見出し画像

ラジオで誰かを幸せにできるのか?

僕はこの「note」という場である宣言をした。

オードリーがくれている抱えきれない幸せを、自分も誰かに少しでも分け与えることができれば幸せだなと思う。芸人にはなれないけど、自分だってオードリーの2人と同じ人間だ。笑わせられなくても、誰かを幸せにすることはできるんじゃないか。可能性は捨てたくない。オードリーも進んでるんだ。自分も少しでも進んでいきたい。

今見ても恥ずかしくなるくらいの言葉の羅列。
こんなの現実世界で言える訳もない。

「誰かを何かで幸せにする」というつかみどころがなく、ゴールなんて全く見えない問いを心に抱えながらあの文章を書いて以降過ごしていた。

その問題と向き合うことになったのが、所属している団体の、今年度で卒業される先輩方に向けてのイベントだった。
幹事を任されることになり、どう卒業生に楽しんでもらうか、思い出に残してもらうかという課題に対して何かしらの自分の答えを出さなければならなくなった。

どうすればいいのかと自問自答しているときに、自分の手元にあった武器が「ラジオ」だった。高3でオードリーのラジオと出会い、大学生になってからも「ラジオ」への好きを深めていき、特性や良さを知っている自分だからこそできることだと気づいた。

そもそも、なぜ今回のサプライズにラジオを選んだのかというと
1.携帯でデータを残せること
2.いつでも聞けること
3.人の感情を音声でそのまま伝えられること
4.その状況を想像することを聞き手に促すこと などなどの理由から、卒業後、様々な場所で社会に出てゆく先輩方にピッタリだと思ったからだ。

この案を初めて後輩の子に伝えた時は「どういうことですか?」と言われてしまったが、どうにかして実現したいと思い、日程調整と簡単な台本の作成、打ち合わせをして録音に至った。

録音の最中はとにかく楽しくて、先輩や同級生をいじりまくっており、後で聞くとなかなかドキドキしたけれど、イベントの中でサプライズで発表したときにとても喜んでくれ、聞いてくれた後の先輩方の感想を見た時には逆にあわあわしてしまった。

「内輪ネタしにきたんで!」という若林さんのセリフを頭の中で反芻しながら、最高の内輪ネタにしようと頑張ってみた。

その頑張りはまっすぐに伝わってくれたのではと思っている。

誰かを幸せにするなんて、かなり主観的で、わがままなことかもしれないけれど、距離感をはかりながら、ほんの僅かでも自分とともに時間を過ごしてくれる人のためであるなら、少しだけ許してほしいと思ったり、それも自己中心的だと思ったり。

手の届く範囲だけで。世界中に平和をもたらしたり、世界から貧困をなくしたり、今死にかけている飢餓の人を救うことは今の自分にはできないけれど、自分は確かにお世話になった卒業生に最大限の「感謝の気持ち」を届けることができた。

ラジオって本当にすごい。

誰かを幸せにする。誰かの感情をプラスの方向に揺さぶる。

自己中心的で、わがままであることは重々承知していながらも、そのことについて考えている期間は自分にとっても幸せだった。

次はこれを外向きに。頑張ります。また宣言してんじゃん。。(笑)

おわりっ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?