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古代眼科

 眼病の患者には緑色のものを見せ続ける、という治療法を確か古代ギリシアあたりでやってたな、ということでそのへんのネタを原稿に書いてたんだが、裏を取ろうとググりまくってもぜんぜんそんなもん出てこないのだった。本なのかネットなのか、参照元がどこだったのかも覚えていない。ギリシアじゃないかもしれん、と、ローマからエジプトからユダヤからとさらにググるもダメ。このネタは削るしかない。無念。

 代わりに緑内障の記事が出てきて、これいまでも治らんのね、怖ろしいことである。一度眼科で注意を受けたことがあって、顔を洗うときに目に圧力をかけるな、緑内障になるから、みたいな話、そんなんいわれたらビビるというもの。

 不謹慎なことをいうかもしれないが、もし俺が失明したとしたらその後どのように生きましょうかねえ、と考えて眠れず。音楽は聴き続けると思う。ただしCDをどうやって取り出すかの問題はある。iPodだっていじれなくなるでしょう。なんやアレクサみたいなもんで指示すればいいのか。あとはまあ、点字で小説を書きたいかもしれない。

 応募原稿、じりじり進んでおります。この小説がおもしろいかどうかわからないから、書き上げてそこのところを確かめたい。キャラは動き出してるけれども、もっと粒立ちが欲しいというかね、濃いキャラを、強いキャラを作りたいですね。ストーリー性はあまりないから今回は純文学ということで。ガチの筆力勝負だ。俺も金メダルを獲りに行くぜ。

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