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情熱を持って取り組めるものは何か

みなさん本日もお疲れ様です、工藤です。

noteを始めて3ヵ月が経ち、改めて『仕事』『キャリア』について考え直してみました。

今までの発信内容も踏まえて、私が仕事において大切にしているポイントはこちらの3点です。

①情熱を持って取り組める仕事か
②自分の持っている能力にぴったりの仕事か
③十分な報酬が得られる仕事か

この3点を満たすことができれば、持続的で自分らしいキャリアを作ることができるのではないかと思います。

この3点のベースとなっているのは、書籍ビジョナリー・カンパニー2で紹介されている『針鼠(ハリネズミ)の概念』です。

針鼠の概念

継続的に活躍している企業に共通する3つの要点です。

針鼠の概念は企業を想定した概念で、個人に当てはめてみると、先に述べた3つにまとめることができます。

本日は、その中で『情熱を持って取り組める仕事』についてお話しさせていただきます。

 

🥚情熱を持って取り組めるもの

毎日の仕事の中で、100%熱意を持って取り組んでいる方はそう多くはないと思います。

私の場合は、スポーツや運動に関わる仕事の延長として選択した仕事がフィットネスで、初めからこれがやりたい!という気持ちでスタートしたものではありませんでした。

そのような気持ちで学生時代に始めたフィットネスクラブのアルバイト。私は身体のことを専門的に勉強している学生だったこともあり、股関節を人工関節に置換されたシニア女性の運動指導を担当することになりました。

今思うと社員の方もそのシニア女性に対し、どのように指導して良いのかよく理解できていなかったのだと思います。アドバイスらしいものは何もありませんでした。

私もどうしたら良いか分からず、必死に勉強しながら運動指導にあたりました。

今振り返ると決してベストとは言えない指導内容だったと思いますが、一生懸命でした。

そのシニア女性は杖をついて歩行していたのが、道具は不要になり、生まれて初めての水泳にもチャレンジするようになったのです。

体育の通信簿はいつも1だったそうです。

そんな方に何度もお礼の気持ちを伝えられました。

フィットネスは人の役に立てる、少しでも人生に関わることができる、すごい仕事だと思いました。

その時体験した気持ちは、その後私がフィットネスやヘルスケアの仕事を続けるきっかけとなったのでした。

これが情熱との出会いだったと言えます。

フィットネスでも、ヘルスケアでも、この根本は今も変わりません。

 

しかし、針鼠の概念の通り、情熱だけで継続的に仕事が続けられるわけではありません。

しばしばフィットネス業界の社員から耳にするのは、経済的待遇の改善です。

また、年齢と共に自分の持っている能力にぴったりの仕事も変わってくるはずです。

不思議なもので、この2つが満たされてくると、今度は情熱が失われてきたりします。

若い頃は経済的な面から満たされるよりも、情熱を持てたり、自分の能力に合っている仕事を見つけるところから仕事をスタートすることが多いと思います。

または、とりあえずやってみることで情熱が見つかることもあるかもしれません。

そしてその情熱がまた消えてしまうこともある。

火を灯し続けるためにも、充分な報酬や、自分の能力理解とポジショニングは重要になってくるのだと思います。

その話はまたの機会に!

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