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コーチングの資格取得までの歩み③

こんにちは。プロ・コーチの岩舟佑有士(いわふねゆうじ)と言います。
ところで皆さん、「プロ・コーチの傾聴」と「素人コーチの傾聴」、どう違うのかご存じですか?全然違います。9月の連休の初日、わたしは、プロ向けワークショップの「コーチング・ケース・スタディー(全4回)」の第1回に参加しました。参加したことで、プロの傾聴に必要なヒントが沢山頂いたので、更に磨きをかけていきます!

前回の続きです。

プロコーチ認定の最終関門
コーチ養成機関CTI(Co-Active Training Institution)ジャパンで、上級コースというクラスを、2020年1月初旬に修了できました。クライアントへのセッション時間も100時間に到達し、CTIへの提出物も遅滞なく、筆記試験もパスできました。しかし、上級コースの最終目的では、プロの認証CPCCを取ることです。そのためには、最終関門である実技試験を受け、合格しないとなりません。

CTIという組織団体は、米国に本部があります。プロ認定基準も知的所有権も本部が定めています。そのため、実技試験では不合格者はチラホラ出ると聞いています。ここも他のコーチング・スクールとは大きく違うところだと思います。

12月に申込みして、受験日は5カ月先?!
2019年12月にその実技試験を申し込みます。しかし、12月にも関らず、受験日は5カ月先の2020年5月24日になったのです。「自分のコーチング力は、ホカホカに仕上がる状態は1月上旬、5月には冷めてしまう。大丈夫なのか?」と不安にかられました。

しかし、どうしようもありません。民間資格だから無遅刻・無欠席、提出物もパーフェクトなので、実技試験にこの点は憂慮されるだろうと勝手に思い込み、5月24日の受験日に合わせ、行動を決めていきます。

最初に、クライアントへは、試験まではセッションの継続をお願いしました。7名のクライアントから承諾を頂きました。しかし、経験は積めるのですが、クライアントのフィードバックには試験通過の判断はありません。

上級コース完了後のトレーニング
2月からトレーニングを重ねていき、試験日までのトレーニングの回数は、合計25回を行いました。このトレーニングには「スキルドリル」という内容を取り入れました。

「スキル・ドリル」とは、各グループ・コールの間に1回、受講者の間で実施される90分のウェブ会議システムを使ったトレーニングです。このスキル・ドリルは、グループ・コールで学んだ特定のスキルを3人1組に分かれて受講者同士で練習する機会となります。コーチングをするだけではなく、クライアントとしてコーアクティブ・コーチングを体験すること、それからオブザーバーとしてフィードバックを与えることで、さらに学びが深まります。(参照:https://www.thecoaches.co.jp/coaching/certification.html)

このトレーニングを実行するために、ふたつのグループにお世話になりました。ひとつは、同じコースで一緒に学んだ仲間です。ここは6カ月一緒に学んできたので、思ったことを伝え合え易く、それぞれの長所・短所も知っているので、的確なフィードバックを貰えます。一方で、コースの仲間は9名しかいないので、日程調整が難しくなります。更に、学んだ仲間は2月から随時、実技試験を受け、合格していきました。合格したメンバーはトレーニングは不要となるので経過と共にトレーニングから離脱していきます。実際は合格後もトレーニングしてくれた仲間もいました。

残りのグループはというと、FACEBOOK上のコミュニティ「コーアクティブ学海」の利用者(上級コース受講者およびCPCC取得者を限定したサイト)です。そこのサイトにトレーニング仲間を募集すると、1~2日間でメンバーが決まります。同じ動機の人が集まるからです。このサイトを通じてトレーニングを一緒にして頂いた方には本当助けてもりました。

そうこうしているうちに、新型コロナウィルス感染拡大のニュースばかり聞くようになり、マスク売れ切、食糧品の買置き、政府の緊急事態宣言の発表、子どもの幼稚園・学校の長期休み、不慣れな在宅勤務、降格人事、空手の稽古延期など、精神的に不安になることが蓄積していきます。

このトレーニングですが、以下のとおり、増やしていきました。
2月:3回  →  3月:4回  → 4月:8回  → 5月:10回

いよいよ試験日を迎えるのですが、次で書きたいと思います。

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岩舟佑有士(いわふねゆうじ)のProfile
・気づいていない貴方の自然体を引き出す専門プロコーチ。武術空手のエッセンスを取り入れた、自然体で成果が出てくるコーチングにより、お客様から評価を頂いている。
・CTIジャパン(コーアクティブ・コーチング養成機関)で延べ200時間の実技コース終了、お客様へのコーチング150時間を超える。コーチングのプロ資格CPCC(Certified Professional Co-Active Coach)を取得。
・空手道の修行歴25年。23歳からスポーツ空手を始め、武術空手の師匠との出会いをきっかけに武術空手へ転向する。現在も武術空手の稽古に日々邁進している。

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