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授業準備の効率化!~アクティブラーニングで授業中が宝箱に~

「明日の授業準備しなきゃな…」「あっ…もうこんな時間」

このようなことを思ったことはありませんか?

実は『アクティブラーニング』というすでに聞き飽きた言葉が解決してくれます。

「いやいや、アクティブラーニングくらい全員やってるよ」って思ったあなた。



その通りです!



私もずっと取り組んでいたのに、残業続きで過労死ラインの倍は働いているという状態でした。

そんな私も、いまでは授業準備の心配をすることはなくなりました。

というわけでこのページでは、教員の世界では耳たこな言葉『アクティブラーニング』を生かして授業準備を効率化させる方法を解説していきます。

この記事を読み終える頃には、児童の下校時に一日の達成感を心から感じ、放課後が至福の時間に思えること間違いなしです。


概要

  • 放課後の授業準備は残業に直結する

  • 脳のゴールデンタイムは先生も一緒!その時間に一番大切な仕事(勉強)をしよう!

  • 授業準備の最高の環境は『授業中』にあった

  • アクティブラーニングを活用して授業中は『ガイド役』に徹しよう

授業準備は下校後には出来ない!~先生の勤務時間を考えよう~

Q.あなたは授業準備に何時間平均で使っていますか?

児童が下校した後に、授業準備をしている先生が1~2時間以上費やしているという場合、長時間労働確定してしまいます。

なぜならば、児童の登下校前後に授業準備をする時間は設けられていないからです。

≪ある教員の一日を想像してみましょう≫

【勤務時間8:20~16:50の学校に勤務している高学年担任のYさん】

  • 登校時間…8時がピーク(それに合わせて出金するとすでに勤務時間外)

  • 下校完了時間…16:10頃(「さよなら」してもすぐには下校しませんよね)

  • 日々の授業準備…2時間

このような一日を送っていると、Yさんに残された時間は40分
下校後の時間をすべて翌日の授業準備に使ったとしても…1時間20分の残業が確定です。
特に、小学校の先生は一日に準備しないといけない授業数がMAX6時間

と考えるだけでも涙が出てきませんか?

もちろん、仕事はそれだけではないので、残業時間は2時間、3時間、4時間………とどんどん増える一方(-_-;)

≪授業準備は授業中にするべき≫

その理由は、以下の二つにあります。

  • 脳のゴールデンタイムを最大限いかすため

  • 児童の様子を見ながらリアルタイムに計画をするため

>脳のゴールデンタイムを最大限いかすため

脳科学の研究において、脳のゴールデンタイムが以下の2つだという事が分かっています。

このゴールデンタイムに一番大切な仕事(勉強)ができていますか?

もしそうではなければ、その仕事を下校後に行うことは非常にもったいないと思います。

脳が働く最強の時間帯は2つある|ダイヤモンド・オンライン|著・池田義博

>児童の様子を見ながらリアルタイムに計画をするため

授業の準備を児童不在の教室や職員室で行うのは非常にもったいない…

授業中に授業準備ができれば、

  • 児童の様子を見ることができる

  • 学習の進度を見ることができる

  • 教材の準備を手伝ってもらえる

これを可能にするのが『アクティブラーニング』なのです。

授業中の仕事を可能にする方法~アクティブラーニング~

Q.『アクティブラーニング』とは?

まず、アクティブラーニングの定義を簡単に確認しましょう。

アクティブラーニングは「学習者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る教授・学習法の総称」

新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~(答申) (平成24年8月28日)用語集より

(学習形態:フィードワーク、実験・実習、ディスカッションなど)

≪アクティブラーニング中の教師の役割≫

【一斉授業】 伝達者(学習内容を教える)
【アクティブラーニング】 ガイド役(学びを支援する)

アクティブラーニングの授業では、教師は『ガイド役』になることができるので、最高の環境の中で、次時の授業準備に取り掛かることができるのです。

≪『ガイド役』に徹しないと最高の環境は作れない≫

ただし、以下の特徴のある教師にとってガイド役に徹することは簡単なことではありません。

  • 授業中は授業に関することしか教師もやってはいけない

  • 子どもが勉強が分からないときは教師が教える

  • 子どもが困っていたら教師が助ける

上記に当てはまる先生はとても素敵な先生で、子どもからも保護者からも信頼されているのだと思います。
しかし、このままではガイド役に徹することはできません。

ぜひ、本当に教師しかできないこと以外は子供たちに任せてみてください。

そして、子どもたち同士で生き生きと学習している様子を見て、教師が邪魔してはいけないのだと感じ取ってほしいと思います。

#寂しくても我慢ですよ
#授業は成功しなくてもいいんです

そうすれば、必ずガイド役に徹することが楽しくなってます。

まとめ

  • 放課後の授業準備は残業に直結する

  • 16~19時の脳のゴールデンタイムは、一番大切な仕事(勉強)をしよう!

  • 授業準備の最高の環境は『授業中』

  • アクティブラーニングを活用して授業中は『ガイド役』に徹しよう

今回のページでは以上のことを紹介&解説しました。

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