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「対話」へのスタートラインに立ちました!~2年目の夫婦会議アンバサダー®~

こんにちは。
「夫婦会議アンバサダー®️」のmehme(めーめ)です。
「対話」を通してパートナーシップを育みたい、という共通の目的を持つ仲間と出会って早1年。昨年に続き、『夫婦会議®︎』の体験談を発信する「夫婦会議アンバサダー®︎」として活動することが決まりました。

この1年間の間に「産後の夫婦の危機」も経験しつつ・・・今ようやく「対話」のスタートラインに立てている状況です!今回は、そんな私の1年間の気づき・学びも交えながら、活動2年目に寄せる思いを書き残しておきたいと思います。

自己紹介|母親2年目、妻5年目

普段は1歳半の息子の育児をしている私。
会社員で、ヨガ・マインドフルネスのインストラクターも個人開業し行っています。

妻として今年で5年たちました。

夫婦関係が良くなったと感じたのは、結婚して3年目。
妊娠したことがきっかけでした。

そして「産後」に夫婦関係が悪化。
途中1カ月ほど別居状態にも陥りましたが、現在は、良い状態が続くようになってきています。

産後の私は視野が狭かった?

そもそも産後に別居になるほど夫婦関係性が悪化した背景を、少し振り返っておきたいと思います。
当時はコロナとインフルエンザが大流行していた冬。
私は「産後」ということもあり、部屋に引きこもっていました。

とにかく外にでるのが面倒で、気晴らしになるはずの子育て支援センターへの足取りも重かったあの頃。また燃料費の高騰もあり、余分な光熱費を使わずに済む陽の当たる2階の部屋に、子どもと2人きり日が暮れるまで過ごしていました。
※この年の冬は、電気代が例年の2倍でした。

当時を振り返ると「育休の沼」にハマっていたと思います。
ここでいう沼とは、自分の限界を超えて、家事育児に自分の全力を注いでいる状態に「気づかない」ことを指します。

私は学生バイトの頃からずっと、仕事にハマりすぎてしまうタイプでした。筋力体力は少ないものの、免疫が異様に高いのか、体調を崩すことはめったになく、延々と動き続けることができました。
また産前から、ヨガとマインドフルネスの講師業もしていたため、レッスンを実施する(=仕事をする)と自分も回復するという状況でした。
そしてなぜこんな事を書いているのかというと、私の体力がすごいとか、循環ができているなどとアピールしたいのではありません。

これが、夫婦関係の障壁になっていたんです。

どういうことか?

実際のところは「産後」で心身ともに疲労が蓄積し、余裕なんてなかったんです。
その余裕のなさが、「無駄がなく」「合理的」で「感謝を伝える」生き方が正しいと捉える思考になり、「非効率」「無計画」で「無礼」な人をみると腹が立つようになっていました。

ただ「腹が立っていた」という自覚はなく、代わりに私は夫に対してこんな事を考えるようになっていきました。

・どうして同じ失敗を繰り返すの?
・なんで、私のことを労ってくれないの?
・ありがとう、ごめんなさいっていうのがそんなに嫌なの?

「夫婦会議アンバサダー®︎」になったものの、対話のスタートに立てない

そんな私が夫婦の対話メソッド『夫婦会議®』を知ったのは、子どもが6ヶ月になった頃でした。

▼『夫婦会議®︎』の詳細はコチラ


『夫婦会議®』に出会った当初の私は、会議の実践を通じて「夫が対話ができる人に変わってくれる」ことを期待していました。

私が粘り強く対話『夫婦会議®︎』を持ち掛ければ、互いを認め合い、喧嘩ではなく議論もでき、最終的に「対話」ができる関係になれると思ったためです。

そうして縁あって「夫婦会議アンバサダー®」にも就任。これから積極的に活動しよう!と意気込んでいました。

ですが、その直前に夫とまさかの大喧嘩!
子どもと一緒に実家に一カ月近く帰る別居状態になりました。

今だから分かるのですが、私には「休息」が必要だったんだと思います。

疲労回復を後回しにし、家に籠り、なんでも自分で「そつなく」こなし、夫への要求が高くなっていたことに気づいていませんでした。

それでも、「夫婦会議ノート」を利用して互いの価値観をすり合わせた結果、別居を解消することができた私たち。
初回の『夫婦会議®︎』はぎこちなさこそありましたが、夫が私に対して「休息を優先してほしい」と思ってくれている気持ちにも気づけた時間だったと振り返っています。

▼「夫婦会議ノート」の詳細はコチラ

感謝やアドバイスを押し付けていないか?

「夫婦会議アンバサダー®」として、夫婦の対話を意識した生活を送っていると、対話に関して学びや実践、考える機会が増えました。
日々の生活の中の気づきの一つひとつが、自分の見解としてまとまってくる中で、ようやく腹落ちできたことがあります。

それは、常日頃から相手の話を黙って聞くことの難しさと重要性でした。
きっかけは、勤務先の傾聴と対話を繰り返すワークショップでした。
4人のグループで構成され、かつ相手の話を黙ってしっかりと訊くことがメインのファシリテーターの人がいました。

私自身の話をただただ聞いてくれ、深堀してくれるのですが、不思議なくらいスッキリとするんです。じっくり聞いてもらえるという経験をしたことで、こんなことに気づきました。

感謝の言葉を言われても、心を許していない相手から言われると、嬉しくないどころか腹が立つ。
100回ありがとうと言われるより、1回じっくり話を聞いて寄り添ってもらえる人と一緒にいたいと思う。

私も夫も、感謝されたいのではなく、わかってもらいたいのだ。

ということでした。

実際に「夫婦会議ノート」を開いているときの私は、傾聴を意識していました。
でもそれ以外の場面では、夫に対して、「XXしたほうがいい」と口出ししてしまったり、もっと悪いことに「XXしないのはなぜ?」と、聞き方はソフトながら責めるようなことを言っていました。

なので、普段から夫の言葉…ひいては夫を受け入れていなかったんです。
そのため、対話をしようと持ち掛けたときだけ傾聴する姿勢になっても、夫からすれば押し付けにしか思えないのは自然なことです。

そのことに気づいてからの私は、普段の何気ない会話で(「そんなことないんじゃない?」)と思っても、まずは「そんなことがあったんだね」と返すようにしました。

すると、夫も続きを話してくれて、私も夫の言いたいことの本質を知ることができるようになりました。


気負わずメモ感覚で

『夫婦会議®︎』を始めるスタートラインに、やっと立てた

1年かかりました。

でも、ようやく私たち夫婦の間でも本当に意味のある『夫婦会議®︎』がはじまりそうな予感がしています!

2年目のご縁を大切に、これからも「対話」を大切にしながら、私たち夫婦の『夫婦会議®︎』の様子をご紹介していきたいと思います。

よかったら時々読みに来てくださいね!


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