海外旅行で感じた日本人の問題点

主な問題点：日本のサービス力に日本人が価値を感じなくなっている。

・電車が何分か遅れたことから駅員に怒る方がいる。

それぞれ事情があるので、怒る方の気持ちも分かりますが、海外の電車や鉄道は遅れることが当たり前です。

カナダは15分に一本の電車で常に遅れています。スペインはストライキがあり、運行中止で鉄道を利用することはできなかった経験があります。遅延も日常茶飯事です。勿論、お詫びなどはありません（笑）

フィリピンのセブ島では鉄道や電車はなく、車や乗り物での移動が主になるのですが、常に渋滞しています。朝出勤時もかなり混んでいるので、早朝に家に出る方も多いです。つまり、到着予定時間がはっきり決まってない環境で生活しています。

しかし、日本は何分か遅れただけで、遅延のお知らせやお詫びがあります。海外は遅れることが普通なのに、日本では遅れただけで怒る方がいます。日本のきっちりした体制が日本人のハードルをあげてしまったんだと考えられます。

各々事情があり、電車が遅れることに対して怒る気持ちは理解できますが、日本は恵まれていることを頭のどこかに入れておきましょう！　　　　　　　　　　

到着予定時間が分かる中で生活できることはかなり恵まれています！

・日本のサービス力に価値を感じなくなっている

日本のサービス力は高く、日本では新幹線に乗ったら綺麗な座席空間で過ごすことができる。駅で迷ったら誘導していただける。レストランでも綺麗なお皿で食事をすることができる。無料で綺麗な公共トイレが使用できる。

このような環境で生活できているのは、こうしたサービスを提供している方々の存在があるからです。

ここで問題なのがそれを利用している方達が当たり前だと思っていることです。日本のサービス力は高く、提供する側が力を入れているのにも関わらず、受け入れる側はそれを当たり前なことだと考え、そこに価値を見出さないのである。

これだといつか日本のサービス力の高さと価値の関係が成り立たなくなるのではないかと考えています。

結論

日本は相当恵まれた国です。今ある当たり前なことは視野を広げると当たり前なことではないと思います。そうは思っても実際恵まれていることにさえ気付かないかもしれません。ほんの一瞬でもいいのでこういったことを考えてみてはいかがでしょうか。

日本の素晴らしい点