部屋でごろんとなり、きょうはいっしょに寝てくれるの?てきいたら、ままとねる、あべしゃんは一人で寝るの?ときくのでうん、毎日一人で寝るよ、さみしい。といったら、困ったかおしてた。あべしゃん。。。ひとり。。とつぶやいていた。困らせてごめん、かわいい、すき。
気がついたときには地面にうつ伏せになっていて、コンクリートの湿った匂いがした。濡れている、と思い顔を触ろうと思ったら、耳から血が出ていた。鼻からも血が出ているようだ。 体を少しづつ動かして横向きなると、額にコンクリートの砂利が張り付いていた。 どこが痛むのかよくわからない。地面に突っ伏したまま重い目蓋を開いてみたが、視界が霞んでよく見えなかった。 何時だろうか。家に帰らないと。ここはどこだろうか。昨日は事務所に出社して打ち合わせの後……だめだ、思い出せない。でもきっと誰かと
「彌勒様 わたし来世も螢ですか」 俳人、山蔭石楠の句より引用 * * * * * その日は雨だった。 黄色い布地に水色の花模様が入った北欧風のテキスタイルが気に入っていた傘をタクシーの中に忘れてきてしまったことにエレベーターの中で気がついたが、あなたには言わなかった。エレベーターは高速で34階へと上っていく。 3435室に入りカーテンを開くと、見下ろすロープウェイの光が行き交う様子がまるで蛍のようだった。 あなたはコンビニで買ってきた日本酒をビニール袋から出してテーブルの
今月はめっちゃくちゃ長かった。 まだ、31日が終わってないけど、すごくいろんなことをして、いろんなところに行って、いろんなことを感じて日々を過ごしていた。 濃密な時間を過ごし、基本的に一人の時間が多く、体調不良もあり、苦しい中で制作を救いにこの1ヶ月を過ごしていた。 9月1日 朝10時半 歯医者にいく。 その足でセリアで作品を移動するためのケースを6つ買い占める。まだ足りない。 帰りにDOUTORでマインドフルネスノートをかく。 午後、順調に制作をすすめることができた。 野
始発で18きっぷを手に兵庫県の実家にやってきた。 母が入院してると聞いてたのにおるやん。 退院して、ディレクターチェアーみたいな椅子に腰かけててなんか笑いました。 朝4時半に横浜の自宅をでて、 ゆっくり在来線で、途中二度下車しながら秋の個展のプランを書いた。車中、ああだこうだと、脳内でアイディアが出てきては下車してDOUTORでプラン図をつくった。 移動してるとなぜかとても脳内がまとまる。 ただ、車内ではゆっくりメモしたり出来なくて、都度下車してカフェに入る。 結局じっかに
3/21あたちゃんの命日 2/16チェリーちゃんの命日 ぐれちゃんとちゃとちゃんは覚えてない ちゃんくは夏に死んだ
「とりあえずどうしたらいいんですか」 「わからない」
想像力というものは、いまは必要を感じない。 だって、 返事がない夜は、あの子と一緒にいるのだろうとか、一緒にいるときに鳴ったスマホをあなたがさわろうともしないときに、その向こうに今夜のわたしのような誰かがいると想像してしまうから。 何も考えずに自分にだけ意識を集中するトレーニングを受けていないから。 わたしはあなたの飼い犬のように、あなたがいない時間、子犬のような鳴き声でつぶやいては、違う犬を抱き上げている様子を想像してしまう。 うまくいくわけがない、と言われる。 うまく
先日はのきさきアートフェア、暑い中足を運んでいただき カンパにご協力ありがとうございました! 絵やグッズを買っていたいただき 合計¥24862ー 集まりました。 本当にありがとうございます! こちらを秋の個展制作費用に充てたいと思っています。 制作をしに高野山に8月中に行くので、 18きっぷ¥12050ー 滞在費およそ¥20000ー これらの予算にしたいと思います。 ご協力ありがとうございました。 肝心な個展の内容が、まだ、ぼんやりしています。。。 明後日のWSが
しばらくやめてたからみんざいがとてもきく。ぼーんやり昼前におきて、オレンジジュースの夢見てたな、と思いオレンジジュースを買いに川を渡る。ミニストップからでて、また虚無感がくる。昼間の起きてる時間のしんどいの消したい。
もみじまんじゅうのことばっかりかんがえちゃうわ。 冷たく冷やした、もみじまんじゅう。 今日は病院ばっか行って、生活保護だからお金一円も払ってないし、 病院に連絡してたけどなんか手違いでスムーズに行かなくて、 そんな些細なことでなんか自己嫌悪して、 もみじまんじゅうのことばっかりかんがえちゃうわ。 広島に気をとばしたくないし、 制作を進めて気を、わたしの体に集中させたいのに、 どうしても自分を光らすことができなくて、 指輪買ったわ。 左手の薬指にはめて、ビスケットアイスクリーム
最近めっきりnoteを書いてなかったのは、ラップトップを持ち歩かなかくなったからだ。 お気に入りの喫茶店「珈琲山」も、居心地のいい作業スペースのある「南太田フォーラム」もwi-fiがない。 wi-fiがなくてもメモに文章を書くこともできるけど、なんとなく手書きでノートに書くようになった。 理由はもう2つほどある。 まず、時間に余裕ができた。今、生活保護で生活させていただけているおかげで、急いで考えて答えを出す必要もなく、ゆっくり手を動かしながら書き、鉛筆が丸まっては削り、書き
久しぶりに夕方から眠くなりめっちゃねた。30歳ではじめて交際した人が夢に出て相変わらず浮気をしまくってた。すごいお腹空いて食パンを2枚生でたべ、お腹いっぱいになった途端、虚しい。乾いては飲み腹空いては満たし、でもすぐ元に戻る体、寂しくて満たしてはすぐまた寂しくなる、その繰り返し。
父といろんな話してお腹いっぱい きもちにしたがい、写真はとらなかった。 病室はみずいろのカーテンとカーテンの間の細い通路が意外にも明るくて、 きれいにひかりがさしていた。 母は仙人みたいに口角の左右とあごに三本長いひげがはえてて、笑ってた。 カミソリがないった言うから、爪切りでひげを切ってあげた。 足の皮膚がかさかさしてたからクリームを塗ってあげて、 髪もぼさぼさだったからとかしてあげた。 15分はあっという間にすぎ、長かった三十数年のことが、遠退いていくのを感じた。
実家に帰るといつも眠れなくなる。 眠剤効かないし、はやく横浜帰りたいなーと思うけど横浜ももうでようと思っている私はなんなんだ。制作出来る気がしない、いいものを作り上げる自信がない、恐れが勝ってどっかに消え去りたいゾーンになってる。才能ある人たちが頑張ってお仕事しながら制作しているの見ると自分はくそだと感じる。最後にパーンと死ぬまで忘れられないくらいの傑作を生み出して死ねるならまだしも、なんもない私がなんもなく死ねるわけもなく、生活保護もおわり、路上でいきる力もなくまた普通に器