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40代、業界未経験者がフリーのプログラマーに転身できた理由②

こんばんわ。夜の10時51分です。noteを書いていると、自分が文字を書くのが割と苦じゃない、ということが分かってきました。相性が合っているかもしれません。

前回のまとめ
・業界未経験がなんの工夫もなくフリーのプログラマーになるのはかなり厳しい、てかほぼ不可能
・あるSESの社長に出会った。その社長に気に入ってもらえた。
・そして初めての企業との面談。。。

面談の結論から言うと、、、
「最初の企業との面談で一発採用」
でした。なんででしょうか?びっくりでしたが、自分ではその理由は明白でした。

SESの社長にもらったアドバイス

まず、「面談」と書いたのは、「面接」だとその会社に入社するようなイメージがあるからです。あくまで私がしてきたのは、会社に就職してではなく、フリー(自由)のプログラマーになりたかったからです!そのほうが、なんか、会社に縛られない男みたいで、かっこいいじゃないですか。

実はそれまで他のSES会社との顔合わせを行ってましたが、どれも企業との面談まで漕ぎ着けることはできませんでした。
(SESとは「システムエンジニアリングサービス(System Engineering Service)」の略で、明確な定義のある言葉ではありませんが、多くの場合、契約で定めた期間、クライアント(企業)に対してエンジニアの技術力や専門スキルを提供するサービスを指して使われます)
担当者とLINEしたり、地元の話をしたりして、いい感じの手応えだな、と感じていたんですが、ダメでした。やはりスキルシート(技術力の履歴書みたいなもの)の出来を見て、担当者の顔が少しだけ曇る、ということを何度も経験してきました。コロナ禍が終わって、フルリモートワークを採用している会社も実際は減少してきている、と言うのもあったようです。

しかし!今回のSES社長からは最初の面談で、「スキルシートの書き方で他のSESからはアドバイスもらったりしませんでしたか?」と言われました。私は、スキルシートは自分で完成させたものをそのまま企業へスライドさせるものだと思ってたので、SESと一緒にスキルシートを完成させていく、というのは考えてもみませんでした。
当然、「いえ、アドバイスはもらってません」と答えると、「そうですか〜、書き方次第では十分仕事取れそうですよ」と言ってくれました。それから、プログラマーとしての心得、どのような働き方をするのか、大体どのくらいの報酬になるのか(その時の言い値で決まりましたが)を1時間くらい話してくれました。本当に親身になってくれました。そして、社長と一緒にスキルシートを完成させて行きました。何度も何度も書き換えながら。
例えていうなら、会社の面接に行くのに、髪型や、ネクタイ、スーツ、文言などを整えていくのに似ています。当然、すべき工程ですよね。

そして面談
ある日、社長から「1社面談が決まりました。もし〜さんが難しいと思うのなら、面談の後に断ってもいいですよ。もともと得意分野の案件ではないので」と言う、なんかゆるーい感じの連絡がきました。
でもこちらからすると、得意分野でなくてもなんでもいいから仕事くれ〜て感じだったので、断るつもりはなく、なんとか仕事とるぞ!と言う気持ちでした。

いよいよ面談が始まりました。zoomでのリモート面談でした。相手は、技術担当と、営業の二人が出席していました。いろいろ質問されましたが、最終的に重要なのは、できるかどうかも大事だが、やる気はあるか?と言うものでした。私は「はい、あります。なぜなら、〜〜〜だからです」と言いました。〜〜〜にはその案件のこれからの将来性に期待しており、興味がとてもある、みたいなことを言ったと思います。が、そこはあんまり響いていない感じでしたね。
「また後日連絡します」と言われました。どうやら営業担当が首を縦に振らず、何かを心配しているようでした。

重役との面談
後日、今度は取締役とリモート2次面談することになりました。え?取締役??キンチョーする!!でも、やるしかありません。「どうにでもなれ!」の精神で面談しました。
顔を合わせると、取締役は気さくな方で、話しやすい感じでした。こちらのズームアイコンをかわいいキャラクターにしていたのを突っ込んでくれて、個人的な会話をしました。ここで40代の人生経験が生きてきました!

面談中、気をつけたのは以下です。
・知識は普通程度あるように見せるが、オタクっぽくなりすぎない。
・わからないことは、わからないと言っていいが、飲み込みは早く、知識を得ることを日々努力していると伝える。
・40代ならではの、深みを匂わせる。例えば年齢の話が出たら、嘘っぽくなりすぎない程度に相手の年齢を若く見積もり、含める。例「え?年が一緒くらいかと思ってました」「もしかして、僕より年齢下なのかと思ってました」など。
・相手が少し冗談を言ってきたらチャンス。少しだけひねって返す。
・人間的な所、また、人としての誠実さを見せる。

お気づきの通り、面談で相手の冗談に乗ってオシャレに返すにはかなりの人生経験と落ち着きが必要です。これを培うには普段のインプット、アウトプットが非常に重要になってきますが、その点はまた後日記事を書きます。
しかし、何より重要なのは
「人としてきちんとしているか」
です。
当たり前ですが、人に迷惑をかけるような嘘をついてきた人生なら採用されません。もう10年くらいやり直した方がいいかも。
そして、大事なのは
「一緒に仕事して楽しいか、学びがあるか」
も重要なポイントです。
ある人が、「一緒にいて学びのある人、面白い人にお金は集まってくる」と言ってた気がします。私のフリーランスの友人も、人の相談に乗ったり、気軽に冗談が言えたり突っ込んだりできる40代がいました。業界を変わってきたので、仕事のスキルや経験はそれほどありませんでしたが、彼は年下の営業マンの運転する車の助手席に乗って「愚痴を聞く」ということで仕事をもらってた人もいます。

ということで、その人生経験を駆使して、案件をもらえることになりました。

次回は、、、何書こうかな。


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