高校と大学の環境の違い

この記事は高校生と大学生向けの記事です。

高校と大学は同じように勉強や部活があります。

では高校と大学の大きな違いとは何でしょうか

それは強制と自由の違いだと考えています。

高校→　強制　　大学→　自由

高校

高校は強制された環境です。部活とかスポーツ面でいうと、顧問の先生が練習メニューを決め、それに対して部員達が主体的に練習に取り組んでいきます。力のある顧問の先生の強制力により、厳しい練習も頑張ることが出来ます。（勿論、怒られるのが嫌だから頑張るという考えはダメです。）

私の部活は基本的に学校のない日は、朝から夜まで練習をしていました。こんな生活を送っていれば、部活に没頭することができます。誘惑なんて全くありません。

学業面でいうと、授業は9時から15時半まで受けなければならない強制があります。遅刻は許されません。大学受験を控えている方は沢山の勉強をしなければなりませんし、嫌いな分野にも取り組まないといけません。また、偏差値というものに、縛られることもあるでしょう。この環境から勉強をせざる得ない状況になります。

このことから高校は強制された環境です。高校生は強制された環境で物事に取り組まなければなりません。強制された縛られた環境にいるから、物事に取り組みやすい環境だと考えています。

大学

大学は自由な環境です。部活とかスポーツにおいても、ある程度の強制力はあるかもしれませんが、基本的に自分で考えて、何の練習をするのか決めます。高校に比べて規則も緩いですし、比較的自由な環境です。部活やスポーツによりけりですが、練習が終われば、自主練習をしてもいいですし、バイトに行ってもいいですし、遊んでもいいのです。とにかく自分の選択で行動することが出来ます。練習のない期間は旅行にも行っていいのです。

学業面でも、偏差値という縛りはありません。大学の成績も高いからとって、就活には全く関係ありません。（大学院や留学に行く方は必要）

高校と異なり、自分の好きな勉強に打ち込むことができます。英語を話せるようになりないなら英語を勉強すればいいし、弁護士になりたいのなら司法試験をの勉強をすればいい、このように自分の好きな勉強、必要な勉強に打ち込むことが出来ます。

私生活の面でも本当に自由です。海外旅行にも行けます。サークルに入って彼女をつくってもいい。バンドに熱中してもいい。遊びでもなんでも自分の好きなことだったら、とことん打ち込んでいいのです。

「勉強しろ！練習しろ！」と怒ってくる方は比較的少ないと思います。すべて自己責任となります。

このことから大学は自由な環境です。ただここに大きな落とし穴があります。大学には沢山の誘惑が存在します。そこが物事に取り組む上で難しい所でと感じています。自由で誘惑のある環境に甘えて、時間を無駄にしている大学生が多くいるのが現実です。しかし、大学生は沢山の時間があるからこそ、意識次第で短い期間でも劇的な成果を上げられる期間だと考えています。

今年はコロナ禍で大学はほぼオンライン授業となり、やりたいことができない状況です。ですが、この絶望的な状況を糧に、大学生活を本気で充実させてほしいと願っています。