Soro

24歳社会人3年目。えひめ生まれえひめ育ち。

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    素敵な曲を紹介している話をまとめました。

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    22卒就活についての文章をまとめました。

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    っぽさが出てると思っている5つのエッセイです。

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芸能人の結婚報告で泣いた話

芸能人の結婚報告で泣く日が来るなんて、正直思っていなかった。 11月24日、オードリーのオールナイトニッポンにて若林正恭さんが結婚を発表した。リスナーからすれば、天地をひっくり返されるくらいの衝撃だった。いつもの幻の嫁設定が現実の嫁として紹介されるんだから。 自分にとってオードリーはただただ憧れの存在だった。 出会いは高校生の夏。兄から勧められたオードリーのオールナイトニッポンを聴いたことだった。ラジオと全く縁のなかった自分にとっては、声だけで面白いラジオはとても新鮮

    • 同期が退職するはなし

      退職の連絡を貰った時の第一声は「おめでとう!」に決めている。 新入社員時代から同じオフィスで働いてきた同期が12月で退職することになった。3年目を迎えて、これで退職する同期は5人目で、この時期の迷いや不安は自分だけのものではないことを確かめられる数字のような気もして少しだけ安心する。 なぜ退職の連絡の一言がおめでとうなのか。それはその人の人生の決断であり、その人が決断したことに対して背中を押してあげたいという気持ちが大きいからだ。間違いなく不安なのだ。決断しても、報告して

      • Nコンのはなし

        Nコンとは「NHK全国学校音楽コンクール」のことを指す。 コーラス部がめちゃくちゃに強い小学校出身の私にとっては幼い頃から身近なものだった。全国レベルの合唱を毎年聞かされていると音楽的な知識が無くてもシンプルに感動するのだ。全国レベルのコーラス部がクラスに何人かいて、その人たちと一緒に歌うとなぜか上手くなった気にもなって、音楽の授業がやけに楽しかったことも覚えている。 その中でも個人的に好きな課題曲を3つ紹介したい。 ① いのちのいっちょうめ 2010年、まさしく私が小

        • 最近遭遇した人たちのはなし

          社会人3年目になって、より忙しくなった。給料はありがたいことに上がったのだが、その分忙しさも比例しているのでありがたいのかありがたくないのか…。そんな中でもなんとか生き抜いているのだが、最近変な人との遭遇が立て続いたことでこんな時間に書き始めることになってしまった。 とにかく立て続けに変な人たちと遭遇したのだが、普段であれば自分の中で留めておく。今回は成仏させてあげないとスッキリしないくらいの出来事だったのでわざわざ書いている。最近仕事で上手くいかないことがあり、頭の中でぐ

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          オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームのはなし

          2024年2月18日、オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームが開催された。言葉にならないような感情の1つ1つを言葉にしていく。 2024年2月18日、ずっとそわそわしていた。前日のラジオをぼけーっと聞きながら、何が起こるか分からない17:30開演に向けて準備を進めていた。 全抽選、リセール争奪戦にも敗北し、ライブビューイングのチケットを何とか当てたという立場だったが、東京ドームのお祭り感を味わいたくて諸々の用事を済ませて水道橋駅へと向かった。 ラスタカラーが当たり前

          オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームのはなし

          自分の操縦が上手くなるはなし

          上坂あゆ美さんとひらりささんの「交換ノート」を読んだ。 信用できる言葉に出会えたとき、心が弾むような気持ちになる。そして私自身がコミュニケーションを必要とするヒトであることをより明確に実感する。SNS内で疲弊した言葉に出会うたびに、傷つくとまではいかないが、とてもやり切れない感情を抱く。バズりのために消費される言葉にはあまりに味がない。味がなさ過ぎて逆に濃いみたいな、意味が分からない感覚。逆に生身の人間に立脚した言葉は生気を感じる。オカルトチックだがこの感覚的なものは何なん

          自分の操縦が上手くなるはなし

          後輩の訃報が届いたはなし

          業務中に後輩の訃報が届いた。直属の後輩ではなくて別チームだが、同性の唯一の後輩だった。中途採用の彼は年上で、でもそんな雰囲気はなくて、物腰も柔らかく間違いなくうちの会社に向いているタイプだった。 死因はとある感染症だった。致死率が高く、症状が出てからあっという間に深刻化するという非常に無慈悲なものだった。 その訃報が届いたタイミングは同期ととある会議をしていて、会議が終わったタイミングで同期の1人がその訃報に気づいた。全員がショックで固まり、目に涙を浮かべ、その場に固まっ

          後輩の訃報が届いたはなし

          「何で生計を立てるか」というはなし

          振り返ったとき、もっと幼い頃から考えておけばよかったと思うことが多くある。その中でも「何で生計を立てるか」ということをもっと広く、深く考えられていれば…と思う場面に出くわすことが多い。これは自分自身のことだけでなく、周りの人を見ていても痛感するのである。 私たちに幼い頃に投げかけられる問いの中で厄介なのが「大きくなったらににになりたい?」「将来の夢はなに?」といった類のものである。これらの質問には「生活」の視点は含まれておらず、職業選択と生活がリンクしないまま私たちは大人に

          「何で生計を立てるか」というはなし

          祖父が亡くなったはなし

          寝たきりだった祖父が老衰で亡くなったとの事で急遽帰省した。痩せ細った祖父、幼い頃抱きしめてくれた時のゴツさはなく冷たかった。 記憶の中にある元気な祖父は壮漢な人だった。優しさよりも怖さが強い、でも孫のことを可愛がってくれた。両親が共働きということもあって隣の祖父祖母の家で平日は晩ご飯を食べていたこともあってかなり関わりも多かった。 数ヶ月前から容態の悪さを聞き頻繁に帰省して会っていた事もあって寂しさは少し和らいでいた気がした。それでもぴくりとも動かない祖父は安らかな顔をして

          祖父が亡くなったはなし

          ハマスタで野球観戦したはなし

          6/3(土)に人生で初めて横浜スタジアムで野球観戦をした。 会社の先輩2人と行ってきたのだがとかく楽しかったということを書いていく。短く言えばみんな野球観戦行こうぜっておはなし。 愛媛県で生まれ育った少年にとって横浜DeNAベイスターズは何の縁もない球団だった。正確にはまだDeNAではないのだけれど。 地元球団がない私たちにとって、好きな球団としての選択肢は巨人か阪神、またはキャンプで松山に来てくれるヤクルト、この3球団くらいだった。 しかし幼い頃の心をくすぐったのは黒くて

          ハマスタで野球観戦したはなし

          HPとMPのはなし

          数年前のオードリーのオールナイトニッポン内で若林さんがHPが減る・MPが減る仕事について話をしていた。体を張るのがHPが減る仕事、スタジオで誰かをサポートしたり、周囲の力を引き出すのがMPが減る仕事らしい。 HPが減る仕事は周りからしても分かりやすくて、MPが減る仕事は周りにも伝わりにくいと話していた。 社会人2年目になってHPとMPのはなしがスッと入ってくるようになった。 労働とはまさしくHPとMPを削る行為である。パーティーのHP量やMP量、回復スピードなどにも気を配り

          HPとMPのはなし

          7歩手前のはなし

          同じエリアで働く同期達に、 「本当に追い込まれる7歩前には絶対声かけてね」と言っている。 3歩前だと助けられなさそうだし、7歩くらいあればなんとかなるかもという一縷の希望があると思ってこの言葉を投げかけている。 4月から社会人2年目になった。担当エリアもちゃんとあるし、成果も求められる立場になった。3月末に局長と話す機会があったのだが、「明日から新入社員じゃなくなりますね!」と言われてなんだか他人事みたいに感じてしまうのはまだまだ気持ちが新入社員という4文字に甘えていたいか

          7歩手前のはなし

          ちひろさんの原作者である安田弘之さんに自分が書いた「ちひろさん」のnote読んでいただいて、反応まで頂けて、あー今まで書いてたのが全部報われた感覚。嬉しい。

          ちひろさんの原作者である安田弘之さんに自分が書いた「ちひろさん」のnote読んでいただいて、反応まで頂けて、あー今まで書いてたのが全部報われた感覚。嬉しい。

          新社会人になって同年代と税金とか積立の話をするようになってぎゃーぎゃー言ってたのに、2年目には今付き合ってる彼女の親に一度挨拶行くべきかとか、婚約指輪の相場はとか、もうめっちゃ大人やん。知らん間にみんな大人になってる。怖いような素晴らしいような。

          新社会人になって同年代と税金とか積立の話をするようになってぎゃーぎゃー言ってたのに、2年目には今付き合ってる彼女の親に一度挨拶行くべきかとか、婚約指輪の相場はとか、もうめっちゃ大人やん。知らん間にみんな大人になってる。怖いような素晴らしいような。

          ブラッシュアップライフ、恋愛に対しての距離感が絶妙。それが意図されてるものというよりは日常として描かれていることのちょうどいい感。過度にも描かず、かといってゼロにする訳でもない。ちょうどいい...。

          ブラッシュアップライフ、恋愛に対しての距離感が絶妙。それが意図されてるものというよりは日常として描かれていることのちょうどいい感。過度にも描かず、かといってゼロにする訳でもない。ちょうどいい...。

          Netflix「ちひろさん」のはなし

          2/23(木)に公開された「ちひろさん」を観た。原作は全く知らない状態だったのだが、予告の雰囲気や、監督が今泉力也であることから、観ることは必然になっていた。 とりあえず観てない人は観てから戻ってきてね。 ここから先は全員が観ているものとして展開していきます。悪しからず。 結論から言うとこの作品めっちゃ好きだったんです。 何がそんなに良かったと思ったのか、自分なりに1つ1つ紐解いていきます。 ① 「ちひろさん」という危うさ ちひろさんの外側の情報だけみると「元風俗嬢」

          Netflix「ちひろさん」のはなし