【歴史+即興】engrave
大きな宇宙の中の
永い歴史の中の
たった一つの
たった一人の
言葉たち
単一じゃないこの世界で
単一である化学式を以て
単一化されない生き方を
思うようになったのは
愛してる人の死だった
僕も何度も死にかけた
大切な人を失い自暴自棄
人の出入りが激しい
大きな駅で項垂れ座り込む
差し伸べる手などない
大きな心の自己嫌悪
仲間と思ってた奴に裏切られ
大義名分のない自己責任
一言間違ってたら命なかった
働きすぎて気づいたら反対車線
0.01秒 間違えてたら死んでた
類に漏れず今の病気だって
知った時は希死念慮だけだった
ああそれもこれも自己矛盾
パターナリズムとは
真逆な
溶けたバターを我先にと
群がる
今の社会の現状
俺らしく?私らしく?
どこにでもいる
メイク、服装、言葉、アイデアで
求める共感 浴びる瞬間
いいねの数ほど没個性化?
それが自分らしい?
僕は
僕だけの為に生きてない
僕は
僕だけの為に死にたい
僕の歴史なんて
確かに小さな足跡だ
でも
想いと言葉は
刻んでやる
そんな気概もない
堕落した人達が
代表面してる
社会の片隅で
僕は
人生最高の
言葉を残すために
人生最期だと
思いながら生きる
見なよ
そこで人の文句ばかり
言ってる野次馬たち
だらしなさしか放ってない
危機感など微塵も感じない
君たちの言葉より
透明度ある輝き放ってやるさ
危機感ってより危機的なんだ
だから 覚悟が違うんだ
だから僕は 全ての生き様を
©2018 Yuyu#6
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