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それぞれの修学旅行事情〜mu編〜小学・中学校の巻



 そら🌎さんの記事を読ませていただき、千世さんが「修学旅行事情」を募集をされていることを知りました。面白い!みなさん、いろんな場所に行かれて、いろんな体験をされてみえる!とてもワクワクしました。と思ったら、まゆさんも書かれている!

 それで、わたしも思い出をつづりたくなりました。いい機会をありがとうございます。

 けれど、どこで何をしたかは、思いっきり、忘れていました。それでも、そのときどきに感じたことは覚えています。そのことを書きたいなと思いました。

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 さて、愛知在住のわたしは、小学校の修学旅行で、三重県の伊勢志摩方面に行きました。伊勢神宮には行ったと思うのですが、全く記憶になく、夫婦岩と真珠記念館の思い出がぼんやりとあります。海がキラキラと輝いていて、とてもきれいでした。

 当時のわたし、家族とは別でお泊まりするのは、人生初の経験。よい子の仮面をばっちり被り、学級委員を務める、優等生。自他ともに厳しく、頼りにされてましたが、ビシバシと注意して、煙たがられてもいました。小さな先生の気分だったのでしょう。けれど、本当は新しいことをするのが、とても苦手で、びびりなタイプ。加えて、おねしょの心配も、まだあるころでした。

 当時、わたしのうちのトイレは外でした。だから、怖がりのわたしは、つい、我慢してしまうわけです。お化けが怖かったのです。どういうわけか、わたしの周りには、そういうのが、みえる人が多くて。でも、わたしはみたくない。でも、みえちゃうかも。それは困る。それで、トイレにも行きたくない。それで、朝になると、布団に見事な地図ができちゃってる…身体の機能の不具合もあったんでしょうね。厳しく育てられましたが、おねしょで叱られたことはありません。

 話は戻って、一泊二日の旅行、宿泊施設は、浜千代館。夜、緊張して、眠れません。でも、そんなこと、誰にも言えなくて。優等生ですからね。母が先生に伝えてくれたようですが、「大丈夫か?」と言われたら、「大丈夫です」としか、言えませんでした。

 夜中、何度も、トイレへ行きました。ちょっと、怖かったですが、薄暗くとも、灯りがあり、先生もいたので、安心でした。そのとき、何回も会う男子がいて、「あぁ、あんたもかぁ」と仲間意識が芽生えました。しかし、互いに知らんぷり。

 結果、ほぼ完徹で朝を迎えました。幸いにも、おねしょはしませんでしたが、もう寝不足でふらふらです。旅行の前の日も、緊張からあまり眠れなかったので、眠くて眠くて。歩いていても、信号待ちで止まるたびに寝てしまう始末。それでも、誰にも言いませんでした。

 寝不足だと、頭が痛いんだとか、気持ち悪くなるんだと、それで学習しました。帰りの近鉄では、当然、爆睡していて、持っていったおやつは、全て持ち帰りになりました。おやつを食べるタイミング、そこしかなかった。

 楽しいというより、試練の修学旅行でした。



 中学では、ニ泊三日、新幹線で関東に行きました。順番は定かではないですが、国会議事堂、日光、華厳滝、東京ディズニーランドだったような。忘れている場所もありそうです。そうそう、このときは、そんなにおねしょの心配をしなくともよくなっていました。

 日光東照宮の眠り猫を、うすらぼんやり覚えています。かわいかったです。徳川家康は、愛知の三英傑のひとり。性格的に、わたしに一番近い気がしました。粘り強さといえば、きこえはいいけれど、しつこさですよね。しかも、当時のわたしのあだなは「たぬき」でした。見た目から付けられたものですが、たぬきおやじの異名を持つ、家康公に親近感が湧きました。

 バス酔いしやすかったので、華厳滝に行く途中のいろは坂は、しんどかったです。道が、うねうねなんですよ。しかも、心霊スポットでもある、華厳滝がとっても怖くて。どうして、こんなに苦労してまで、行かなくちゃならないんだと、ふてくされていました。滝に着いても、バス酔いから解放されず、滝をちらりとみて、あとは、帰り道の心配をしていました。

 東京ディズニーランドは、楽しかったです。でも、帰る時間になっても、同じクラスのある班の子たちが帰ってこない。どうやら、夜のパレードをみていたようです。それで、うちのクラスだけが居残ることに。

 ホテルに着いても、連帯責任ということで、クラス全員が廊下に正座で、先生方からきついお叱りを受けました。わたし、内面では怒りの炎が燃えてました。けれど、何も言えず。後日、その子たちから、お詫びにパレードのミッキーの写真をもらい、複雑な気持ちになりました。どうせ叱られるなら、わたしもパレード、見たかったなぁ。

 あっ、ここまでの修学旅行によい思い出があまりないですね…変なことばかり、覚えているようです。

 でも、思い出は流れ出るように、湧いてきています。それで、高校の修学旅行も書きたくなりました。たぶん、続きます。お付き合いいただけたら、幸いです。


修学旅行事情、書きたくなっちゃった方、今回の参加条件は以下の通りですよ♪

〈必要条件〉
・お住まいの都道府県を記事中に明記
・ハッシュタグ「#修学旅行事情」
・当記事(千世さんの)のリンクを貼る

千世さん「それぞれの修学旅行事情」より


読んでいただき、ありがとうございました♪



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