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【ひとりごと③】自分の仕事ぶりが見せられること

連日の退屈な引きこもり生活の中。中村倫也さんがYouTubeに投稿している「中村さんちの自宅から」が、すっかり日々の癒しになっている。(きっと今、日本中にそんな女たちがいるのでは…。笑)

毎回、ファンから届くさまざまな質問や悩みに、独特なゆる〜い口調で、やさしい話し言葉で答えてくれるのだが、説得力のある返しを聞くたびに「芯のある俳優さんだな」と思う。


「芸能人になってよかったことはなんですか?」という問いに対して。

「親が自分の仕事ぶりを見れることかな」と答えていたのが印象的だった。


自分がどんな仕事をしているのか。業界や職種は即座に答えられるとしても、具体的な成果を伝えられる仕事は、意外と少ないかもしれない。

ましてや、職場で本人が働くところを、家族や知人がいつでも見学できる仕事はほとんどない(リモートワークによって、その概念は今後変化するかもしれないけど。)


編集者は、担当した本に小さく自分の名前が載る。たまに実家に帰ると、私は携わった本を持っていくようにしている。親が喜んでくれるから、私としても、恥ずかし嬉しいのだ。

紙媒体にしろWEBにしろ編集の仕事は、本人が積み上げた成果物を見て、触れることができる。それは、たまにすごくありがたいことだと思う。

その小さな軌跡は、未来で自信や活力や、戒めになる。


それにしても、芸能人になったメリットに対して、「モテ」でも「知名度」でもなく、「親孝行」をさらりと述べる、中村倫也の尊さよ…。

「中村さんちの自宅から」。今日も次回の投稿を待ちわびているのです。笑

最後までお読みいただき、ありがとうございます! 今後も、よい記事を出せるようにがんばります。