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最近の私の読書事情

私はここ最近まで本といえば、本屋で買った本か青空文庫でした。

厳密にいえば、小学校低学年までは大きな図書館に祖母と一緒に毎週末通っていましたが、今は引っ越してしまったので行っていません。

私は少々潔癖な節があるので中古本や図書館の本などは、できれば避けたいとおもっていました。

そんな私が直面している問題が、本の置き場所がないことです。
私の部屋には本棚がなく、設置の予定も立っていません。現在はスツールボックスや、適当な空きスペースに入れて保管しています。
本を買いたいけれど、置く場所はないのです。

そんな私はここ最近、図書館で本を借りています。原点回帰というわけです。
といっても、昔とは違います。今の図書館はすごいのです。ネットで読みたい本を近くの図書館や図書室まで取り寄せられます。
家から徒歩2分ほどのところに公民館があり、そこに小さな図書室がついているので、そこで貸し出しと返却を行なっています。
市内に本があれば何処からでも徒歩2分のところまで持ってきてくれるのです。とてもありがたい。
今までは歩いて20分くらいの大きな図書館まで本を借りに行っていたのですが、矢張り遠いと億劫になるし、返しに行くのも面倒です。
このサービスを知ってから、私の読書ライフは変わりました。

まず、図書館の利点は無料であること、新しい本や、文芸誌なども大体あること。
そしてなによりも、

貸し出し期限があること

これはとても大きいです。私にとっては1,2を争う理由とも言えます。
私は読書は好きだが、問題を抱えています。
それは、積読です。
私は読む本に節操がない訳ではないのですが、恥ずかしながら買う本には節操がないのです。
つまり、パケ買いをしてしまい読まないということです。
私は同じ本を何度も読む傾向にあり、新しいものにはあまり手を出す方ではありません。
実際、銀河鉄道の夜は冗談抜きで100回以上読んでいます。
そのため、家に帰っても読むのは結局何度も読んだお気に入りの本になってしまい、新入の本はなかなか読む気になりません。
もう面白いことが確定している本と、ほとんどの確率で前者の本の方が面白いであろう本に時間を割く気には中々なれないのです。

そんな私も期限があると読まざるをえません。何故なら返さなきゃいけないから。せっかく借りてきたのに、とても勿体無い気持ちになりますをだから、図書館で借りた本は基本的にちゃんと読めます。積読なんてできないから。

私の定番は、作者ごとで借りることです。
もともと作者買いをするタイプではあるのですが、やはり好みがあるので家になくてもいい本もあります。シリーズものは買ってすぐ読むのですが、そのほかは買ってから読むまでに時間がかかります。
だから図書館で借りるととても楽です。
返さなければいけないから、単行本で借りてもスペースの心配はいらない。
お気に入りの作家が連載している分厚い文芸誌を借りても、スペースに困らない。
なんという天国だろうか。

最近では図書館で借りた本の中から、買う本を選定しています。
面白いだけではなく『何度でも読み返せる。読み返したい』本を探しているのです。
家に置くことができる本は限られているので、本屋でパケ買いした読まない本にスペースを譲ることはできません。
近々18歳にもなるので読まない本は適当に売るなりしようと思います。

多分、読書を趣味に掲げるかぎり“スペース”という問題は無くならないでしょう。
一人暮らしをして部屋を本棚だらけにしても限りはあります。
私の小さな野望は本棚を買って、自分が何度でも読み返したい本だけを置いた本棚を作ることです。

そのためにも、少しずつ積読を減らして、本当に置いておきない本を厳選していきたいと思います。

長くなってしまったけど今回はここまで。
では、また近々。

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