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イランで国内旅行に行ってみた:その4 宮殿編


前回からの続きです。

見逃した方はこちらから

さて、前回に引き続き、イラン人女性と二人で遺跡を回ってるTK工房です

宮殿内で、「音声説明聞けます」の表示があったので、入り口で貰った機械のボタンをポチっとしてみた

すると、流れてきたのは流暢なネイティヴ英語

二人でじっと耳を傾ける


30秒経過


まだ続く


更に10秒ほど経った時点で


彼女「長ない!?」


私「俺も思った(笑)もうこれやめとこ」

そんなに英語が得意ではない二人には長すぎました(笑)


それから、階段を上がり

宮殿の屋上テラスのようなところに出ると


綺麗にモスク(マスジュデ エマーム)が見えました

私「せっかく綺麗に見えてんのに、残念ながら工事中やな」

彼女「あれ、しょっちゅう工事してるわ」


私「そうなんや(笑) まぁ、なんせ古いもんな」


引き続き宮殿内を散策すると


ミュージカルホールとの表示があったので行ってみた


ミュージカルホールの中に入ると、壁と天井にこんな綺麗な細工が施されていていました

そこにはイラン人男性ガイドさんと外国人観光客御一行がいて

ガイドさんが何やら説明をしながら


伝統的なペルシアミュージックをアカペラで歌い始めた

すると、この細工のおかげか綺麗に歌声が反響

観光客も私も、おー、って感じでしたが


その後、ミュージカルホールを後にした途端


彼女「あの男の歌聞いた?」


私「うん、伝統的な歌やったな。どしたん?」


彼女「ばーり下手くそ」


私「そうなん?(笑)」


彼女「いやほんま、あれやったら、私が歌った方が絶対マシ」

私「えー、ほな歌ってみてや」


彼女「また今度ね」

今でしょ!

林修先生が降臨しかけましたが、ぐっと抑えて宮殿終了


続いては、先ほど遠くから見てたモスク(マスジュデ エマーム)にレッツゴー


と、思ったら、ちょうどお昼時のお祈り時間とかぶってしまい、中に入れず


彼女「お祈り時間終わるまで入られへんし、その間に昼ご飯でも食べる?」


私「そやなぁ、なんかオススメある?」

彼女「エスファンの郷土料理があるけど、どない?」

私「ええやん、そこ行こ」

そのレストランは広場のすぐ近くにありました

中に入ると、こんな感じのペルシャを感じれる最高な雰囲気

写真に写ってるように、靴を脱いでペルシャ絨毯の上にあぐらをかくスタイル

そして、彼女のオススメの郷土料理がこちら

このナンみたいなのを開くと中にハンバーグのようなミンチ肉があり

火は通ってるんですが、大量の油で混ぜてるためか、ペースト上

いわゆるイラン人が好きそうな、キツめのラム肉の味でした

彼女「これ美味しいねんけど、めちゃオイリーやねん。ほんでこんなんしかイランにはないから、みんな太る」


私「自分、全然太ってないやん」


彼女「いやいや、足とかめちゃ太いし」


私「そうか?」

彼女「でも、私毎日ジム行って、頑張ってるからな」

私「へー!えらいやん」

彼女「どんなけ仕事しんどかっても行くようにしてるわ」

私「み、見習います..」

彼女「ほな、そろそろ行く?」

私「せやね。あれ、レシートは?」

彼女「私持ってる。」

私「俺奢るわ。付き合ってもらってるし」

彼女「いやいや、ここは私に奢らせて!ゲストなんやし」

私「いやいや、おかしいやろ!」

彼女「いやいや、私が出すから」

と、強引に彼女がカードで精算

結局、いくらだったかも教えてもらえず


私「ごちになります!」

彼女「どういたしまして。」

食事も終わり、改めてモスクへ向かう二人

続く

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