イランで国内旅行に行ってみた:その3 デート編
前回からの続きです。
見逃した方はこちらから
さて、声をかけてきたイラン人女性から、観光案内の申し出を受けたTK工房
二つ返事でお願いした翌日の朝
ホテルの前で待ち合わせ
約束の時間に颯爽と現れた彼女
あらま!
昨日と違ってえらい綺麗やないの
昨日は仕事の帰りだったため、彼女は会社の制服でした。
イランの会社の制服はたいてい、上から下まで真っ黒。
で、頭に巻くヘジャブも結構タイトで、たいてい顔しか見えてないんですが
プライベートは、しっかりオシャレしてきて
頭もヘジャブでなく、明るい色のスカーフの緩まき
私「昨日と全然雰囲気違うから、一瞬誰かわからんかったわ。めっちゃええやん。」
彼女「そう?ありがと。まぁ、昨日はダサい制服やったしな」
私「ダサいて(笑)」
彼女「いやー、だって、上から下まで黒で隠さなあかんねんで?」
私「でも、あのスタイル嫌いな女性もいる一方で、好きな女性もおるんやろ?」
彼女「好きな人なんか1割くらいちゃう?私は嫌や。宗教とか興味ないし」
私「でも、登録上はイスラム教徒ちゃうの?(笑)」
彼女「せやけど。マジ夏なんか最悪やで。くっそ暑いし。やっぱりGパンにTシャツが最高やろ」
私「でも、冬は暖かそうでええやん。」
彼女「そんな問題ちゃうねん(笑)」
私「え、ちゃうの?(笑)」
彼女「で、どこ行く?エマム広場?スィーオセ橋?」
私「そやな。まずはエマム広場かな」
彼女「OK。ほな行こか~」
と、彼女のマイカーに乗り込んでエマム広場に
お~、昼と夜で、また全然雰囲気違いますな~
最高ですやん
まずは昨日入れなかった宮殿から
入るにはチケットがいるんですが、どうやら外国人は有料で、地元民はタダみたいです
受付で、ボイスレコーダーみたいなのを渡され
宮殿内の指定の場所でボタンを押すと、その場所の説明が流れるものだと教えてくれる
まぁ、観光地でよくある機械です。
私「まぁ、俺には君がおるから、使う必要ないな」
彼女「いやいや、私この遺跡のこと全然知らんよ。」
私「そうなん?(笑)来たことないん?」
彼女「小学生の時に来たことあるくらいやで。そんなん忘れてるわ。
そもそも、こんなTHEイランな建物、私からしたら何もおもんない。」
私「付き合わせてごめんて(笑)」
彼女「いやいや、そういう意味じゃない(笑)もちろん観光客にとって面白いのはわかるから、是非楽しんで。」
こんな感じで二人で喋りながら歩いてると、この世界遺産的な遺跡より、彼女に興味がどんどん湧いてくる
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