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GW後の和歌山県キャンプ場の正義の押し付け


新型コロナウイルス蔓延による緊急事態宣言延長が決まりつつあるGWでした。

そんな中、やはりというか和歌山県どころか全国的にBBQ出来るキャンプ場に、大量のゴミが放置される様子が多く見受けられました。

まぁ、こういうゴミが一気に増えてしまうのは、別に今始まったわけではありません。

例年のGWやお盆や年末年始などなど各種行事とともにキャンプ場でBBQをするイベントがある時期では、よくある事です。

そんな中、ゴミを放置するなとか許さんとかBBQする資格無しという声を上げる人達が現れるのも、例年の如く風物詩ともなっております。

これでは、まるで新型コロナウイルスによる緊急事態宣言と同じ背景としか僕には見えません。

本来遊びでやってるはずのキャンプ場でBBQをしているはずが、いつのまにか魔女狩りのようになってしまうのは悲しいの一言に尽きます。

『じゃあ、お前どうすんの?ゴミ放置しとけって言うのか?バカか?死ねよ。』


という声が必然的に上がります。

確かに、綺麗なキャンプ場で楽しくBBQをしたいですよね。

何も、ゴミ満載な所で好き好んでキャンプやBBQする人を探す方が難しいでしょう。

しかし、放置されているゴミは、本当にゴミと言えるのでしょうか?

人がゴミと呼ぶ物の定義が自分の価値観と本当に合ってるのでしょうか?

正に裸一貫で何も持ち物を持ってきていない人達にとっては、そのゴミは宝の山と見えるでしょう。

ディスカバリーチャンネルなど裸同然の状態で大自然に挑む方々にとっては、皿や網などは貴重な資源となります。

僕が思うに、本当のBBQやキャンプが好きな方は、そんなゴミと見える物ですら、何が何でも確実に自分達にとって資源とする動きを取るような方々と思っております。

BBQ出来るキャンプ場にゴミを捨てるなと言う方々は、そんなゴミと呼ぶ物をしっかりと資源として活用していますか?

そもそも、裸同然でゴミを漁っていたら周りの目を気にする方々が多すぎるのも、僕はわかります。

嫌ですよね。

『あいつゴミなんて漁ってるぞ。きったね…。』


なんて言われたり思われたり見られたりするのは、嫌ですよね。

誰だって嫌に違いないですよ。

そんな人の目や声を気にしない程の、救いようがない極め付けのアウトドアのバカを探す方が難しいです。

皆さんの周りにそんな極め付けのバカは居ますか?

僕は、そう言うキャンプ場に裸同然で来てゴミを漁って資源としてしっかり活用する極め付けのアウトドアのバカは大好きです。

皆さんは、そんなキャンプ場のゴミを漁る程の極め付けのバカと堂々と言えますか?

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