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黒ひょうリュックで神津島に行きヤシメンズを買ってきた話

何泊かの旅行に行けそうな、でも、そこまで大きくないような…そんなリュックを探してた。

そして見つけたのが、黒ひょうリュック。結構いいお値段で三郎さんに誕生日プレゼントとして買ってもらう。誕生日、半年先だけど。

黒ひょうリュックを背負ってわらびさんと神津島へAM9:00頃

黒ひょうリュック、ちょうど出発の何日か前にフィンランド土産でもらったククサ(木のカップ)を持って神津島へ。星を見ながら温泉に入るために。初の調布飛行場を利用。
飛行機…小さい。20人乗り?

チェックインのときに、体重を記入。
バランスをとるためらしい。命懸けでサバ読む人とかいるのかな。私もわらびさんも、カバンは預けず手荷物で持ち込む派だ。

今回は預けた。なぜなら黒ひょうリュック、顔部分が大きさ制限に引っかかった…

60分ほどの空の旅。都内から神奈川へ、上空から鎌倉〜江ノ島を眺める、その先からはずっと海。その後、うとうとして寝落ち。

神津島が見えてきて、何となく起きるAM10:00ぐらい
島の周りがブルーに囲まれてて綺麗、でも眠い。また寝る。ドドドドドド…ゴンっ!結構な振動で起きた。わらびさんは着陸態勢に入ったぐらいからうぐうぐ吐き気と闘ってたらしい。

神津島到着。天気は曇りで小雨。星空は諦めた。今回は、神津島唯一のホテルを予約している。ホテルの方が空港まで迎えにきてくれた。車の中で衝撃の事実を知る。

温泉施設は修理中で閉鎖中。

星空、温泉、今回の旅の目的が到着30分以内に消えた。

目的が消えたので、荷物をホテルに置いてからどこ行こうか練り直す。よし、今回の旅の目的は島寿司にしようと決め、ランチへ。海岸沿いを歩いてお店へ向かう。その時、見つけてしまったのだ。

シーグラスが…いっぱいある!シーコーミングに夢中なAM11:00ぐらい

レアな青色もある!!由比ヶ浜にある鎌倉島のカーネルさん(シーコーミングの達人)曰く、濃い青や緑のシーグラスはレアらしい。あと緑もレアって言ってたっけな。ペットボトル主流なので、昔より少なくなってることは確かだ。

もくもくと拾う。拾っているうちに綺麗な貝も見つける。拾う。神津島、シーコーミングの聖地です。

小雨の中、誰もいない海岸、中腰で横移動で拾いながら、会話もなくカニのように移動。

そんなことしているので、閉店ギリギリに寿司屋に滑り込む。島寿司食べれた!再設定した目的もここで果たしてしまった。

ごはんの後、観光局で、手ぬぐいスタンプラリーを買って、神津島の一番の繁華街をうろうろ。スタンプ集め。商店街の各店舗や神社にあるスタンプを手ぬぐいに押していくイベントだ。「すいませーん、スタンプありますか…?」と尋ねるとお店の人が出してきてくれる。手間とらせてちょっと申し訳ない気分。

中心地には、アニメイト(という名のスナック)があった。地元のパン屋もあったので、菓子パンを買う。わらびさんはパンの耳の詰め合わせ買ってた(なんで?)。

ケーキ屋さんがあった!PM2:00ぐらい

本当に昔ながらのケーキ屋さん。ジャムが挟まったケーキとか、普通のチーズケーキとか、子供の時に好きだったケーキが並んでる。ケーキ購入。

ねぇ、どこで食べる?
地図を開く、多幸湾という幸せそうな場所を発見した。そこで食べることにした。雨の中、バスで多幸湾に向かう。

海を見ながら、ケーキを食べる。
多幸湾の湧水も飲み放題。ククサここでデビュー。
贅沢な空間と時間だった。


雨、けっこう降ってるけど。

またバスで中心地まで戻ってきた。
そこで大雨、走り抜けてお土産屋さんに避難。

このたまたま入った土産屋さんがアツいPM4:00ぐらい

売ってる物がほとんどデッドストックではないかな。もう作ってないと思う。あと、新島のお土産もあった(隣の島)。

神津島、何かと間違えられる島で、わらびさんも旅行前に、
「新島楽しみですね!」
「神津だよ」
「あ…」
をよくやってた。あとは、観光情報webサイトでも、いきなり式根島の宣伝になっていた。何故だ。



わらびさんと最強に盛り上がったのはヤシ面。
値段もお得で大きいの300円、小さいの100円。ヤシ面(大)を全種類お買い上げ。

(お店の人)「…目が取れてますが、大丈夫ですか?」
(わらびさん)「あ、ぜんぜん大丈夫です。」

目が危うい1体を含む3体のヤシメンズを手に入れた。

雨宿りのためもう一走りして観光局の建物へ。ここで、ヤシメンズと写真撮影などして大笑いしてるうちに雨上がる。


早めにホテルへ帰ることにしたPM5:00ぐらい

夕食は金目鯛フルコース。量もバランスも満足だった。神津島ホテル、おすすめです。

大浴場もある。温泉なかったから大浴場でゆっくりしよう。おっ!2人しかいない(この日、たぶん宿泊客は私たちだけだった)!わーい。ポチャン。

ぬるいね。
ぬるいとゆーか、寒いね。
どうする?
言いに行く?

ゴーーー
いきなり温かくなってきた。
タイミングがいいのかわるいのか。

その後部屋に帰り、再び、ヤシメンズ並べて笑う。寝る前に、おもしろい話になった。

おもしろい話聞きたい?
聞きたいです!
白い犬がいました。とても真っ白な犬で全身真っ白。耳から胴体から尻尾まで真っ白でした。おしまい。
…え?
…お(尾)もしろい話。
…あー。
おやすみ…。

次の日の朝、太陽の光が差し込んで起きるAM8:00頃

いい天気とわかり嬉しくなる。隣にはわらびさんとヤシメンズ。

神津島には天上山という山があるらしい。ここ登る?という軽いノリで予定が決まった。突然の登山にも対応できる我ら。全荷物背負って6時間ぐらい。この黒ひょうリュックは幸せ者だと思う。デビューが天上山!それにしても、神津島の地名は天上山や多幸湾などなどかっこいい名称が多くないですか?

登山口までタクシーで行ったAM10:00ぐらい
ホテルから6000円ぐらいかな。そこから登山開始、山登り自体は大したことない、ただ、この天上山は頂上が広いのだ。ゆっくり回ると3,4時間はかかりそう。飛行機の時間があったので2時間でささっと回った。頂上で記念撮影をした。



山頂に砂漠がある。
トイレが…思ったよりない。
ハートの池があるらしい。これか?

あと、食べ物もない。あ、昨日買ったパン!ここの伏線だったのか!
ハートの池?を眺めながらパンを食べる。

「パンの耳もあるんで、足りなかったら言ってください。」
忘れてたパン耳も登場!

帰路は、神津島全体を見下ろしながら下山。壮大な景色で気持ちいい。が、足元注意。けっこう傾斜がある。

思ったより早く下山できたPM2:00頃

お土産屋さんでグァバアイスクリームを買って食べる。ここで思い出した手ぬぐいスタンプラリー。やばい多幸湾スタンプ押してない。ということで、まさかの2日連続の多幸湾。湧き水何杯も飲んだ。

バスの予定時刻の関係で少し時間があるので、ここでもシーコーミング。もくもくと拾う。でも、1日目の海岸の方がシーグラスだらけでわくわくだった。

そろそろ帰りの時間なのでバスで空港まで向かう。帰りあまりにシーグラス拾いすぎたのか荷物超過料金を払い飛行機に乗り込む。お土産買うなら、伊豆諸島は行きは飛行機帰りは船がベストなのではないだろうか。

神津島ので何してきたの?と聞かれると天上山に登ってきたと答えるだろう。でも、一番記憶に残ってるのは、雨の中、多幸湾でケーキ食べたこと、ヤシメンズ買った瞬間だったりする。旅って不思議。

自分へのお土産はスタンプラリー手ぬぐい(スタンプは半分ぐらい集めた)とシーグラス(大量)


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